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国立東京都/本郷三丁目駅
口コミ
国立大
2位
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在校生 / 2015年度入学
東大の現状と理学部化学科について
2017年10月投稿認証済み
- 3.0
[講義・授業 4| 研究室・ゼミ -| 就職・進学 -| アクセス・立地 -| 施設・設備 -| 友人・恋愛 -| 学生生活 -]理学部化学科の評価-
総合評価普通東京大学での4年間は、前期過程(教養学部)2年と後期過程(各学部)2年に分かれていますのでそれぞれについて書きます。
前期過程は教養を学ぶために設置されています。文科、理科それぞれ3つずつ計6つの科類に分けられていますが、他大学と比較して、所属している科類に直接関係のない講義も受講することができますし、少しは単位を取る義務があります(理科一類の学生が文系の講義の単位を取らなければいけない等)。教養を学ぶということは、この制度に反映されています。また、後期過程へ進む際の学科の選択権は、前期過程での成績が良い順に与えられます(正確には、入学から2年の5月までの成績です)。そのため、自分の行きたい学科に確実に行けるように、ほとんどの1年生は点数稼ぎに貪欲で、自分の学びたいことよりも、点数が取りやすい講義を優先して受講する生徒が多いのが現状です。
(字数が足りないので、講義・授業の欄に続きを書きます) -
講義・授業良い次に、後期過程についてですが、3年からどの学部に進むかは、2年の8月にはほぼ決まり、秋からその学科の授業が先取りで始まります。私の所属している理学部化学科は、化学の様々な分野の講義を受講することができます。また、3年になると全て英語で授業がなされます。これに関しては、日本語でも話してくれる2年のうちに慣れてしまうので問題はないです。逆にこれはアドバンテージとして捉えることができます。というのは、科学のどの分野においても、共通言語は英語なので、論文を読む際は全て英語である上に大学院ではどこの学部も英語での授業になります。だから、内容が易しいうちに慣れることができるのは実は長い目で見て楽なことのです。どうしても英語での授業が理解しにくいという方のために、全く同じ授業を日本語でも開講していることもありますし、英語そのものを学ぶ講義もあります。
このように、理学部化学科は、化学の分野そのものに加えて、サイエンスの世界基準に十分太刀打ち出来るような学生の育成に力を入れています。一つ不満があるとすれば、先生の中には英語の発音が全くの日本語英語の方もいらっしゃって、少し聞き取りづらいことですね。
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投稿者ID:385261
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