みんなの大学情報TOP >> 東京都の大学 >> 東京芸術大学 >> 美術学部 >> 口コミ >> 口コミ詳細

国立東京都/鶯谷駅
口コミ
国立大
TOP10
-
-
-
在校生 / 2013年度入学
彫刻を作る技を習得し芸術の考察を行う学科
2016年03月投稿
- 4.0
[講義・授業 4| 研究室・ゼミ 4| 就職・進学 1| アクセス・立地 4| 施設・設備 3| 友人・恋愛 5| 学生生活 -]この口コミは投稿者が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。美術学部彫刻科の評価-
総合評価良い自己表現、彫刻、芸術について考え制作したい学生にはとても良い学科です。 彫刻を制作するための設備は大方整っていますが、私立と比較すると新素材(FRP)に対応した設備が劣ります。 志が高く、将来は作家として活動したいと考えている学生が多く、学生の雰囲気としては他大学と比べて実直で朴訥としたものだと思います。彫刻科は就職をサポートする制度は整っていません。そのため卒業後すぐに安定した職業に就くことを望む人にはあまり向いていないと思います。ほとんどの学生が学部卒業後大学院に進学します。内部進学率は高いです。 上野駅、日暮里駅、根津駅からそれぞれおよそ徒歩20分で、アクセスは悪くなく、静かな場所にキャンパスがあります。 彫刻の制作は一人で行うことが難しい場合が多く共同作業が多々あるので協調性の高い学生が多いです。学生同士の交友関係は非常に良好で、学部生と大学院生の交流もあります。
-
講義・授業良い素材ごとの部屋で制作し、教授や非常勤講師、大学院生も同じ部屋で制作するため、技を見たり、わからないことをすぐに聞くことができます。早朝から夜まで制作できます。
-
研究室・ゼミ良い研究費も少なく、社会との連携も希薄であると感じますが、研究室の教授、准教授は面倒見がよく、進路や政策に関する相談にも親身になって聞いてくれます。制作するための素材を準備する費用は自腹です。木彫であれば丸太は3~10万円、石彫では3~数十万円必要になる場合があります。制作費や学費を工面するために、ほとんどの学生がアルバイトをしています。
-
就職・進学悪い大学自体に就職課がありません。他の科は大手広告代理店からの青田刈りがあるようですが。彫刻科はありません。就職したい場合は自力で就職先を見つけます。 卒業後制作だけで生計を立てられる人はほんのひとつまみです、多くは卒業後フリーターをしながら制作したり、制作をあきらめる人もいます。一部は教員になったり、予備校講師をしながら制作を続けています。
-
アクセス・立地良い3つの駅から徒歩20分です。少し距離はありますが、慣れてしまえば問題ありません。 地方から上京して通っている学生は、大学周辺に下宿し、自転車で通っています。
-
施設・設備普通木彫、石彫ともに設備は粗方整っていますが、木彫を行う部屋はすし詰め状態です。チェーンソーの数が足りなくなることもあり困ることがありますが、工具はさまざまあるので、大抵の制作には支障ありません。 奥行2メートルのガス窯が無料で使用でき、制作に役立っています。
-
友人・恋愛良い他科との交流はほとんどありませんが、彫刻科の科内での交流は大変濃密です。1学年20人強で学年がひとつのまとまりである感覚が強いです。同級生はもちろん、先輩、大学院生との交流もあるので、さまざまな相談をしたり、
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容1年次は、裸婦等身塑像の石膏どり、木彫、石彫、 2年次は、金属、テラコッタと1から2年の間で彫刻に使用される代表的な素材を扱った実習を行い、3年次から完全に各講座別れ、自ら素材を選択し制作します。 4年次は1年間かけて卒業制作を2作品以上制作します。
-
学科の男女比4 : 6
-
就職先・進学先大学院進学
-
就職先・進学先を選んだ理由就職も考えたが、学部の4年間で制作をやめてしまうことはあまりにももったいないと准教授に言われ、自らの哲学を彫刻に落とし込むことが納得してできるまで制作してみようと考えたため。
-
志望動機手で物を作り、道具を扱うことに憧れて彫刻科を志望しました。 他の私立大学よりも入学する学生の実力が高いと考え、大学を選びました。
-
利用した入試形式一般入試
-
利用した予備校・家庭教師御茶ノ水美術学院、新宿美術学院
-
どのような入試対策をしていたか毎日ひたすらデッサンと、塑像を行いました。
3人中3人が「参考になった」といっています
投稿者ID:183417 -
みんなの大学情報TOP >> 東京都の大学 >> 東京芸術大学 >> 美術学部 >> 口コミ >> 口コミ詳細