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私立東京都/飯田橋駅
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卒業生 / 2008年度入学
コストパフォーマンスが高い!
2019年01月投稿認証済み
- 5.0
[講義・授業 5| 研究室・ゼミ 5| 就職・進学 4| アクセス・立地 5| 施設・設備 5| 友人・恋愛 4| 学生生活 4]この口コミは投稿者が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。理学部第二部数学科の評価-
総合評価良い私は2008年入学、同大の大学院修士課程に進み修士課程を修了致しました。理学部第二部は授業が夜間(16:10~21:10 + 土曜日は日中)に行われています。
ですが、授業のレベルや充実はかなりしております。基礎数学(解析・幾何・台数)~応用数学(統計・離散数学・数値解析)までカバーできているのが特徴です。理学部第一部だと数学科、応用数学科に分かれますが数学科では応用数学にそこまで触れる機会がなく、逆に応用数学科だと基礎数学の講義がそこまで充実しておりません。理学部第二部では、応用数学も基礎数学もすべてカバーできるのが利点です。
また、応用数学だとシミュレーションやPython、SAS、Mathematicaといった解析用ツールや言語に触れることができ、これからAIの人材が不足する中では、AIに必須のスキルを学ぶことができます。
さらに、数学の教員になる人も多いこと、授業でよい成績であれば大学院修士課程の進学も問題なくできます。大学の偏差値で判断すると、悪いイメージを持つかもしれませんが、そんなことはありません。学費も安いですし、しっかり活用すれば今後の人生にプラスになること間違いなしです。 -
講義・授業良い大学一年次、二年次は必修科目(線形代数、微分積分、幾何学、数理統計学、代数学、プログラミング、英語)がありますが、これらはクラス別になります。
講義とは別に演習もありますが、しっかり勉強し活用すれば問題ありません。
また、3年次以降は様々な授業が展開されています。中には最先端の研究をされている先生もおりますし、それにより大学院進学に変わる人も出てくるかと思います。
私は2年次にあったある授業をきっかけに大学院でさらに学びたいと思い、大学院へ進学致しました。二部からもしっかりと大学院へ進学はできますので、講義・授業をもとにしっかり勉強すれば問題ありません。
また、教員を目指す場合は教員採用試験や実務も意識した授業が用意されております。学生のうちに実務を意識して学べるのも本学の特徴だと思います。
あと、必修科目は必ず全て取らないと進級できず、卒業が1年遅れることがあります。第二部の特徴でもありますが、挫折して辞める人もいますし、勉強をしない人もいます。
そういったことに流されず、院生が学部生向けに質問コーナーを開設してますので、積極的に活用して、学習するようにしましょう。 -
研究室・ゼミ良い研究室は一部に比べると少ないですが、とはいえ解析学、幾何学、代数学、統計学、離散数学、教育数学とそれぞれの分野の研究室があります。
研究室によって、ゼミのやり方は違いますが、私のいたところではグループで前期1回、後期1回の発表、さらに夏にはゼミ合宿もあり合宿内での発表もありました。
また、最後に卒業論文を作成し提出する流れになります。 -
就職・進学良い人それぞれですが、教員として活躍する場合の実績は大きいです。授業も実務を意識した形ですし、教員採用試験へのサポートや私学就職のサポートもしております。教員を目指す方は積極的に活用するようにしましょう。
民間企業就職の場合でも学内説明会などありますので、これも活用してください。
また、大学院への進学ももちろん可能です。成績がよければ推薦で院への進学も可能です。大学院へ進学すれば、それこそ大手企業や難関企業への就職も可能になってきますし、企業からの評価も高くなります。 -
アクセス・立地良い最寄り駅がJR中央線、東京メトロ有楽町線、東西線、南北線、都営大江戸線の飯田橋駅からすぐとなります。ですので、池袋や新宿、東京駅、秋葉原駅なども1本で行くことが可能です。
大学近辺は神楽坂なので、高級店が多いですが、ランチが1,000円で食べれることもあり、高級店のランチもおすすめです。
また、学食もあり、神楽坂界隈のなかでは非常に安価で食べられるのが特徴です。 -
