可もなく不可もない選択をしたければ…:青山学院大学文学部史学科の口コミ

卒業生 / 2019年度入学

可もなく不可もない選択をしたければ…

2024年05月投稿

認証済み

• 
• 4.0

[講義・授業 4｜ 研究室・ゼミ 4｜ 就職・進学 3｜ アクセス・立地 4｜ 施設・設備 4｜ 友人・恋愛 4｜ 学生生活 3]

文学部史学科の評価

• 総合評価

  良い
  歴史系の学科は他にもあるので、一概に評価することはできませんが、それなりにオススメできるかと思います。自分自身の興味に合うものが青学にあれば、目指すに値するかもしれません。
• 講義・授業

  良い
  日本史、西洋史、東洋史、考古学の概説的なものから、それぞれの分野の細かい研究に関する講義など、幅がとても広く、内容も濃いです。他方、講義によっては授業崩壊しているものも少なくないので、前評判と自分自身の興味に沿った講義を選択することをおすすめします。
• 研究室・ゼミ

  良い
  ２年生で日本史、西洋史、東洋史、考古学の４つからコースを選択し、３年生で各コースに所属するゼミを１つ選択する形態となっております。各コース、ゼミによって演習内容はバラバラなのでなんとも言えないですが、基本的には教員の専門分野に関連した演習となっております。１つだけ例外を挙げるとすれば、考古学コースを選択した場合、２年生と３年生で夏休み期間中に発掘実習が行われます。ここ数年は秋田で開催されており、余程の事情（部活動の大会等と日程が被る的な…）以外では強制参加となります。また、全コース共通事項として、３年生では研修旅行が各ゼミで行われています。これは、ゼミ生で旅程を決めることができるので、教員や他のゼミ生と仲良くなる良い機会となっています。
• 就職・進学

  普通
  民間企業や市役所などの公務員系の就職は普通だと思います。また、一部は内部進学制度を利用して大学院へ進学しております。ただ、一つだけ注意点があります。それは、学校教員への就職です。史学科においては、中学校社会科、そして高等学校地歴科の免許を取得する課程が設けられています。しかし、高等学校公民科の免許は、史学科の学生だと取得できないという、他大学の史学科系学科では有り得ない教職課程制度となっております（教育学部生だったらちゃんと取得できます）。ですので、教員採用試験で高等学校地歴、公民の両方の免許が必要となる自治体を志願する場合は気を付けてください。
• アクセス・立地

  良い
  渋谷なので、交通面は最強の立地です。しかし、渋谷駅からだと坂を登る必要があり、時間帯によっては人混みをかき分けて行く必要があります。どちらかといえば、表参道駅からの通学がストレスないかと思います。
• 施設・設備

  良い
  まあまあです。専門分野によっては、青学の設備では足りない部分があるので、なんとも言えません。他大学の設備を使う場面も時々あります。私が卒業した後に、図書館の新設工事が始まったので、もしかしたら多少は良くなっているかもしれません。
• 友人・恋愛

  良い
  友人には恵まれました。いろいろな情報交換をすることができました。明るい人や暗い人、いろいろな人がいますが、そこまでギスギスした関係にはならないと思います。恋愛関係はよくわかりません。本人の努力次第でしょう。
• 学生生活

  普通
  自分自身がサークルに所属していないのでよくわかりませんが、活動はしています。また、学内イベントの大半はキリスト教系のイベントなので、興味ない人にとっては本当に興味ないものばかりです。一つだけ青学生全員に恩恵があるのが、クリスマスツリーの点火式です。この日は、授業時間が短縮させるので、式に参加しない学生とっては、早く帰れたり、遊べたりすることになります。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  歴史学(日本史、西洋史、東洋史)と考古学全般とそれぞれの細かい部分を学びます。１年生では、概説的な授業が多く、２年生以降に専門的な内容の授業が多くなるカリキュラムです。文献などの史資料の読み方や扱い方についての授業もあります。
• 学科の男女比
  6 : 4
• 就職先・進学先
  公的機関・その他
  青学大学院文学研究科史学専攻博士前期課程に進学
• 志望動機
  元々歴史に興味があったから。後、高校に指定校推薦の枠があったから。