個人的には:駒沢女子大学人間総合学群の口コミ

在校生 / 2012年度入学

個人的には

2015年04月投稿

• 
• 2.0

[講義・授業 3｜ 研究室・ゼミ 5｜ 就職・進学 3｜ アクセス・立地 1｜ 施設・設備 2｜ 友人・恋愛 2｜ 学生生活 -]

この口コミは投稿者が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。

人間総合学群の評価

• 総合評価

  悪い
  他学科の方とは殆ど縁がありませんでしたので、自学科のみの総評になりますが、とにかく普通です。生徒も先生方も良し悪しが人によりかなり分かれると思います。自分でしっかり「将来こうしたい、こうしていきたい」という展望が持てて、尚且つマイペースに学習していきたい方にはいいかと思います。
  私立女子大ですので、周囲は割とお金持ちの箱入りな御嬢さん系の方も多く、おしゃれな方も多いです。また、オタクの方が多いとよく言われますが、まぁほどほどです。明らかなオタクっぽい女子と、それを毛嫌いする意識高い系の女子達と、一緒にされたくない同族嫌悪の隠れオタクの子の三つのグループに分かれているように思います。
  ただ、すべてのグループ内においての結束やつながりは強く、非常に仲が良いのは確かです。グループ内ですと、他校とのコネクトで合コンが開かれたりすることも多いようです。
• 講義・授業

  普通
  グループ学習が三年の終わりまで続くので正直面倒くさいです。ずっとお喋りをしているような生徒がまちまちいるので教員のイライラがダイレクトに伝わる授業もあります。ただ、先生によっては自学科他学科の授業問わず本当に面白くて勉強になるものもあります。
• 研究室・ゼミ

  良い
  日文のみになりますが、日本史・文化系のゼミ（Aコース）は非常に充実しています。お坊さんの先生が多いので、仏教系の知識についてはかなり面白いものを学ぶことができると思います。日本史、考古学、仏教心理、サブカルチャーからオカルト的なことまで幅広く扱っています。面白そうです。対して、文学系のゼミ（Bコース）は非常に少ないです。少人数のゼミになりますと、内部ではそれなりに結束も仲も良く、先生も結構親身に色々聞いて下さいます。
• 就職・進学

  普通
  日文では教職と学芸員の資格を取ることが出来るのですが、教職組はもの面倒くさいそうです。卒業単位に含まれない（単位取得のない）授業をわんさか取らされるのが非常に大変だそうです。教員を目指して入学される方がもしおりましたら、覚悟していらして下さい。
• アクセス・立地

  悪い
  最寄駅に指定されているのは新百合ヶ丘、稲城、南多摩ですが、そこから学校までは全てバスでの通学が主です。新百合ヶ丘、稲城からは市営の普通のバスでの通学になりますので、一般の方も乗っていらっしゃいます。
  南多摩から唯一出ているスクールバスですが、公式HPに８分で学園着とありますが実際１５分前後かかりますし、時間通りに来ても「待っている人がいなかったから」と予定時刻よりも早く発車されてしまうことが殆どです。そしてこちらはスクールバスチケットや定期券を購入しないと乗れません。忘れても専用の用紙を貰って乗車できますが、どうもデメリットが大きいと聞きます。
  バスにお金をかけたくない場合、歩いての通学も可能ですが、一番近くて稲城から２０分前後、稲城長沼（南多摩の隣駅）から３～４０分程かかります。南多摩・新百合からの徒歩は無謀です（やって後悔しました 笑）。しかし、山道で周囲に民家があまりなく、夜は真っ暗になりますので一人歩きは危険です。
• 施設・設備

  悪い
  館により、人によってはそれほど綺麗に思われないかたもいらっしゃいますが、それなりに綺麗です。１６周年記念館という場所は一番システマチックで綺麗です。また、学園前の坂道の桜やツツジは見頃になるとめちゃめちゃ綺麗です。山一帯が学園の敷地（らしい）で、山道のほうを行くと菖蒲が綺麗だそうです。ただ、言った通り山ですので、スズメバチやらクモやら虫がすごいです。季節によりヘビもよく見ますので、徒歩で来られる方は注意して下さい。
  個人的に学内でお勧めなのは食堂のごはんです。ちょっとお値段するものもありますが、全体的に結構美味しいし量もあります。学食の雑誌に載った、という話を小耳に挟みました。日替わりものが多いです。カレー、ラーメン、うどん、パスタ、丼、プレート系、パンものなどが主なラインナップです。アイスもありますよ。生クリームをソフトクリームのように巻き上げてカフェラテの上に浮かべたやつが、（甘いですけど）なかなかクセになります。小さなコンビニもあり、カップめんやお菓子などの他に、文具や文庫本、ファッション雑誌なんかも購入できます。
• 友人・恋愛

  悪い
  人によりけりだとは思いますが、見る限り友人仲はとても良好のようですので、友人関係は充実するのではないでしょうか（上記のように険悪な派閥が水面下にあったりしますが、派閥を行き来して皆と仲のいい子もそれなりにいるみたいです）。恋愛に関していうと、山の中の女子大ですので学校近辺での出会いは殆どないです。合コンを開く、他大学の学園祭に赴く、紹介してもらうなど、そういったコネクションが必要です。社交ダンス部さんなんかは、他大学の男子学生さんと一緒に（学外で）活動したりしているようですが、部活単位での男女の交流はあまり聞きません。彼氏がいる子はいる、という感じです。学園の文化祭に来る男子は大体そういう子の彼氏が多いのではないでしょうか。
• 部活・サークル
  運動部の活動が特に活発なのではないでしょうか。ラクロス、ダンス、チアリーディングなどは特に活発な印象を受けます。文化部も多くありますが、サブカル系の部活はなんだか内容が被っていてイマイチぱっとしない部活が多いです。軽音楽、美術工芸あたりが一番活発でしょうか。部室を持たない部活が圧倒的に多いですが、部室としての使用を許されている部屋が殆ど存在しないのが現状です。同好会の設立も可能ですが、部数があまりに多くなってきているため、ほかの部活動さんとの部費争奪戦を覚悟してください。
• イベント
  イベントといえばやはり学園祭です（むしろ目立ったイベントがこれしかありません）。一番有名なのがホールを使って有名な俳優さんを呼んでのトークショーでしょうか。トークショーのチケットは学内先行販売されますが、おそらく授業を休んで並ばないとうまい具合に取れないくらいに毎年行列です。学園祭実行委員会という専用のサークルがありますので、運営側での参加を希望の方はそちらへの参加が推奨です。
  コスプレをして参加される方もいらっしゃいますが、結構本気でコスプレする方もいれば、ドンキなどで売ってるコスプレ衣装を着て参加する非オタの子も多いです。視界が面白いことになります。
  グループ同士で売店を企画することもできますが、健康栄養管理学科さんがあるため食品への規制がびっくりするほど厳しいです。なので、毎年商品被りが発生します。また、食堂の方々も売店を出して、本格的で美味しいものも多いので、そちらの売店は非常にお勧めです。

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