先生との距離が近く、OTにぴったりな大学:目白大学保健医療学部作業療法学科の口コミ

在校生 / 2018年度入学

先生との距離が近く、OTにぴったりな大学

2022年03月投稿

認証済み

• 
• 4.0

[講義・授業 5｜ 研究室・ゼミ 4｜ 就職・進学 5｜ アクセス・立地 2｜ 施設・設備 3｜ 友人・恋愛 5｜ 学生生活 3]

保健医療学部作業療法学科の評価

• 総合評価

  良い
  作業療法士になろうとしてる学生にはとてもいい大学だと思います。先生方との距離が近く相談しやすくて、先生方が色々気付いて配慮や気遣いをしてくれます。病院実習も実習前に全員実習担当の先生と必ず面談し、不安なところや特性、何より学生によっては身体ハンデなどで配慮が必要な場合があるのでそこを確認し、場合によっては実習が始まる前に実習先に大学の先生が相談を先にしてくれます。そして、実習終わってからまた実習担当と全員面談をし、振り返りをします。病院実習が終わり、4年の9月からの国試対策もほぼ毎週模試をおこなったり、国試に特化した集中講義(特に解剖学)があったりと全員が国試に合格できるように全力で先生方がサポートします。国試の合格率は去年を除けば例年全国平均より上を保っていますし、今年の自己採点会の感じだと、全国平均より上の合格率に戻りそうです。そして、就活もゼミ担がしっかりサポートするので、自分に合った就職先から内定を頂けます。交通の便の悪さとご飯を我慢すれば充実した大学生活を送れます。実習がなんとかなり就活がうまくいったのは先生方のおかげなので、この大学に入る決断は間違ってなかったと思います。
• 講義・授業

  良い
  どの教授も分かりやすく優しくてユーモアがある面白い先生方で、身体領域の授業では実際に体を使いながら教えていただけるので、臨床の時に役立つ部分が多いです。病院実習もしっかりあります。基本文系が集まる新宿キャンパスに引っ張られて、こんな大学知らないから評判悪そうと一般的に思われがちですが、通った側としては新宿キャンパスと医療系が集まる岩槻キャンパスは完全に別物なので、正直、新宿キャンパスとは一緒にはされたくないです。新宿キャンパスは一般企業に知られてなくて、大学の役員会でも就活がうまくいかないと漏らしてるみたいですが、岩槻キャンパスはみんな真面目ですし、医療現場ではかなり有名な大学で、就職先もたくさんあります。そして、大抵の学生がすんなり内定します。
• 研究室・ゼミ

  良い
  全員ゼミ配属の希望を第6希望まで出し、3年の春学期開始と同時にどのゼミになるのかの発表があります。ゼミは国試対策と病院実習・就活のサポートが主で、卒論は選択科目なので、卒論をやる場合は卒論もゼミ担がサポートします。ゼミによって国試対策という意味で活動が積極的なところとそうでないところと分かれます。自分のゼミは国試対策にそこまで積極的ではありませんでしたが、自分のやりたいように国試対策が出来たという意味では自分に合ったゼミだったと思います。また、ゼミのグループラインもあり、ゼミ担任も含めみんなしてすごく仲のいいゼミだったので、どう国試対策を進めてるかとか、励ましあったり、国試当日も朝ゼミ担から、「いつも通り、リラックスしてやれば大丈夫だからいつも通りやってこい！」と連絡がきたりとたくさんの連絡をよく取り合ってました。
• 就職・進学

  良い
  まず、就職先についてですが、国試に受かれば就職先が決まらないことはないと思います。自分の学科は国試合格組は毎年どこかしらに全員内定しています。今年も国試安全圏組は去年の時点で内定を決めてる子がほとんどですし、国試終わってから就活しても間に合うので、学科の国試対策の模試の点数が危ない組は就活をしてる場合じゃないのでその子達は国試終わってから就活をするのが自分の学科では当たり前です。求人票も病院や老健、小児などかなりあるのでやりやすいです。サポートは一番理解してくれてるゼミ担が履歴書の添削から面接練習まで全て行います。私の場合、小児科医のゼミ担で元々先天性の小脳低形成で身体発達が遅れて劣ってる部分と大学3年でアスペルガーも発覚し、ゼミ担に全部見透かされてて実習も就活もサポートがかなり入ってました。実習は握力が普通より弱く、バランス感覚がなくて、階段も苦手なので力がいるトランスファー等を入れない形で進めてほしいと実習先に相談してくれてました。学年で一番難航するかもと言われてた就活もアスペルガーと身体ハンデ部分を先回りで全部考えてくれていたので、去年の時点で大規模な病院に一発内定を頂けました。
• アクセス・立地

