ITを学ぶ事ができる学科:慶應義塾大学理工学部情報工学科の口コミ

卒業生 / 2011年度入学

ITを学ぶ事ができる学科

2016年03月投稿

• 
• 5.0

[講義・授業 5｜ 研究室・ゼミ 5｜ 就職・進学 5｜ アクセス・立地 4｜ 施設・設備 4｜ 友人・恋愛 4｜ 学生生活 -]

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理工学部情報工学科の評価

• 総合評価

  良い
  情報工学科に所属する教授は全員国際的に活躍されている方で，そこで学べる内容もかなり充実しています．また，理工学部は1年次は他の学科に今後進む人とも一緒に授業をうけるので友人の幅は広いです．
• 講義・授業

  良い
  2年次は情報工学の基礎知識を学ぶので初学者でも十分な知識を得ることが出来ます．3年次以降はより専門的な内容を学ぶので，最先端の技術や知識を得ることが出来ます．授業は多くが選択式なので勉強しない内容に合わせて時間割を組むことが出来ます．
• 研究室・ゼミ

  良い
  どの研究室も共同研究など，最先端の研究を行っており，国際学会などでも多く活躍しています．また，研究予算も潤沢な場合が多くお金に困らず自由に研究できると思います．学科や研究室によって事情は大きく代わると思いますが，学会に参加するための旅費など，全額研究室が負担してくれる場合もあれば，そうでないところもあるようです．
• 就職・進学

  良い
  就職については数多くの学校推薦や，OBの進学実績があるのでしっかり就活をしていれば希望の企業に就職することが出来ると思います．
• アクセス・立地

  良い
  情報工学科のある矢上キャンパスは最寄り駅の日吉から歩いて10分ほどと，遠くはないですが近くもないので徒歩時間も通学時間に考慮する必要があります．遊びや食事は日吉駅の近くが充実しているので困ることはないと思います．
• 施設・設備

  良い
  私大ですので，キャンパスの広さや設備の量は国立大学には劣りますが，他の私大に比べると充実していると思います．ただキャンパス内の建物は新しいものと古いものが混在していますので，所属する研究室や学科によっては新しい建物には縁が無いかもしれません．
• 友人・恋愛

  良い
  情報工学科は1学年あたり，およそ100人程度です．そのため授業はほぼ毎回同じメンツになります．男女比は年にもよりますがおよそ8:2程です．そのため所属する研究室は女性が全くいない場合もあるかもしれません．

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  1年次は基礎的な物理化学数学などを学びます．2年次以降，情報工学の基礎を学び始めます．また，理工系全般の基礎的な実験も行うため，レポートを毎週のように書かなければならないため大変かもしれません．3年次は情報工学に特化してより専門的な内容を演習を交え学んでいきます．4年次に各研究室に配属され，卒業研究を行います．私はコンピュータアーキテクチャを専門とした研究室に配属され，スーパーコンピュータの高速化を行う研究を行っていました．
• 所属研究室・ゼミ名
  天野研究室
• 所属研究室・ゼミの概要
  主に扱うテーマはコンピュータの高速化と省電力化の2つです．私は前者のコンピュータの高速化を行っています．高速化にもたくさんのアプローチがあり，人によって行っている研究は全く違うため様々な技術を学ぶことが出来ます．また研究テーマ以外にもディープラーニングなど最新技術を用いた研究を平行して行うなど，かなり自由に行動できるのが特徴です．
• 学科の男女比
  8 : 2
• 志望動機
  コンピュータの性能向上による様々な可能性に面白さを感じ，情報工学を学ぶことを決めました．特に慶応義塾大学の情報工学科にした理由はその偏差値の高さと研究内容が先端を行っているためです．
• 利用した入試形式
  一般入試
• どのような入試対策をしていたか
  1ランク下の大学の過去問を解き，わからない問題があれば集中的に復習し間違えた問題を自力で解けるようになることを確認したら次の過去問に進む，という事を繰り返しました．そのことによって基礎を固めた後，慶應の過去問に手を付けましたが，毎年傾向がかなりわかりやすく反映されていたので出題される内容をある程度推測し，重点的に勉強しました．