運と積極性の両方が必要とされます:法政大学法学部法律学科の口コミ

在校生 / 2018年度入学

運と積極性の両方が必要とされます

2020年10月投稿

• 
• 3.0

[講義・授業 2｜ 研究室・ゼミ 4｜ 就職・進学 4｜ アクセス・立地 5｜ 施設・設備 4｜ 友人・恋愛 2｜ 学生生活 5]

法学部法律学科の評価

• 総合評価

  普通
  他の大学に比べてここが取り分け素晴らしいと紹介できるポイントが全学生にあるわけではありません。少なくとも自分の興味が向いている分野ではお伝えできません。ただ法律学科は卒業論文、卒業研究に相当する課題がありませんのでそういう意味ではこの学校のこの学科だからこそ楽だと言えます。
• 講義・授業

  悪い
  必修であってもクラスごとに強制でコマを割り振られる場合があり、法学の授業は翌年次に別の講師の同一単位の授業を履修したら前年度にはない参考書を扱うなど内容が大きく違ったため合う合わないを選べないのが問題だと感じました。全学部に共通する体育の授業も学科によっては一切運動が無いので、流石に損だと思います。
• 研究室・ゼミ

  良い
  ゼミは充実していますし、見学の機会も相応に設けてくれている場所がほとんどです。2年次以降に利用できるようになりますが必ずしも利用しなければならないわけではないので翌年までに関心の強い分野をゆっくりと考えても良いと思います。
• 就職・進学

  良い
  法学部とはいえ最終的に法曹の道を選ぶ人はとても少数なので、学科に特有のサポートが充実しているかを答えるのは難しいかもしれません。とはいえ学校単位でのサポートは複数の角度から就職や進路を相談できる用意がありますので不足には感じませんでした。公務員試験対策の外部と提携した講座なども積極的に開いてくれているので、案内を探してみると意外な可能性に気づく機会もあります。
• アクセス・立地

  良い
  市ヶ谷キャンパスについては正直これが最大の利点だと思います。メトロからもJRからも数分でアクセスでき、周辺には徒歩数分以内に飲食店街や本、服飾、カラオケ、ゲーセンなど学生生活に関わる大抵の娯楽施設があります。キャンパス生の利用が多いため学割を用意してくれている店も少なくありません。
• 施設・設備

  良い
  つい数年前に新設された校舎での授業が増えたので、そちらについては特に文句がありません。8号館、5号館と呼ばれる古い校舎は一部を閉鎖されるなどだんだんと利用数が減ってはいますが設備が古く椅子が他人のちょっとした仕草で揺れる教室があったので気になります。
• 友人・恋愛

  悪い
  他の大学には大抵クラスというかホームルームがあると高校の友人から聞いたのですが、クラス単位での集まりが最初の説明会以来ありません。極少数の必修授業でのみクラスごとに教室を割り当てられますが、それ以外に必ず関わるという場面が作れないので交友関係を広げたいならば教室の小さな授業を選ぶかサークル等に入るしかないのではないでしょうか。
• 学生生活

  良い
  部活、サークル、同好会、それにも満たない少数の集まりの数はとにかく多いです。学生数が多いため、無造作に校舎中へ貼られたチラシの内容は把握しきれません。その分ある日たまたま見かけた特定のゲーム同好会にふらっと入ってみるなどの機会が多く楽しめます。文化祭も規模が大きくゲストは芸能にあまり興味の無い自分でも知っている人が来る印象です。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  1年次では俗に一般教養とされるものの他、法律についての基礎知識を学びます。クラスで割り振られる法学の授業を1つとっても講師の専門によって内容となる分野は大きく分かれ、それによって興味の差が大きくなってしまうと思いますので運が悪ければ早急に諦めて翌年次に選びなおすことも検討するとよいかもしれません。2年次以降は必修も減り個々の分野に絞った授業が増えますので、学ぶ分野を考え始めるのは2年次が主という印象です。
• 学科の男女比
  6 : 4
• 志望動機
  法律自体にもかねてより興味はありましたが、交通の便の良さで学校を選び、卒業論文が無いという理由で学科を選びました。