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私立東京都/上野毛駅
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卒業生 / 2015年度入学
様々な視点から「空間」について学べる学科
2020年07月投稿認証済み
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[講義・授業 5| 研究室・ゼミ 5| 就職・進学 1| アクセス・立地 2| 施設・設備 4| 友人・恋愛 5| 学生生活 4]美術学部建築・環境デザイン学科の評価-
総合評価良い単に「建築設計」と括らず、様々な観点から「環境デザイン」という視点を学んでいける独特なカリキュラムが魅力。しかしながら、概略的に学べる反面、いざ取り組むと設計などで手元の細かい所が疎かになってしまうマイナス面もある。デザイン課題では空間設計が殆どで様々な知識が求められ、それらを短期間に要領よくこなしていかないとならなず、模型・図面やプレゼンなどでどれか苦手な手段が見つかると詰んでしまうのも事実。慣れないうちはファインアート制作のようにメッセージ性や個性といった点あまり強く拘らず、どのようにすれば効率的に問題(自分の苦手な所や出題者の意図=依頼主)が解決できて伝えられるのか、客観的に見ながら取り組むのがベストかもしれない。
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講義・授業良い空間設計に関わる様々な第一線で活躍されている教授や講師の方々が講義から課題、個別の質問まで親切に対応してくださる。履修科目は大きく分けると課題系(実技)と座学系(学科内の必修講義と選択の共通教育)の2種類がある。必修には卒業すると二級建築士の検定受験資格が必ず与えられる内容になっている。
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研究室・ゼミ良い3年まではインテリア・建築・ランドスケープの3コースを課題ごとに任意で選択して渡り歩くように課題を行うので、専任の研究室や指導教諭はつかないが、ある程度方向性を定めることはできる。4年の卒業制作より各研究室に配属されるが、それ以外でもPBLや自主ゼミなど、大学や教授自身から開かれているプロジェクトも積極的に参加できる。
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就職・進学悪い専門性の高い割にはポートフォリオや面接に関しての学科内での具体的な指導がなく、就活サポートは不足していると感じた。3年次はまだ課題が忙しくて一般企業のインターンに応募するのも気が重い。先輩の口コミやキャリアセンターなどを活用して自主的にアンテナを立てておかないと取り残されてしまう。
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アクセス・立地悪いキャンパス自体が山の中にあるので、路線バスは大学と連携して気を遣って動かしてくれるものの、やはり不便。単刀直入に言って片道1時間以上の遠距離通学は考えないほうが良い。特に環デの場合、1~2年は課題が忙しく、朝から最終バスの時間までの大半を大学で制作するどころか、模型や図面などでかい成果物を扱うので、持ち運びに苦労する。(3年くらいになると図面などはデータ化に慣れて少し身軽になる)学生寮も完成間近であるらしいので、千葉や埼玉など一見通えそうな関東近郊エリアが実家の場合でも、在学中は橋本周辺に住むことを強くおすすめする。
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施設・設備良い製図版などの老朽化が目立っていたが、学科関係なく利用できる工作センターをはじめ、貸し出されるものや利用できる施設は充実している。1~3年までは必ず一人一つ制作机が与えられるので、日曜祝日(申請すれば)でも関係なく登校して制作ができる。
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友人・恋愛良い学科での必修科目も多く、グループ課題も多い。さらには教室で個別に机が与えられるので、学年全体で顔を合わせたり取り組む機会がかなり多い。男女比もほぼ均等で雰囲気自体は共学の普通高校とほぼ変わらないかもしれない。
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学生生活良い一般大学と大きく違うのは、サークルに重点が低いこと。課題や自主制作が忙しく、サークルに入っていない学生も多い。逆に言えばスポーツ系サークルでもゆるく、ノビノビやっている所が多いので、結果や実力関係なく楽しみたいという学生にはおすすめ。芸術祭やオープンキャンパスも充実しており、学科によってはそのイベントの取り組み自体が課題の一部となっている所もあるが、この学科はそれらの取り組みにあまり意欲を示していないように感じた。とある必修科目で夏休みや芸術祭期間中に課題が出ことには驚いた。
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容建築・インテリア・ランドスケープの3つの分野を軸とした空間設計や空間演出の実践やそれらの総合的な考察
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学科の男女比5 : 5
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就職先・進学先進学
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志望動機単なる設計とは違う観点から空間デザインを学んでみたかったから
2人中1人が「参考になった」といっています
投稿者ID:655842
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