  悪い
  最寄り駅は岩槻駅か、東川口駅か浦和美園駅でそっからバスです。正直、立地は悪いです。特に東川口駅と浦和美園駅からのバスの本数が少なめです。たまに、バスがかなり遅延(25分遅れ)してる時があります。その代わり、車と自転車通学がOKになってます。周辺で遊べる場所は駅まで戻らないとないですね。
• 施設・設備

  普通
  勉強関連の施設、設備は充実してるので、国試対策をするという意味では十分だと思いますが、唯一微妙なのはご飯関係です。コンビニはデイリーヤマザキが入ってますが、基本売ってるのはパンとおにぎりとインスタントスープとインスタントラーメンとアイスクリームとお菓子と文房具関連で、おかず系が全然ありません。さらにコロナで今はお湯提供がストップしてるので、お湯が必要なインスタントラーメンとかは今は買っても意味がありません。電子レンジはあるので、今は電子レンジで温められる形式のと、おにぎり、パン、アイスクリーム、お菓子、文房具関連のみです。学食はコロナでほぼストップ状態で他にあるのはパン(自販機パターン)と、揚げ物と31アイスです。コロナがなくても学食は毎日4パターンくらいなのでやっぱり充実してないと感じます。なので、駅前のコンビニでチンできるのを先に買ってくる子や家で弁当を作ってくる子もけっこういます。
• 友人・恋愛

  良い
  各学科人数がそこまで多くないので、学科みんなで同じ授業を受けたりするので最初からみんな仲良しです。スタートアップセミナーという岩槻キャンパスの新入生が全員同じホテルに泊まって仲良くするきっかけになるイベントが新一年は最初に必ずあるのでそこで一気に学科で仲良くなって続いてく感じです。自分達はスタートアップセミナーの時に学年のグループラインを作りました。なので友人はすごく作りやすいです。恋愛は分かりませんが、同級生同士で恋愛してる子もいました。
• 学生生活

  普通
  サークルは活動をかなりしてるところとあまりしてないところがありますが、珍しいサークルから定番のサークルまであるので、自分が入りたいサークルは見つけられると思います。もちろんサークルに一切入らない子もいます。自分は音楽部のベース担当とSCOPSという主に発達障がいの子達と遊ぶサークルを掛け持ちしてました。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  1、2年は一般教養と基礎科目が主です。1、2年で大変なのはレポートです。生理学のレポートが毎週あるので友達と教え合いながらやります。ただ1、2年の生理学をのりきればレポートはあまりありません。そして、1年から2日×2か所ですが精神と身体の病院実習もあります。2年の病院実習は精神4週間、身体4週間です。3～4年の病院実習は精神8週間、身体8週間、地域2週間です。あとは、3年から専門科目が多くなり、話し合いの授業も出てきます。自分的には1、2年で取れるだけ単位を取っといた方がいいと思います。
• 学科の男女比
  4 : 6
• 就職先・進学先
  公的機関・その他
  県内の病院です。職員の個性を大事にする配慮の体制が整った病院で、脳性麻痺の作業療法士さんもいます。
• 志望動機
  私は31週の早産で産まれて、「リハビリをしないと歩けないかもしれないし、リハビリをして歩けたとしても身体発達は遅れるし劣る」と言われ、作業療法士さんのリハビリを1年受けて歩けるようになりました。理系の学科で考えてたときに、それまでの先生もずっと身体面を配慮してくれてて自分も人助けになる学科に進みたいと思い、医療系の学科に進むことにしました。そして、今普通に歩いて生活が出来てるのは作業療法士さんのおかげなので恩返しになればと思い作業療法学科に進みました。この大学に入ったのは自分の受験の年は補欠の回りが悪い年で、例年だったら昭和と杏林が補欠が回る位置にはいたのですが、結局補欠が回ってこなくて目白大学にしました。