「政治」を多様な視点で学びたい人向け:中央大学法学部政治学科の口コミ

在校生 / 2012年度入学

「政治」を多様な視点で学びたい人向け

2016年03月投稿

• 
• 3.0

[講義・授業 2｜ 研究室・ゼミ 4｜ 就職・進学 2｜ アクセス・立地 1｜ 施設・設備 2｜ 友人・恋愛 3｜ 学生生活 -]

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法学部政治学科の評価

• 総合評価

  普通
  政治学や法律学・経済学といった社会科学を全般的にバランスよく学ぶことができる点は良いと感じるが、講義内容は一方方向のものが多くあまり面白みがないと思う。しかし、教授に質問すればおすすめの専門書を紹介してくれるため学ぶ意欲が高い人にとっては良い。校舎は白く素朴な感じで講義を行う室内の椅子は座りにくい。学生数が多く、人間関係は希薄になる傾向にある。
• 講義・授業

  悪い
  「政治」という現象を法・国際関係・ジェンダー・経済理論・労働経済・地域政治・思想といった観点から分析するためのあらゆる講義が用意されている。政治学を勉強するという意味では導入演習・基礎演習・専門演習といったゼミも多く用意されているため実践的な学びも可能である。
• 研究室・ゼミ

  良い
  教授の一方的な講義ではなく、学生が主体的に学べるようなゼミが多数用意されている。昔官僚であったり、地方公務員の先生がゼミを担当したり、外部の行政の職員の人を招いてゼミを行うといったこともあるため一般の講義と比べて実践的な内容である。しかし、ゼミによっては教授が一方的に講義するということもある。
• 就職・進学

  悪い
  国家公務員・地方公務員をはじめとした公務員になる人が多い。そのため学内の公務員講座や公務員志望者向けのサークル等が充実している。また近年は公益財団・社団法人や独立行政法人に就職する人も多い。民間はメガバンクや損害保険に就職する人が多いが、鉄道・高速道路・電力・ガスといったインフラ関係へ就職する人も多い。
• アクセス・立地

  悪い
  八王子の僻地に存在するため非常に交通の便が悪い。多摩モノレールや京王線を利用する必要があり、地方から上京した学生はモノレールの沿線に一人暮らしを始めることが多い。
• 施設・設備

  悪い
  講義をうける棟や学部棟の老朽化が進んでいる。椅子は前後左右に動く形式のため座りにくい。wifi利用可能エリアが狭く、電波が悪いためある意味勉強する環境が整っている。
• 友人・恋愛

  普通
  大学1年生からゼミが始まり、そこで友人を作ることができる。また、サークルも多種多様であるためサークル選びには苦労するかもしれない。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  大学2年生から政治思想・政治哲学に興味を持ち、専門に勉強してみようと感じた。政治体制のありかたがどうあるべきかを考察する上でその基盤となるのが政治思想であるという点から勉強していた。とりわけジャックデリダの思想やカールシュミットの「独裁」の思想・明治期の日本政治思想史を勉強した。
• 所属研究室・ゼミ名
  日本政治思想・ジェンダー
• 所属研究室・ゼミの概要
  日本政治思想が専門の教授のゼミに所属していたが、ほとんど現代日本社会が直面するジェンダー関連の問題を考えるゼミであった。女性が働きやすい社会はどうすれば実現できるのかを統計調査やフィールドワークを通じて研究した。「実践的」な内容であり、公務員を目指す人には良いと思う。
• 学科の男女比
  7 : 3
• 就職先・進学先
  地方公務員
• 就職先・進学先を選んだ理由
  政治学のなかでも地方自治や行政全般に興味を持ち、ゼミを通じて現代社会のジェンダー・貧困といった問題を解決することができるのは公務員であると感じたため。
• 志望動機
  政治という人間社会の営みは自分自身の生活と深く結びつくものであると感じており・その政治を学問として探究した場合はどのようなものであるのかに興味があったため志望した。
• 利用した入試形式
  一般入試
• 利用した予備校・家庭教師
  東進ハイスクール
• どのような入試対策をしていたか
  英語は長文問題の配点が高いため長文読解を中心に対策した。社会は世界史を選択したが、問題の大半は教科書から出題されていた。