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私立東京都/千歳船橋駅
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卒業生 / 2012年度入学
畜産の全てを学ぶ。修士卒から見た畜産学科
2018年05月投稿認証済み
- 4.0
[講義・授業 4| 研究室・ゼミ 5| 就職・進学 5| アクセス・立地 4| 施設・設備 3| 友人・恋愛 4| 学生生活 4]この口コミは投稿者が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。農学部動物科学科の評価-
総合評価良い自分のやる気次第で学べる学科。現在は動物科学化と学科名が変更されましたが、基本的に学べることは変わらず、元畜産学科の授業では、出てくる動物種が若干広がる程度だと聞きました。今までは、畜産は向かないかも、、、と思っても食品加工を専攻している研究室がありましたので、多少の方向性の違いはなんとかなりましたが、学科編成で食品加工が別の学科に移ってしまったので、慎重に考えるべきです。
他の元農学・バイセラと比べると元気があり賑やかな印象です。
大学院に進む人は少数派ですが、学ぼうとする人にはとことん相手してくれる先生もいらっしゃいますし、私学ですから実験器具や設備は整っていて最高だと思います。 -
講義・授業良い学部入学式の次の日に英語・数学・国語・生物化学の基礎テストがあります。点数が低いと、単位にならない必修授業を受けなくてはいけないので少々面倒ですが、テスト自体はめちゃくちゃ簡単です。
他学科と比べて必修が多いので1,2年はまじめに勉強すると後が楽ですし、3年から配属される研究室は成績順で決まってしまうので、やりたいことがあるならたくさん勉強してください。私語がすごい学年だったので、前から6列目までのマジメな人が座るゾーンにいました。他学科の授業も受けられ楽しいです。畜産学科は授業の課題がほとんど無く、出席と定期テストで決まります。
畜産・バイセラの学生は学芸員の資格を取得して動物園や植物園を目指す人もいますので、学芸員の授業があるのはうれしかったです。教職、司書、人工授精もあります。
大学院は、基本的に2年間で30単位とればいいので、ほとんどの時間を実験して過ごしました。講義内容はマニアックですし、教授の専門分野なので雑学もありとても楽しいです。実験してるから授業に出られません、とのたまう研究室員もいて、私のときは3~10人程度で授業を受けていました。質問し放題で楽しかったですよ。 -
研究室・ゼミ良い研究室は学期末などの繁忙期でない限り、いつでも見学可能です。研究室によって行事や学生の雰囲気が全然違いますし、先生方も授業のときとは雰囲気が全く違うので、ぜひ配属希望を出す前に見学に行くべきです。
室員は一学年30人程度で、大学院生・先生を含めると70人程度でした。私の時は金曜の午後に研究室の授業がありました。
研究室によって飼育管理している家畜が違いますし、方法も違うのでどのくらい研究室にいくかは人それぞれです。私が所属していた研究室はローテーションで月3日、8時~16時前後まで、授業の合間に当番があり、畜舎の掃除、給餌・給水、個体管理、研究室の掃除などでした。実験はやる気があればいつでもやらせてもらえました。
大学院生時代は当番がなく、研究室・実験室で一日中過ごしていました。月1回ゼミで進捗状況を報告し、学会前は予演会って感じでした。研究室の学部生に講義したり実験を教えたり遊んだりとたのしいです。
研究室行事は、大掃除、収穫祭の展示・模擬店、研修旅行、納会、OB会がありました。 -
就職・進学良い私が進学した理由は、教授に薦められたからです。研究室に少なくとも2人の大学院生がいたほうが実験実習の引率や授業・テストのTAで役に立ちますし(笑) 元々大学院に行こうなんて1ミリも考えていませんでしたが、後押しされ、その本当の理由がわかっていても、人間的に成長しすごく価値のある2年間でしたし、感謝しかありません。面倒見の良い教授に師事できたのでしっかり見てもらえたことが大きいです。
大学内進学なので、そこそこの成績と試験の点数、面接での志望動機が話せれば落ちることはまずないです。試験科目は英語、専攻、副専攻の3教科でした。
