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私立東京都/目白駅
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在校生 / 2014年度入学
基本ゆるいが、やるときはやる人達の集まり
2018年03月投稿認証済み
- 5.0
[講義・授業 4| 研究室・ゼミ 4| 就職・進学 5| アクセス・立地 5| 施設・設備 5| 友人・恋愛 3| 学生生活 4]経済学部経済学科の評価-
総合評価良い全体的に授業の質は良く、幅広い内容が学べると思う。最近の大学としては珍しく、通年(1年かけて行う)の授業が多いので、題材についてじっくりと学ぶことができるのが本学最大の強みだろう。グラフや数字を追う授業ばかりではなく、日本史・世界史・政治・身近なニュースまで様々な側面から経済にアプローチした授業が多い。経済は我々の生活にダイレクトに関わる分野なだけに、4年間学ぶ内に、具体的にどう関わっているのか(例えば、女性のキャリアの経済学など)、世の中はこれからどうあるべきなのか、ということが見えてくると思う。
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講義・授業良い他校のことはわからないが、講義・授業の内容は平均的なものだと思う。講義の雰囲気も、(多少騒ぐ生徒もいるが)比較的静かで集中できる。数学要素の強い「ゲーム理論」や「産業組織論」といった授業がある一方で、最新の社会事情を題材とした「社会保障論」、世界経済史を学ぶ「一般経済史」など文系要素の強いものもあり、制限はあるものの自分の得意分野に合わせた単位取得が可能だ。レポート課題の出る講義も多いが、やりきれないはど出る場合はほぼなく、このタイプの講義の方が面白い。
マイナス点としては、必修や選択必修が多いため、1~2年目はあまり自由に講義が取れないことである(もちろん必修講義にも魅力的なものはあるが)。ゆえに、自分が研究したいテーマに沿った講義が取れるのは3年目からとなるので、最初の2年は単位取得に集中すべきだろう。 -
研究室・ゼミ良いゼミは2年生の後期から始まり、基本的には4年生まで同じゼミに所属する。卒論はなく、卒業前に研究成果をレポートにして提出するところが多い。選ぶ基準としては、興味がある分野の他に(活動の内容的に)自由度が高いかどうかも一つの指標となると思う。
自分の所属していたゼミでは、「労働経済学」の観点から、世界各国の働き方の良い点・悪い点を研究した。3年後期からは個別研究に移り、労働経済学からは少し離れたものの、日本や海外の経済状況(教育制度や女性の働き方まで、アプローチの仕方は様々)について班ごとに研究し、発表した。ほかのゼミと比べても自由度が高く、居心地の良い環境だったと感じる。 -
就職・進学良い大企業や公務員への就職が多く、その後の進路については安定している者が多いと思う。特に経済学部は公務員志望者(市役所や国税庁など)が多いため、外部講師を招いての試験対策講義などを行っている。
もちろん一般就職のサポートもあり、自己分析テストや面接対策セミナー(本校の名物的存在)、OB・OGによる講演会(マスコミ系が多い)を毎年行っている。キャリアセンターでは就職相談も受け付けている(ただし、実践的なことははとんど教えてくれないので、元気づけてもらえる程度)。
自分は民間就職だったが、OB・OGの方の意見を聞き、面接対策セミナーで面接の場数を踏んだことが大いに役に立ったと感じている。個人的な意見としては、就活開始時はあまり業種を絞らず、説明会や面接を繰り返しながら自分に合う企業を探したほうが良いと思う。 -
アクセス・立地良い目白駅から徒歩30秒というアクセスは、他大学と比べても最強の部類に入る。さらにワンキャンパスなので他学部とも交流しやすい。遠くからくる人も多いだけに、とても便利である。
学校の周りにはカレー屋、中華料理屋、喫茶店が並ぶ。ただ、学生街ではないため学生向けの店が少なく、頻繁に行ける場所が少ないのが難点。そのため、飲み会を開く場合は、池袋や高田馬場へ足を延ばすことになる。 -
施設・設備良い教室は大教室から小規模な教室まであり、授業に応じて使い分けられる。
経済学科用の設備として最大のものは「法経図書センター」という図書館。法や経済関係の本を中心に、ビジネス書、社会評論、ルポルタージュまで幅広く取り揃えており、一般向けの中央図書館と合わせれば、必要な資料はほぼ揃うといっていい。パソコンがあるためレポート執筆に最適。机や椅子が多いので、他学部から次週に来る人もいる。グループ学習室が多いことも特徴で、勉強会の他、ゼミや部活の話し合いに使うことが可能である。 -
友人・恋愛普通恋愛関係についてはよくわからない。恋人は部活つながりや、他大学との交流を通じて行われるようだ。
経済学科の場合、友人は講義を通じて知り合うことが多い。もちろん同じゼミで仲良くなることもある。彼らとは一緒にご飯を食べたり、講義のテスト対策をしたりする。学科全体での交流というものはほぼなく、仲の良いグループ同士で付き合うことが多い。 -
学生生活良いアルバイトは単発のものしか行わず、さほど充実していない。
部活動は新聞部と手話サークルに所属していた。新聞部では学内外の様々な人や場所を取材した。手話サークルでは手話を指導する班に入り、手話を学びながら、おもしろい教え方を研究した。
大学最大のイベントは、2日間行われる学園祭。新聞部では取材班として様々な活動を記録し、手話サークルでは手話劇を行った。個人的には十分楽しんだと思う。
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容1年次は「マクロ経済学」「ミクロ経済学」「統計学」といった経済学の基礎を学ぶ。履修科目の大半は必修科目で、基本1年生ですべて取る。第2外国語も(必修ではないが)基本1年生で取る。
2年次は選択必修(いくつかの科目から規定の単位以上取得する)が中心。1年次で学んだことを深堀する科目が多い。まだあまり自由に講義を選べないが、この年の後期からゼミが始まり、興味を持ったテーマを研究することになる。
ここまでで順調に単位を取れば、3年次は選択科目、自由科目が多く取れるため、最も履修の自由度が高い。「統計」「労働」「金融」など自分の興味あるテーマに沿って(もちろん幅広くとってもいい)履修できる。その代わりレポートが多かったり、指名されたりする講義が増えるので、こなすのはやや大変。
人によるが、4年次はゼミ以外取らない人が多い。卒業論文がない代わりに、卒業研究として3年後期~4年にかけて調べた内容を発表しレポートにまとめるのが主な内容だ。 -
就職先・進学先IT業界のSE職
4人中4人が「参考になった」といっています
投稿者ID:427712
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