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私立東京都/目白駅
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在校生 / 2020年度入学
ビジネスに役立つ学びは経営学科
2022年08月投稿認証済み
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[講義・授業 1| 研究室・ゼミ 1| 就職・進学 1| アクセス・立地 5| 施設・設備 1| 友人・恋愛 4| 学生生活 3]国際社会科学部国際社会科学科の評価-
総合評価悪いビジネスに役立つ何かを集中して学びたいという方にはあまりおすすめできない学部です。3年次からはすべての授業が英語になりますが、はっきり言って第二言語の英語で学ぶよりも、日本語で学ぶ方が深く理解でき効率もいいです。教壇に立っている教授でさえ、学生時代には現在私達に教えている内容を日本語で学んでいました。このことを踏まえて、自分が本当に国際社会科学部で深く学問を追求できるのかを今一度考えたほうがよいと思います。
当学部は他学部と比較して成績の付け方が厳しく、単位を取るのが少し難しいです(ある先生が言っていました)。そのため、自分の専攻したい分野を大学の授業以外などでがっつり勉強しようと思っても、学部の授業が難しかったり忙しくて時間が取られ、集中して勉強できない印象です。また、就職活動が早期化する現在では、当学部よりも他の楽な学部に行ったほうが就活に力を入れやすいと思います。
マルチタスクができ、かつ英語がペラペラな人には向いている学部だと思います。 -
講義・授業悪い「国際的なビジネスの第一線で活躍できる人材を育成」とパンフレットにあり、学部のアピールポイントとしていますが、開講授業の大半はビジネスとは直接関係無いものです。法学・経済学・経営学・地域研究・社会学の授業がありますが、見て分かる通りビジネスに大きく関わるものは最初の3つだけです。授業内容に関しても、ビジネスとは間接的にしか関わりがないようなものばかりで、何か具体的な知識やスキルが身に付くと期待すべきではないです。また、社会科学部ということで幅広い分野を履修できますが、その分浅くしか学べない印象です。学びを深めたいと思っても、その分野の開講授業が少なく、授業外で自分で勉強するしかないということがあります。「幅広く学ぶ」ということには、履修規定の都合によりあまり興味が持てず取りたくない授業まで履修する必要があるという側面もあります。このことを考えると、高校生のうちに専攻を決めておき、経済学部や法学部に進学する方がよい気がします。
統計やデータ分析の授業があり、教員は学生の数学教育に力を入れたがっていますが、大半が数学を勉強せずに入学しているためそれらの授業の履修者はかなり少ないです。 -
研究室・ゼミ悪いゼミは以前は必修だったのですが、2020年度入学者から必修ではなくなりました。
他学部と違い当学部は半期(約13~14週)の授業しかなく、ゼミも半期で開講されます。他学部のゼミはビジネスコンテストに参加したり、学外研修や企業との共同研究を行ったりなどあるそうですが、当学部のゼミではそのようなことはあまり聞かないです。また、半期という短期間であることもあり、学びを十分に深められない印象です。 -
就職・進学悪い国際社会科学部だから特定の業界に強いということはないです。国際系の学部ですが、残念ながら外資に強いということもありません。大企業に就職する人が他学部と比べて多いわけでもなく、「国際的なビジネスの第一線で」と学びがビジネスに役立つという内容のアピールをしている割には結果が伴っていない印象です。個人次第ではありますが、せっかく他学部よりハードな授業をこなしても、必ずしも就職につながるわけではないようです。
キャリアセンターに関しては、学生の間ではあまり良い話を聞かないです。数年前、就活に関する学生への指導内容に関してインターネット上で炎上していました。3年次の4月に就活セミナーというものがありますが、そこで登壇者が、比較的聴衆に近い距離でマスク無しで講演していて驚きました。
近年就職活動が早期化しており、3年生の4月ごろからは準備を始める必要があります。インターンや選考が平日にあり授業と被ることもあります。そのため、いかに授業に時間を取られないかがカギであり、このことを考えると当学部はあまりおすすめできないです。経営学科は単位取得が楽らしいので、就活を頑張りたい方にはそちらをおすすめします。 -
アクセス・立地良い目白駅のとなりにあり、かなり立地に恵まれていると思います。大学周辺にはカフェなどの飲食店がたくさんあります。強いて不満な点を挙げるとすれば、山手線1路線しか通っておらず、遅延した時に少し困るくらいです。
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施設・設備悪いwifiが非常に弱いです。当学部は入学する前に全員にノートPCの購入を指示し、教員も他学部と比べて国社生のITリテラシーが高いという話を誇らしげにしていますが、肝心の通信環境があまり整っていません。PCを使う授業が多いため、wifiが弱いのは致命的です。今年でオンライン授業3年目であり準備する時間は十分にあったはずなので、この教育環境は非常に残念です。
また、数字は忘れましたが気温が何度以上でないと冷房がつかないというルールがあり、暑い中授業を受けることがあります。コロナ禍前、当学部教員が対面授業中に熱中症で倒れるといったことがあったそうです。ある授業中に、その教員自身が「冷房つけてもらえないんだよね」倒れたことを笑いながら話していて、色々な意味で驚きました。 -
友人・恋愛良い1年次の必修の英語の授業(週5でありハードです)にクラスがあり、毎日顔を合わせることになるので友人は作りやすいと思います。クラスは20人前後と小規模です。2年次も週2で英語の必修がありますが、ここでもクラスがあります。これは他学部とは大きく異なる特徴で、友人が作りやすい環境で羨ましいとよく言われます。ただ、大学生にはサークルや部活、バイト先など様々なコミュニティーがあるので、あまり友人づくりのことを心配しなくても大丈夫だと思います。
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学生生活普通運動系や文化系を問わず、多種多様なサークル・部活があります。他大学の事情を知らないので比較はできませんが、数も多く充実しているのではないかと思います。
ただ、大学祭に関しては、学生の間で「あまり盛り上がらない」「規模が小さい」と言われていることを耳にしたことがあります。
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容社会科学の5分野(法学・経済学・経営学・地域研究・社会学)を学びます。分野によって教員の数が異なり、授業の数も異なります。特に法学と社会学は教員が1人ずつしかおらず授業数も少ないため、学部の授業だけで学びを深めることは難しいと思います。
ゼミと卒論は任意です。卒論を書く人はかなり少ないです。 -
学科の男女比4 : 6
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志望動機国際系の学部にしては偏差値が低く、入学難易度低かったことが主な理由です。他大学の国際系の学部は、同大学内の他学部と比較して入学が難しかったり看板学部的な存在であったりするため(法政のGIS、早稲田の国際教養学部など)、新設学部の国際社会科学部もいずれそのようになるのではと思い入学しました。また、「国際的なビジネスの舞台で活躍できる人材を育成」というキャッチコピーに惹かれ、社会に出ても役に立つ学びが得られると期待していました。ただ、別の項に書いたように、国際社会科学部だから就職実績が良いというわけではなく、採用側の企業も学生の学びの内容には関心がないようなので、それを目当てに進学はしないほうがいいです。私が入学する時点では就職実績が公開されていなかったのですが、現在は公開されているので1つの参考になると思います。
23人中17人が「参考になった」といっています
投稿者ID:855976 -
学習院大学のことが気になったら!
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