実用的な大学で研究には向かず。:中央大学法学部政治学科の口コミ

在校生 / 2015年度入学

実用的な大学で研究には向かず。

2018年10月投稿

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法学部政治学科の評価

• 総合評価

  悪い
  非常に素晴らしい教授が多いのだが、大学の基本的な方針が公務員試験や司法試験という極めて実務的な方向に向いているため、純粋な学問としての法律を見つめる機会は残念ながらあまり多くない。
  大学のスローガン自体が実地応用の素を養う、でありその方針に沿っているといえば沿っている。また、そもそも法律を学問として捉え大学に入ってくる学生もあまり多くはないだろうということも考えると、多くの学生にとっては良い大学なのだろう。
  しかし、個人的な話をさせてもらえれば講義中に「これは公務員試験に出る」「司法試験においてはこちらの見解を用いて書いたほうが楽」などという言葉が教授から聞こえてくるのはさながら予備校のようであり、公務員試験も司法試験も受けない身からすればもうそういうのは大学受験のときだけで十分だよ！ という気持ちになってしまうのである。
  実用的な勉強、特に公務員や法曹になりたい方にはおすすめの大学だが、大学に入って研究がしたい、という方には向かないのではないかなと思う。