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私立東京都/十条駅
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在校生 / 2014年度入学
世の中の「なぜ?」を深める学科
2017年03月投稿
- 4.0
[講義・授業 3| 研究室・ゼミ 3| 就職・進学 4| アクセス・立地 1| 施設・設備 4| 友人・恋愛 3| 学生生活 3]文学部社会学科の評価-
総合評価良い広告・マスコミ系、データ分析系、歴史系などやりたい事が明確な人は、自分の将来の夢・興味のある分野の講義を取って充実した大学生活を送っている印象です。
まだ興味関心のある分野が明確でない人でも、単位の取りやすさではなく、ひと通り基礎を固める勉強を進めていけば、おのずと研究したいテーマが絞れてくるかと思います。なので、この大学では門戸が広い学科と言えます。
ただし、「社会科が好き」という理由で入ってくる人が多いようですが、この場合はギャップに悩む事も多いようです。あくまで社会学は「自分の頭で考えて、常識とされるものを疑う事から始まる」分野なので、暗記科目が好きだという理由では苦痛かと思います。世の中の仕組みに対して「なぜ?」を考えるのが好きな人なら、この学科はかなりオススメです。 -
講義・授業普通良いところは設備に強い学科という点。SPSSという統計分析ソフトが使えるほか、マスコミ系の授業では実際に映像・音源の作成をするのですが、その機材を借りて(小さいですが)スタジオで撮影することが出来ます。こういったことができるのは、うちの大学内でも社会学科だけです。マスコミ・情報処理の授業は一切取らない、という人にはあまり利点は感じられませんが。
ここがイマイチという点は、幅広い分野の先生がいらっしゃる分、ひとつの分野につき大体一人の先生といった形なので、研究したくても比較が出来ないのは少し不便に感じるところです。マスコミ系の授業・ゼミはさらに倍率の高さも挙げられます。
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研究室・ゼミ普通文学部で唯一、2年次から各ゼミに分かれます(通常は3年次から。なお今後は他学部・他学科も2年次からのゼミを導入するかもとのことです)。
興味のある分野が深められるほか、卒論までに自分と合う先生に出会えるチャンスが増えるので良い制度だと思います。ただ、やりたい事が特にないままズルズルと楽単を取っていると適当に毎年コロコロとゼミを変えるだけになってしまいます。
今後、ゼミ制度は少人数制や先輩からのサポートが導入されるなどの大きな変化が検討されているそうなので、今とはだいぶ変わるかもしれません。 -
就職・進学良いキャリアサポートはかなり力を入れています。インターン時に企業さんから驚かれるくらいです。
キャリア系の授業もビジネスマナー・SPI講座などたくさんあり、講師を招いてのガイダンスも定期的に行います。学部問わず入れるキャリア系のゼミがあるくらいです。
ただ、そこは私立大学なので勧めてくる企業は偏りがあり名だたる大企業や公務員をとりあえず推してきます。入ってからきっと「ここまで大学がやってくれるものなのか」とびっくりすると思います。色々と手取り足取りやってくれるので、なあなあになって結局自分のやりたい事がよく分からないまま就活する人も多くいます。ある程度は流されずにしっかりと自分の軸を持って就職活動を行うと良いかと思います。 -
アクセス・立地悪い山の上なので大学最寄駅から歩いて登校することが基本的に出来ません。聖蹟桜ヶ丘・高幡不動・多摩センターから大学構内行きのバスが出ており、そのバス待ちの列に並んでぎゅうぎゅうになり急斜面・カーブでグラグラ揺られてようやく到着します(最寄駅から長くて30分かかります)。テスト期間はバス待ちの列が長すぎて駅の改札ギリギリで折り返します。
大学構内までバスが来てくれるのはありがたいですが……朝は覚悟した方がいいです。ほとんどがバス通学なので大学の周りには何もなく、大学構内のコンビニと学食が命綱です。 -
施設・設備良い最近新しい21階建てのビルが出来ました。すごく綺麗なので来た方は驚かれます。図書館も充実していて、医療系・理工学系などの本は他キャンパスとお取り寄せの連携もしています。
21階建てのビルだけでの授業だけなら良いのですが、まだまだ旧校舎での授業も多く、授業の移動は大変です。また、学食もサークル・部活勢の場所取りで混むので、今後新しくできる学食に期待です(私は卒業前にギリギリ使えるくらいなので羨ましい…!)。
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友人・恋愛普通大きい大学なのでサークルや部活は質より量を取る友人関係になりがちかもしれません。自分からコミュニケーションを取らなければ一人で4年間過ごせてしまいますので、やはり環境云々の前に本人の努力も必要です。
恋愛はサークルや部活内が多いイメージです。授業での出会いもありますが、ゼミ以外はほとんど少人数制ではないので少ないかと思います(ゼミ恋愛は諸刃の剣です)。私もそうしたグループ内で出会った方とお付き合いしています。 -
学生生活普通サークルの競技に偏りがあります。テニスやフットサルがなぜか多くそれ以外はポツポツと。大学祭は毎年お笑い芸人さんと歌手の方が来てくださってライブをしています。ただ、騒ぎたいだけのサークルも多く馴染めなくてサークルや部活に入っていない人も多いです。そうした場合は参加するイベントはほぼ無いです。
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容マスコミ・広告系、歴史系、環境系、社会調査系(データ分析・フィールドワーク)にだいたい分かれます。他にも家族社会学、ジェンダー論、若者論などさまざまなので、自分の興味のあるものはなんでも試す事ができます。
なんでも試せるぶん、なにも軸が無く適当に取っていると学問的には実りのない4年間になってしまいます。そのため、1年で固めた基礎を2年次から試してみて、3年次から応用し4年で卒論をまとめます(今は卒論の代替措置がありますが、今後は無くなり卒論が必修になる予定です)。ゼミは2年次からあるので、ここでプレゼン力が否が応でもつきます。
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投稿者ID:317138
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