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私立東京都/広尾駅
口コミ
私立大
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卒業生 / 2012年度入学
生きた宗教に触れ、存分に思索に耽る大学
2018年10月投稿認証済み
- 4.0
[講義・授業 4| 研究室・ゼミ 4| 就職・進学 4| アクセス・立地 5| 施設・設備 4| 友人・恋愛 4| 学生生活 3]この口コミは投稿者が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。現代教養学部哲学科の評価-
総合評価良いキリスト教の学校である為、毎週学生ミサやクリスマスの降誕劇などの宗教行事に触れることができます。大学内に居るシスターや、ミサに来て下さる神父様に直に触れることができる為、宗教哲学を学びたいと思う方ならば、この空間はとても興味深いものだと思います。キリスト教は、哲学の歴史上とても重要なものなので、その世界にしっかりと触れることができる環境が整っています。 他大学の哲学科とは、環境の点においては非常に優位にあると感じます。 また、先生方は「美術」「宗教」「神学」の3点において、名前こそ有名ではないかもしれませんが、素晴らしい研究をされている方々ばかりです。落ち着いた環境で哲学に耽る大学としては、私は素晴らしいと思います。 大学全体の人数が少ない為、毎年40人程度しか哲学科に入ることができないという間口の狭さ(もちろんそれが良い部分ではあるのですが)の点で、4点とさせて頂きました。
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講義・授業良い多種多様な講義がされています。 哲学は様々な学問の礎である為、宗教、美術、音楽、文学など、色々な分野から学ぶことができます。 大学としての規模はそれほど大きくはないため、他のマンモス大学と比べれば講義の数こそ少ないかもしれませんが、それでも多様な講義が展開されています。 私が在学中に受けた中で面白かったものは、「座禅」の講義でした。キリスト教の学校のなかで、他宗教の講義も学ぶことが出来ることに感心したことを覚えています。またもちろん、西洋美術史ではキリスト教絵画の講義も沢山行われています。 専攻学科以外の授業も、希望すれば受けることができます(単位外かと思いますが)。
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研究室・ゼミ良い哲学科は、ゼミ単位で何かをする、という事は殆どありません。 ゼミの中で共通の課題を考察したり、ゼミ単位で合宿や研究をすることはありません。先生ひとりにつき5~8名程の生徒おり、自分の研究課題を個人的に見てもらう、という方式をとります。 というのも、哲学という学科の性格が影響するのだと思います。ただ、この方式の為、研究したい事を周りを気にせずに没頭することができます。私はこれが非常に気に入っており、満足のいく卒業論文が書けたと思っています。
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就職・進学良い就職活動に役立つ講座や説明会など、様々に行われます。 参加人数は少ないですが、毎年何らかの企業とインターンシップを行っています。女子大学の為、その手の求人はとても多く貼り出されます。キャリアセンターでは丁寧に指導やアドバイスも行ってくれる為、サポート面はしっかりしているかと思います。 一方で、「就職をしない」という選択肢の生徒も一定数います。これは就職活動に失敗したわけではなく、そもそも就職活動をせず、卒業後はある程度家事手伝いを経て結婚、というルートをたどる家柄の方もいらっしゃいます。他の大学でもある程度その様子は見られるかと思いますが、私の同級生でも何人か居りました為、しっかりと就職活動をするという目標をもっているのなら、流されないように注意をして下さい。
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アクセス・立地良い最寄駅は日比谷線の「広尾」駅になります。 麻布十番、六本木の程近く。バスに乗れば15分程度で渋谷駅に行けます。 キャンパス周辺には商店街があり、食べ物屋さんも多くあります。リーズナブルなラーメン屋さんから、少々お高いイタリアンまで幅広く、学生街というよりは高級住宅街の生活圏、という感じです。キャンパス内に学生寮もありますし、日用品の買い物は商店街で事足りますし、少し足を延ばせば渋谷なので、ファッションも問題ないでしょう。 寮に住むにしても、自宅から通うにしても、不自由なく過ごせると思います。
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施設・設備良い哲学科はおそらく、学内で一番恵まれている学科だと思います。 というのも、個室の研究室が5部屋ほどあり、その全てにデスクトップ型パソコンが設置されています。他学科の研究室はそもそも個室の形状ではない為、これだけでも他学科と比べて恵まれていると感じていました。 授業の合間に研究室に籠って本を読んだり、一日中籠って考えたりと、使い方は様々です。最新の設備が整っているかと言われると、そうではないと思いますが、哲学科の性質をとても良く理解して下さっていると思いました。 また、キャンパス内には聖堂があり、こちらも自由に出入りができます。静謐な祈りの場ですが、思索を深めるには最適の場です。ぼんやりと物思いにふけることができる場所が沢山ある事は、哲学を学ぼうとする人にとっては、最適な環境だと思います。
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友人・恋愛良い恋愛関係が充実するかどうかは、女子大学なのでなんとも言えないところです。 ですが、友人関係は良好かと思われます。付属の高校から持ちあがってくる方、同じくキリスト教系の学校から進学した方、そして普通の高校から進学した方など様々です。1年時の内は学科に分かれずに過ごす為、ここで友人を作ることもできますし、サークル活動で作ることもできます。 聖心女子大学のサークルだけではなく、他大学のサークルに参加して交友関係を広げる方も居るようです。
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学生生活普通所謂大学らしいイベントはそれほど充実しているとは言えないと思います。 大学祭が年に1度ありますが、如何せん大学の規模がそれほど大きくはないためパッとしません。 生徒数の兼ね合い上、サークル数もそれほど多くない為、他大学と比べれば活発ではないでしょう。 ただ、それだけ落ち着いた環境だということと理解すれば、物足りなさは無いと思います。 他大学のサークル活動に参加する方も多いですし、楽しみたい方はそちらに参加することを考えると良いでしょう。
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容学科は2年時から始まります。哲学の授業は、主に「宗教系」「美術系」「哲学史系」の3分野があり、好きな授業を好きなだけ取ることができます。(単位の上限はあります)必須科目もありますが、内容の種類と言うよりは「文献講読」や「演習」など、やることの違いなので、全く興味が無い分野をやることにはならないと思います。 哲学科全体の考えとして、「あまりたくさん授業を取りすぎず、予習と復習と、思索の時間を持った方が良い」というような雰囲気です。当たり前ですが、数を取ればいいと言う訳ではないし、ひとつひとつの授業を丁寧に理解した方が良いです。そして授業の合間に、自分の研究したいことを考えておきましょう。 ゼミ単位で研究する形にはならないので、卒業論文は純粋に自分の研究したい事を研究することになります。3万文字以上5万文字以下程度の論文だったかと思うので、授業以外の部分でよくよく考えなくてはならないことに注意しましょう。
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就職先・進学先楽器販売会社の営業に就職しました。
3人中2人が「参考になった」といっています
投稿者ID:493026 -
聖心女子大学のことが気になったら!
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