大学院修了後の就職はバイオ系の技術職と以前から決めていたので、特定派遣で他大学の技術職員をしています。正直な話、この手の分野は狭き門ですし、偏差値の高い大学出身者は五万といるので今の農大畜産でこの分野の正社員は無理があるなと思っています。
農大生は人柄で勝負するしかないと教授がおっしゃっていました(笑) -
アクセス・立地良い本厚木駅から徒歩30分またはバス15分です。バスは神奈中バスなので専用のものはありませんが、一律料金だったかと思います。雨の日のバスは30分近くかかります。多くの人は近所に一人暮らしをしていて、徒歩か自転車です。小高い丘の上なので、どの門から入っても坂道は必ずあります。基本的に自動車通学はNGです。
夜の駅まわりは治安がいいとは言えませんが、飲食店、飲み屋は沢山あります。買い物にも困りません。そのエリア外は田畑と住宅地です。
愛甲石田駅からも通えますが、交通手段は徒歩か自転車のみです。
そもそもアクセスの良い農学部ってものがあるんでしょうかね??(笑) -
施設・設備普通学生会館は新しくなりましたし、セブンイレブンも学食もあります。自転車・バイクは野ざらし・砂利敷きなので雨の後は大変ですが。また、講義棟の空調が集中管理されているため、天気の影響をもろに受けます。
研究棟は各階にフリースペースがあり、パワーポイントも映写できるので発表練習に便利です。こちらの空調は個別管理になっているので快適です(笑)
図書館は世田谷と比べると図書室レベルなので少々残念ですが、専門書・教科書・専門ジャーナルが揃っています。世田谷から無料で図書お取り寄せできるので利用したことがあります。
キャンパス内に畜舎・畑・植物園・畜産加工所があり、授業や研究で利用します。 -
友人・恋愛良いきゃぴきゃぴしていなく、素朴で優しい人が多い。実家が野菜農家、畜産農家であったりと、結構お金持ちの人もいたり。
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学生生活良い世田谷のサークルにも所属できますが、キャンパスが遠いので授業のあとに移動して行く気力は私にはありませんでした。厚木で活発なサークルといえば大黒天(よさこいソーラン)というイメージです。
農大といえば収穫祭が有名ですが、出店はもちろん、野菜の無料配布や家畜苑、花の苗を売っていたりと、珍しい企画が多いと思います。芸能人を招待しないのも面白いとおもいます。収穫祭の後は世田谷で体育祭があり、学科対抗で非常に盛り上がります。
アルバイトは駅前の飲み屋やスーパー、大学の近くに物流センターもあるので何でもありです。夜のお店で働いている子もいました。大学院生時代は早朝バイトのあとに研究室で22時まで実験したりしていました。
大学は22時までしか開いていないので、深夜に作業する場合は届け出を提出する必要があります。
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容生物、化学などの基礎からはじまり、繁殖・育種・飼養・生理・衛生・加工・経営。畜産にかかわるすべて。
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所属研究室・ゼミ名家畜生理学
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所属研究室・ゼミの概要黒毛和種:霜降り遺伝子の探索。
馬:赤血球膜の強度と運動量の関係、赤血球幹細胞の培養。
ニホンウズラ:腸内細菌叢の探索、TLR・HSP・MHCなどの遺伝子探索。 -
学科の男女比6 : 4
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就職先・進学先技術派遣・特定派遣事業/バイオ系
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就職先・進学先を選んだ理由研究職につきたいが、業界的に狭き門であり、私の能力・学力では特定派遣という形が一番の近道であったから。給料よりも自分のやりたいことを仕事にしたいと思っていたから。
2人中2人が「参考になった」といっています
投稿者ID:425553
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