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国立東京都/国立駅
口コミ
国立大
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卒業生 / 2012年度入学
広く、深く、鋭い思考力を養う学部
2019年08月投稿認証済み
- 4.0
[講義・授業 4| 研究室・ゼミ 4| 就職・進学 5| アクセス・立地 4| 施設・設備 2| 友人・恋愛 2| 学生生活 4]この口コミは投稿者が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。法学部法律学科の評価-
総合評価良い生徒のレベルが総じて高く、教授のレベルに伴い授業内容も充実しているため、勉強したいと思っている学生にはとてもいい大学だと思う。特徴的なのは後援会である如水会の支援が手厚く、海外留学では様々なプログラムが用意されている。また、外国人が1割以上在籍しているため、日本にいながら国際交流も大いにできる。3年生から必修のゼミによる少人数教育が良く、もちろん本人の頑張り次第であるものの、しっかりした卒業論文を書き上げる環境が整っている。学業面以外で大学生活を充実できるかどうかは人それぞれだが、基本的に人間としてできあがっている生徒がほとんどであるため、人間関係において深刻なトラブルに遭うことは聞いたことがないし、様々な分野の最前線で将来活躍するような人たちのと人脈を築くという点でも魅力的だと思う。
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講義・授業良い教授陣のレベルは高く、知的好奇心を大いに満たしてくれる授業が多くある。他学部の授業を受講するのにもハードルは低く、むしろ推奨するプログラムを取っているため、学部に縛られすぎずに勉学に励むことができる。しかし、文系のみの大学であるため学問領域の幅には限界があるし、小規模な学校であるため、粒ぞろいとは言え講義数は少なめ。昨今の大学予算縮小の影響か教授の数が少なく、学科授業の穴を埋めるための一般教養科目は当たり外れが激しい印象を受ける。なので、個人的には、学科授業を積極的に受講することを勧めたい。また、近年、4学期制になったことで一つの授業時間が105分になり、正直なところ集中力を維持することが困難になってきているため、より一層、単位の取りやすさよりも興味関心の高さで受講する科目を選んだほうが良いと感じる。
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研究室・ゼミ良い大学の規模が小さいことはゼミにとっては大いにプラスで、一人の教授につき少人数の生徒数で演習を受けることができる。有名私大だと下手すれば100人規模になることがあるが、一橋ではまったくその心配はなく、一学年10人ほどがたいてい。副ゼミという形になるが、他学部のゼミを履修する「トンネル」も可能。課題の多さや授業時間、教授の熱意、授業以外での交流、課外活動などはゼミによって千差万別であるため、事前の説明会を通じて雰囲気を把握しておくことが吉。少人数教育を維持するために面接による選考があることがしばしばで、人気のゼミに入れるかどうかは定かではない。候補を少なくとも2つはもっておくべき。希望のゼミに入れなかった、教授とマンツーマンのゼミになってしまったという場合は、あまり充実した時間を送れない可能性も。そこをパスすれば、基本的にはしっかりした演習を受けられるし、卒業後も交流が長く続いているゼミも多くある。
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就職・進学良い就職率は全国トップになることもあり、キャリア支援室のサポートや、OB訪問先も充実している。進学先は文系の範囲内で多種多様であるが、学校のブランド力や学生のレベルもあってか有名企業への就職がほとんど。大学内で企業説明会、就活イベントが開かれることも非常に多く、就活を普通にしていれば情報は自ずと入手できる。卒業生会である如水会の支援も大きいし、社会人の先輩方も後輩の訪問等を快く引き受ける傾向が強いため、その点でも一橋せいであるメリットが感じられる。大学院等の進学はあまり多くないが、国内外においてうまくいかなかったという話は聞かない。
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アクセス・立地良い大学通りの桜並木は有名。国立は住みたい街ランキングで上位に入ったこともあり、全体的に落ち着いた雰囲気がある。最近では駅近に商業施設ができて、買い物を楽しむスペースが少しだけ増えた。キャンパスは駅から5分ほどで、アクセスは良好。ご飯屋さんはないこともないのだが、安くて美味しい学生向けのお店というのが他大と比べてそこまで多くなく、学生の多くはクオリティ・コスパともに中途半端な学食で食事を済ませることが多い。都心からは少々離れるが新宿から中央線で1本であり、学生定期券で新宿や吉祥寺を通る場合は繁華街にも行きやすくなるため、電車通学が億劫でなければちょうどいい場所にあるなとも感じる。
