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私立東京都/西武柳沢駅
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卒業生 / 2012年度入学
学問は広く浅く、人間関係は深い大学
2016年10月投稿
- 4.0
[講義・授業 4| 研究室・ゼミ 3| 就職・進学 3| アクセス・立地 4| 施設・設備 1| 友人・恋愛 4| 学生生活 -]この口コミは投稿者が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。経済学部経済学科の評価-
総合評価良い私が入学した時には、現在の経済学部・法律学部の元となった、政治経済学部でした。この学部の良かった所は、1年時から政治・法律・経済・経営の4分野で自分の興味のあるところを好きに選んで学び始められた点です。1年から色々な分野を学べるというのは重要で、視野も広がりますし、自分が本当に学びたい学問かどうかを早くに判断することができます(例えば「経済学っていう面白そう」というイメージだけで入って、後から実際に学んで後悔するパターン。そのような状況でも対処可能です。私の場合は経済学が思っていたより思っていたより面白かったのでそっちに力を入れる事ができました)。また学問というのは複雑に絡み合っています。経営学に近い会社法も、法律という側面も持っています。そのような科目を学ぶ場合も、早くからそれぞれの学問分野の基礎を学んでおく事で土台ができていれば、より理解を深める事ができます。政治経済学部の最大の強みは多少のルールは当然ありますが、この4分野を1年?4年まで一貫してほぼ自由に学べる所にあります。今はこれが2学部4学科になりましたが、他学科履修などの制度もありますから、広く学ぶ事ができると思います。
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講義・授業良い上記にも書いた通り、広い範囲を学ぶ事ができます。また教授(先生)たちも良い人達が多く、生徒と教師の間はかなり近いように感じます。学問も、経営学の場合はですが、教科書をひたすら読んで暗記、というよりは学んだ事をいかしてどう考えるか、どの企業はどんな戦略を考えているのか分析、等「学ぶより使う」実践的な事を多く取り入れたりしています(私が印象に残ったのは広告論という講義で、最初は座学から入り、最後は自分たちは本学の広報という設定で、本学を世間の人達にどう認知してもらうのか考えて、それ用の材料(CMだったら自分たちで動画を作る)を作り、実際の大学広報の方の前で発表、そこからフィードバックを受けて更に学びを深める事をしました)。一方で広い範囲を学ぶにはもってこいの大学ですが、1つの分野に対する深さ、というのは他大学に比べると足りないように思います。他大学にいった友人と経済学の話をしていても、同じ名前の講義を取っているはずなのに知らない事がでてきます。その為、色々な分野を広く学びたい!という方には良いかもしれませんが、特定分野を極めたい!という人には向かないように思います。
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研究室・ゼミ普通これは上記で書いた教授たちが良い人達という点にもつながりますが、学ぼうという意欲があればいくらでも応えてくれます。また私が所属していたゼミは、首相官邸や原発など、在学中でしか行けないような所に行ったり、政治家の方に具体的に話を聞きに行ったり、と極めて刺激的な経験が多かったように思います。卒論のテーマもある程度私が書いたい内容のものを書かせてもらいました(その代わり厳しかったですが、、笑)。ゼミの制度も、2年時からプレゼミという、ゼミの準備段階の科目がある為、やりやすいように思います。一方で何度も書いていますが広い範囲を扱っている分、どうしても1つ1つの分野のゼミの数は少なくなりがちです。何が言いたいかというと、人気の教授や学問分野は入るのに競争率が高まり、不人気の所は残ります。当然1つのゼミに入れる人数は限られているので、もし入りたいゼミから漏れてしまって残ったゼミが自分の興味のない分野のゼミだったりすると絶望的です。本学ではゼミは必修科目となっていますから、そうなってしまうと例え興味のない分野でも強制的に受けざるをえない状況になってしまいます。