施設・設備良い今は建物がリノベーションされていて、トイレや施設、耐震もしっかりしております。
また、理科大にはSASという非常に高価なソフトウェアが入っております。(ターミナル室で使用可能)。
ターミナル室はパソコン室になりますが、授業がないとき以外は自由に使えることができます。インターネットやレポート作成はもちろんですが、SAS以外の高価なソフトウェアも使うことができるのがおすすめです。
企業でもなかなか導入できないソフトが理科大で使用できるのは、本当に良いことだと思っております。これを学生時代にマスターしただけでも市場価値は高い部類に入ります。 -
友人・恋愛良い実験のある工学系や理学部でも物理系、化学系に比べると講義が多い数学科では友人ができる人、できない人に分かれていると思います。
ですが、今では一年次に数学概論というグループ学習を主体とした授業が必修となってますので、そこで友人ができたりします。
私もそこで何人かと友人となり、社会人になった今でも交流があります。人それぞれですが、うまく活用することをお勧めします。 -
学生生活良いサークルもありましたが、私は学部生時代はお昼はアルバイトをしていたので、授業とアルバイトの両立でした。
二部と一部で分かれているもの、合同でやっているサークルなど様々なサークルや部活があるのが特徴です。
イベントは11月に理大祭というのがあり、ミスター理科大、ミス理科大という変わったコンテストもあります(笑)
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容1年次 数学の基礎となる「数学概論(数理論理、全称記号、同値関係)」、「微分積分(1変数)」、「線形代数」、「幾何学」、「情報数学(Mathematica、Tex)や英語、一般科目
2年次 「微分積分(多変数)」、「代数学(群環体)」、「数理統計」、「プログラミング」が必修となります。
特に必修科目の一部は、進級に関わってきますので注意してください。
3年からは、選択科目(一部2年次に受講可のものもあり)を受講し専門的な内容を学習していきます。
また、3年次からは理学部第一部数学科、応用数学科の授業も12単位まで受講可能で、私も実際に活用致しました。
4年次は、卒業研究もゼミになります。
教員を目指す人は、4年次に教育実習が入ってきます。 -
所属研究室・ゼミ名宮岡研究室
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所属研究室・ゼミの概要前期:Mathematicaを用いた数学のトピックについてゼミで発表
文献は何冊かあり、その中から選ぶ形となる。
夏季:合宿で統計学に関するトピックをまとめて発表する。
後期:SASを用いた統計学のトピックについてまとめて発表する。
以上をパワーポイントにまとめて、わかりやすく発表し、質問にも答えられるようにすることが目的です。
なかには楽なゼミという意見もありますが、修士進学の人には物足りないかもしれません。 -
面白かった講義名宮岡教授の計算機統計学の講義
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面白かった講義の概要統計解析ソフトSASの実習の授業でした。企業でも金融や製薬に使われているプログラミング言語で、学部でそれに触れられるのは非常に大きかったからです。
実際に、SASを使えるエンジニアは不足しているのが実情です。そのSASに学部で触れられるのは非常に大きなことです。 -
学科の男女比7 : 3
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就職先・進学先同大大学院修士課程
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就職先・進学先を選んだ理由修士課程でもさらに研究したいと思ったことが決め手でした。実際に、修士課程を終えて社会人になりましたが、二部数学科→修士課程に行ったことは大正解だったと思っております。
実際に、二部数学科→修士課程と進んだ諸先輩方も就職は良いですし、また博士課程まで行って研究者として活躍されている方もおります。
そういった意味でも大学院修士課程へ進学したことは非常に良かったと思っております。
13人中12人が「参考になった」といっています
投稿者ID:498079
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