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施設・設備悪いいわゆる国立大学であることと、近年の大学予算縮小の影響もあってか、施設が充実しているという印象は受けない。学生の多くが利用するコピー機は、種類によって使えるコピーカードが違ったり、使用方法が煩雑であったり、しばしば故障する点で使い勝手が悪い。トイレの老朽化が目立っていたのだが、近年一部がリフォームされて底上げされた。学校職員のレベルは総じて高いのだが、マンパワーと予算の制約によってカバーしきれていないといった印象。施設・設備の充実具合は個人的には総じて必要十分であると思うのだが、予算のある有名私大などと比べれば、見劣りしてしまう点が多々あることは否定できない。あと、趣のある建物とフランス式庭園が作り出すキャンパスの雰囲気は結構なのだけれども、それらを繋ぐスペースがむき出しのアスファルトになっているのが玉に瑕。
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友人・恋愛悪い小規模の大学であるため、学内で顔見知りが多くできる傾向にある。外国語の授業であったり、少人数授業であったり、3年生から必修のゼミを通じて、勉強の中で交流がある機会は多い。サークルや部活動も盛んに活動している。ただ、入ってくる学生の気質なのか、とりわけ恋愛面で積極的な生徒が多いかというと怪しいところで、他大と比べれば総じて大人しい雰囲気であることから、2点をつけた。社会学部を中心に女子生徒の割合が近年高まっているものの、依然として男女比が7:3ぐらいであるため、女子生徒の少なさは肌身で感じる。個人的には、勉強にも部活動にも励むことで生涯の友人を得ることができたが、充実具合は人それぞれの模様。
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学生生活良いサークルの数は少なくはない程度の印象で、自分に合うものが必ず見つかるとは言い難い。ただ、部活動に励んでいた身としては、講演会である如水会を通じて先輩方の支援を大いに受けることができ、金銭面でも社会勉強の点でも充実していた。また、学園祭である一橋際は国立市の天下市と同日開催になっていて、街全体で盛り上がる一大イベントになっている。有名政治家を呼んだりするコネもある模様。しかし、基本的には勉学と就職に力を入れている大学なので、イベントの数はそこまで多くはない。
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容学部の垣根が低く、4年間を通じて4学部の様々な授業を履修できる。4年間を前期と後期に分け、前期のうちにとるべき基礎科目が設定されている。法学部の授業には大別して法律系と国際関係の2種類がある。3年次に法律コースか国際関係コースかを選択することになるのだが、法律コースでも国際関係のゼミに入ることが可能であり、その逆もまた然りで、これといった縛りを履修科目に設けていない。3年生の間にゼミ以外の単位を埋めてしまう生徒が多く、最後の1年は就活や進学準備と卒論作成に集中するというのが典型的。卒論の字数はゼミによってそれぞれだが、個人的には4万字程度あれば恥ずかしくないといった程度。
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学科の男女比8 : 2
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就職先・進学先一橋大学大学院法学研究科に進学し、修士課程を修了、現在は博士後期課程に所属。博士課程後の進路は未定であるが、研究職に就くことを目指している。
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志望動機進路が定まらな中で、社会の様々な事象に広く関心を持ち、多角的に物事を考えられる人材を育成するという法学部のアドミッションポリシーに共感を覚えたため。一橋大学は国内トップレベルの大学であり、相応にレベルの高い同級生に出会えるだろうとも期待した。東京大学や京都大学も候補としてあったものの、在野の知識人を育成することに努めてきた大学の歴史や、それゆえに世の中を批判的にみる風土を培ってきただろうことも、ここで勉強してみたいと思える理由になった。
1人中1人が「参考になった」といっています
投稿者ID:571019
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