学ぶには、日本でこれ以上ない環境です。:東京大学文学部人文学科の口コミ

在校生 / 2011年度入学

学ぶには、日本でこれ以上ない環境です。

2015年02月投稿

• 
• 4.0

[講義・授業 4｜ 研究室・ゼミ 3｜ 就職・進学 4｜ アクセス・立地 5｜ 施設・設備 5｜ 友人・恋愛 4｜ 学生生活 -]

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文学部人文学科の評価

• 総合評価

  良い
  納得行くまで学問を突き詰めたいと思う人にはこれ以上ない環境です。専攻分野について教養学部の2年間で進む道をじっくりと吟味できるため、卒業まで後悔のない研究ができるでしょう。また、特筆すべきは国内でも最高峰の教授陣と蔵書類です。前者について、文学部系学科が貧弱になってきている昨今、豊かな知見をもつ教授たちと近い距離で接することができるのは非常に基調な機会です。また後者について、論文執筆の際に痛感しましたが、国内の大学でも抜群の蔵書数を誇る大学図書館も歴史学徒には大きな魅力です。資料にアクセスできずに研究が手詰まりになる・・・という煩わしさとはほぼ無縁のはずです（特に東洋史にかけては）。ただし、文学部全体に言えることですが、生徒に対しては非常に放任的です。そのため他学部に比べると進路も芳しくないように見えますが、ひとえに本人の姿勢次第というところでしょう。
• 講義・授業

  良い
  とにかく教授・講師陣の質の高さは随一です。常任の教授も、他大学からの講師の先生方も高い実績を持つ素晴らしい先生が多く、講義は非常に刺激的です。授業形式はほぼ出席を取らない講義形式のため、退屈と思う人にとっては退屈かもしれませんが。
• アクセス・立地

  良い
  研究室の殆どは本郷キャンパスの中心部にあるため、アクセスは非常によいです。食堂や図書館にも近く、不便はしないと思います。
• 施設・設備

  良い
  研究室は図書館や食堂・売店に近く、設備も非常に充実しています。文学部所属の生徒が利用できる自習スペースは新しくきれいで、学習にとても役立ちます。
• 友人・恋愛

  良い
  学習に対してひたむきな人、就職までの腰掛けと思っている人、本当にさまざまです。意外にもいわゆる「変人」という人は多くはありませんので、友人も多く作れるかと思います。恋愛はというと、本郷に進むとあまり活発ではありません・・・。駒場で相手を見つけるのが得策でしょう。
• 部活・サークル

  普通
  本郷に進むと部活はあまり活発ではありません。基本的に駒場時代の部活やサークルを引き継いで活動するような感じです。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  西洋美術の歴史について、特に絵画史を学んでいました。
• 所属研究室・ゼミ名
  美術史学研究室
• 所属研究室・ゼミの概要
  東西の絵画、工芸、彫刻の歴史について学ぶ研究室です。
• 学科の男女比
  3 : 7
• 志望動機
  専攻に進むのが3年次からで、じっくりと興味のある学習分野を選べるため
• 利用した入試形式
  一般入試
• どのような入試対策をしていたか
  国立大学向けの入試対策を行った。センターでは足切りにかからないようにバランスよく学習した。2次試験では全科目が記述メインの問題形式のため、先生にこまめに添削を受け、内容とともにわかりやすい答案づくりの訓練を行った。