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私立東京都/赤羽橋駅
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在校生 / 2013年度入学
人間そのものや人間が作ったものを学びます
2014年11月投稿
- 5.0
[講義・授業 5| 研究室・ゼミ 5| 就職・進学 5| アクセス・立地 5| 施設・設備 5| 友人・恋愛 5| 学生生活 -]この口コミは投稿者が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。文学部人文社会学科の評価-
総合評価良い様々な分野の学問に対して広く深く授業が展開されていて、少しでも興味を持ったことが全て勉強できる環境にあります。他の学部学科に比べて、男女比がほぼ半々なので、他人に気兼ねなく勉強できる上に、良い雰囲気の中で切磋琢磨できる友人にたくさん出会えます。また、先生方も親切で気さくな方が多く、温かい空気の中で4年間を過ごすことができます。ただ、出席や授業態度など、普段の学習への取り組み方には厳しいので、大学に入ったら思いっきり遊びたいと考えている人にはおすすめしません。それ以外は自主性に任される部分が多いので、人間とは何か、人間の作った文学や社会とは何か、それらの問いに自分なりの答えを見つけてみたい人には向いている学科だと思います。卒業後は就職・大学院進学・他大学や専門学校への進学など、進路の選択肢が広い点も特徴の一つです。
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講義・授業良い17専攻の中から一つを選び、自分の専攻の授業はもちろんのこと、他専攻や専攻共通科目の中から好きな授業を組み合わせて履修することができます。用意されている授業の範囲が非常に広く、文学を始めとして、社会学、図書館学、哲学、教育学、言語学、心理学、歴史学、化学や情報処理などの自然科学、音楽や美術などの芸術学までカバーされています。また、様々な語学の授業があり、レベルや目的に合わせて自由に選択して学ぶことができます。教員免許や学芸員資格などを取得することもできます。何か一つのことを究めたいと思ったとき、その分野だけでなく周辺知識も必要であることに気付くと思います。その必要性に十分応えられるという点が、この学科の最大の特徴です。もちろん幅広く知識や教養を身に付けたい人にとっても、理想的な環境と言えます。
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研究室・ゼミ良い所属する専攻やゼミによって特徴が全く異なるので、一概には言えませんが、この学科のゼミは大まかにいうと2つのタイプに分けられます。一つはゼミ内でテーマを分けて共同研究を行ったり、指導教授から与えられた課題に対して、ゼミ生が協力して調査・発表などを行ったりする中で卒論のテーマを見つけていくタイプのゼミです。もう一つは各ゼミ生が一研究者として個別に課題を見つけ、卒論へと向き合い、過程と結果のみを発表するタイプのゼミです。どちらを選ぶかは興味と好みによります。また、他の学部学科とは異なり、ゼミによる就活の有利不利はほぼありません。学生は個々人の興味関心や、先生の人柄などでゼミを選んでいます。専攻によってはゼミに所属しなくても卒業する方法もありますが、基本的にはゼミに所属して卒論を書くことで卒業できます。さらに、ゼミによっては入ゼミのための試験やレポートが課されることや、履修条件などで入ゼミを制限されることもあるので、早いうちからゼミに関する情報を自分で集めておく必要があります。
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就職・進学良い卒業生の進路は様々です。一般企業に就職する人もいれば、大学院に進学する人もいます。また、教員になる人もいれば、他大学・専門学校に進学し、知識や経験を積んでから次のステージに向かう人もいます。一般企業の中では特に金融業界やマスコミ・出版に就職する人が多く、大手企業への就職率も高いです。ただ、ゼミによる有利不利はありませんし、大学側はあまり手厚い就職支援はしてくれないので、就職の情報については自力で収集する必要があります。大学院では、塾内進学が一般的です。学部時代についていた教授のもとでそのまま学び続けることができます。理系学部学科とは異なり、推薦枠がないので、大学院入試で筆記試験(外国語含む)と口頭試問を受験することが必須です。就職にしても進学にしても、自分の実力で進路を切り開く人が多いという印象を受けます。
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アクセス・立地良いキャンパスによりますが、どのキャンパスも最寄駅からのアクセスは良いです。この学科の1年生が使うキャンパスは、広大な敷地の中に校舎や図書館、グラウンド、体育館、音楽ホール、厩舎などがあり、キャンパスの周りには多くの飲食店があります。2・3・4年生が使うキャンパスは都会の中心にあり、ビルに囲まれた丘の上に校舎が建っています。こちらのキャンパスも広いので、敷地内の移動は億劫です。ただ、4年間を通して周りに何でもそろっている土地で生活することになるので、便利な反面、誘惑も多いです。
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施設・設備良い校舎は伝統があり古いものと、新しくて便利なものの2パターンに分かれています。エレベーターや冷暖房などの設備は一応完備されていますが、節電の管理が厳しく、あまり使用許可が下りず不便です。また、演説館や旧図書館などの本当に古い建物は文化財指定を受けているため、特別な機会にしか中に入ることができません。図書館は蔵書が大変充実していて、展示などを行うこともあります。学食は安くて量が多いので、一部の学生には好評です。カフェテリアは明るく雰囲気が多いので、女子学生や職員の方がよく利用しています。また、全体的に掃除が行き届いていて、古い校舎も新しい校舎も清潔に保たれています。
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友人・恋愛良い非常に人数の多い学科なので、様々な人がいます。学問領域が広いので、個性の強い人が多いように思えます。また、分野の違いや程度の差こそあれ、基本的には学ぶことが好きな人の集まりです。語学の授業や演習科目など、少人数で行う授業も多いので、自然とお互いを高め合いながら友人関係を築くことができます。しかし人数が多すぎて全員を一人ひとりを認知することはなかなかできないという点もあります。専攻が同じなどでごく親しい友人もいれば、浅い付き合いの友人もいます。そのため、恋愛関係までは把握しきれません。
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容国文学を専攻し、漢文学を研究テーマとして選びました。他にも日本語学や文学史、奈良時代から近代までの国文学について広く学びました。また、専攻以外にも音楽や美術、社会学、化学等を学び、英語やフランス語・イタリア語・ドイツ語・中国語・サンスクリット語・現代ギリシア語などの語学科目も勉強しました。
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所属研究室・ゼミ名佐藤研究会
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所属研究室・ゼミの概要日本と中国双方の視点から見た漢文学や、平安から鎌倉時代までの古典芸能、書誌学などを学ぶゼミです。主にゼミの時間は美術館・博物館などでのフィールドワークが中心で、卒論に関する研究は個々人で行います。
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学科の男女比6 : 4
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志望動機勉強できる学問の幅が広く、また自分が専門で学びたい分野の教授がいたため。
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利用した入試形式一般入試
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利用した予備校・家庭教師利用していない
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どのような入試対策をしていたか過去問を多く解き、問題の傾向を掴んだ。高校では小論文対策のため、現代文の先生がマンツーマンで指導をしてくれた。どの科目でも授業の提出物や普段の小テストが厳しかったため、特に受験用の対策はしなかった。
投稿者ID:63566
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