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就職・進学普通就活のサポートは充実していると思います。2年時から大学が勧めるインターンシップに参加できる他、SPI(就活版筆記テスト)の講義や、キャリア担当と一対一の面談はいつでも受け付けている(人も指定できます)など、頑張っている方なのではないかな、と思います。またこれも競争率が高いですが、就活用に特定スキルを底上げするような、サブゼミのようなものもありました。しかし一方で中々実績はまだ追いついていないように思います。OBの数が少ない事が原因かもしれません。私も行きたい会社にOBがいなくて苦労しました。最近は徐々に良くなってきているようにみえますが、大学のネームバリューや過去の実績から鑑みると、就活の面では同じ大学のマンモス大学にはまだまだ至らない状況といえると思います。
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アクセス・立地良いこれはキャンパスにもよります。本学は武蔵野キャンパスと有明キャンパスの2つがあります。武蔵野キャンパスは駅から遠く、周りには少しのコンビニとサイゼリヤぐらいしかないような田舎にあります。落ち着いてはいるのですが、遊んだり食事をしたり、と考えるとどうしても見劣りしてしまいます。一方で有明キャンパスはお台場ですから遊ぶところもたくさんあります(ダイバーシティやヴィーナスフォート、ジョイポリスなど)。また国際展示場が極めて近い為、色々な展示会を見る事もできます(それが就活の際に道を選ぶきっかけになったり)。食事も美味しくて安い所が多くあります。有明の弱点は交通費が高い(りんかい線、ゆりかもめ共に)事ぐらいでしょうか。
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施設・設備悪いこれもキャンパスによりますが、この部分はこの大学は他大学と比べると極めて弱い部分だと思います。まず武蔵野キャンパスは自由に使える防音性のピアノ個室がたくさんあるなど、一部の人にとっては良い設備もありまさが、パソコンが圧倒的に足りていません。有明の場合はピアノ等、一部の人が得をするような設備もなければ、パソコンも足りず、もっといえば講義用の教室も足りていません。特にパソコンは学生にとって必需品ですから、これが足りないのは痛いとしか言いようがありません。最近有明キャンパスは、新しいキャンパスとなる建物を増やしたり、学生が自由に入れる共有スペースにパソコンを置くなど対処をしていますが、焼け石に水状態です。それでもまだ大学側が危機感を持って対処に力を尽くしてくれているだけマシかとも思うのですが、現状では学部も毎年増えていますし、厳しい状況なのではないかな、と思います。
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友人・恋愛良い大学には多数のサークルがあり、そこに入ると同じような趣味の人達と出会う事ができると思います。また何か新しい挑戦をする際にも良いきっかけになるのではないか、と思います。講義の部分でも書いたように、講義は実践的な内容が多いですが、その課題をこなすこは班でやる事が多く、教授が勝手に班をランダム編成で組んだりする事から、男女問わず友人はできやすいように思います。私の場合は卒業した現在でも、同じ学科の友人やサークルの友人、ゼミの教授とは関係が続いています。その事から関係が続く程度には仲良くなれるのではないでしょうか(笑)。ただ、大学内での恋愛、というのはあまり耳にしなかったように思います。聞く話は大体大学内ではなく、大学外と大学内のカップル、という話が多かったように思います。その点からいうと、恋愛についてはそこまで活発ではないのかもしれません。
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容私の場合は最初に基礎的な経営学、経済学から学び始めました。経済学とは人間や市場の行動や心理を数値的に分析する学問です。経営学とは、どのような商品が売れるか、どのぐらいの値段が適正か、どこで売れば売れるか、どのように寺社や製品を認知してもらうか、といった事をベースに物の売り方を考えたり、ライバルとどう差をつけるか、どのぐらい売れたら利益になるか、売れた際の記録はどうつけるか、などを学んでいく学問です。そこで学んだ基礎をもとに、統計学や世界経済、金融、過去の事例(経営史や経済史)、法律、マーケティング、会計などより広い学問範囲に展開し、そこから更に枝分かれしていくイメージです。上にも書きましたが、社会系の学問は色々な範囲が複雑に絡み合っています。その意味では広い範囲を学ぶということは、社会を見つめる、社会について勉強する、という事でもあると思います。
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就職先・進学先中堅IT
投稿者ID:218826
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