臨床に強い看護師を育ている大学:東京医療保健大学東が丘看護学部看護学科の口コミ

在校生 / 2019年度入学

臨床に強い看護師を育ている大学

2022年03月投稿

• 
• 4.0

[講義・授業 4｜ 研究室・ゼミ 4｜ 就職・進学 4｜ アクセス・立地 5｜ 施設・設備 4｜ 友人・恋愛 4｜ 学生生活 1]

東が丘看護学部看護学科の評価

• 総合評価

  良い
  同じ看護学部でも他学部との大きな違いは、臨床に特化している点で、要は実習や演習が非常に多い点です。1年生の前期から実習があり、1年生の後期の実習では受け持ち患者を待たせてもらえる大学、専門学校は早々ないと思います。その分、取得単位数や授業も多いですし、課題も多いです。めちゃくちゃ大変です。一般的な大学生の自由さはないですが、しっかりと臨床に強い看護師に育てられている実感だけはあります。それなりに大学や教員への不満もありますし、課題は多くて徹夜になることもありますし、実習先で苦しむこともありますし、それはそれは素晴らしい大学だとは言いません。しかし、この大学に入らなければ得られなかったことが私はすごく多いので、入学を後悔したことないですし、滑り止めで受験した身だったので、むしろこの大学に入れて運が良かったとすら思います。
• 講義・授業

  良い
  看護学を教えてくださる先生は看護師としての臨床経験がある方です。あとは外部から隣の東京医療センターの医師の授業もあります。東が丘は一般教養が非常に少ない分、専門的な看護及び医療、薬学の知識は十分学べると思います。
• 研究室・ゼミ

  良い
  どのゼミに配属されるかによってかなり変わります。学会に出すためにものすごく気合いを入れて卒業研究に取り組むゼミもあれば、それなりに形になっていれば良しとするゼミもあります。ゼミの配属希望を出す以前に何となくゼミの雰囲気はわかるので、そこから決めれば良いと思います。
  ゼミは第五希望まで出した上で、成績順ではなく、成績がどのゼミもある程度均等になるように割り振られます。これはゼミがグループで研究を進める影響だと思いますが、助産師になりたいのに母性看護学のゼミに入れなかったというような学生もいるのに、第3希望にしたのに母性看護学ゼミに入ったというような学生もいました。大体は第1から第3希望に配属できます。
• 就職・進学

  良い
  就職率は最近3年間は100%だそうです。エスカレーター式で大学病院に行けるわけではないですが、臨床に強い看護師だということで病院の評価は高いというふうに聞いたことがあります。就職はゼミ単位で就職に特化した担当の教員がおり、細かく対応してもらえます。
• アクセス・立地

  良い
  駅から徒歩10分程度で、最寄駅から一駅で三軒茶屋、三駅で渋谷なので立地はすごくいいと思います。お店もコンビニもめちゃくちゃあります。
• 施設・設備

  良い
  病院でも取り入れられているような教材を使えたり、実習室で練習したりすることができるのである程度の充実さはあると思います。
• 友人・恋愛

  良い
  ひと学年100人ほどなので、女子:男子が9:1ほどなので女子率は圧倒的ですが、そんなに狭い世界でもないので、それぞれが過ごしやすい人とそれなりにやっていけます。人間関係のトラブルもたまに聞くくらいです。珍しいみたいなのですが、実習では毎回グループが変わるので、知らない人と組む場合がある反面、相性が悪い人とずっと一緒ということも少ないですし、あとは実習に行くと戦友のような関係に自ずとなります笑
  恋愛関係ですが、意外と恋人持ちは多いです。中学、高校の人やバイト先の人、SNS、マッチング等で作るようです。男子がわずかしかいない中で学内カップルが2～3組存在しているので学内もないわけではないです笑
• 学生生活

  悪い
  サークルとイベントはほぼないと思ってもらったほうがいいと思います。元々授業や演習、実習、課題でめちゃくちゃ忙しいことと、コロナの影響もあり、難しいです。インカレに所属している人はちらほらいます。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  他の看護学部よりも、かなり前倒しで座学と演習をどんどん進めます。あと、実習は日本でも屈指レベルで多いです。あとは大学が提携している病院が複数あるのでそこで実習できるのも良いです。小児に興味のある人なら、成育で実習ができる数少ない大学であることもアピールポイントだと笑
  
  加えて特徴的なのは、臨床検査学演習があることだと思います。この大学を検索されるということは大体、看護に興味のある場合だと思うので、一般的な看護学部で学べることはある前提です。臨床検査学は実際にレントゲンの撮り方や、血液の培養に関連した実験、臓器の細胞のスケッチ等々をやります。まず看護学部でやることのない演習なのですが、血液検査の検査値等、ただ数値で理解するのではなく、ちゃんと中身や他の医療者がやっていることを学ぶことで看護師として知識を広げようということだと思います。面白いです。
• 学科の男女比
  1 : 9
• 志望動機
  NPに元々興味があり、東が丘看護学部の大学院は日本でも数少ないNPを育成するコースがあるため、興味を持ちました。また、臨床に強い看護師になりたいという思いもあり、実習数も多いところにも魅力を感じ志望しました。もうひとついうと、自分の成績で余裕を持って合格できそうだったので、滑り止めとしてもいいかなと思ったのもあります。

感染症対策としてやっていること

オンライン授業と対面の授業を並行して実施しています。実習ではフェイスシールドや、アイシールド、消毒液を貰えます。消毒液はこれでもかというほど貰えます。