「自分という人間」を探るに適した大学。:中央学院大学法学部法学科の口コミ

在校生 / 2017年度入学

「自分という人間」を探るに適した大学。

2019年07月投稿

認証済み

• 
• 3.0

[講義・授業 4｜ 研究室・ゼミ 3｜ 就職・進学 3｜ アクセス・立地 2｜ 施設・設備 2｜ 友人・恋愛 3｜ 学生生活 3]

法学部法学科の評価

• 総合評価

  普通
  個人的な所感としては、専門的な学習を徹底的にやりたいというよりは、大学生活というものを目一杯謳歌したいという学生に推奨される。学校側から提供される生活サポート、就職サポート等は充実しているため、学生自身の努力次第で進路と私的活動の両立は十分に実現可能であると考えられる。 将来の展望がまだ決まっていない、あるいは漠然としているといった学生にとっては、自由度の高い校風の中で新たな発見のきっかけに繋がるかもしれない。
• 講義・授業

  良い
  自分が所属する学部のカリキュラムに設定された科目だけでなく、他学部カリキュラムの科目も幅広く受けられる点は評価できる。ただし、必修科目の設定が学校側で予め行われているため、特に低学年の学生は時間割の重複により、希望する科目を満足に取れない可能性がある。
• 研究室・ゼミ

  普通
  ゼミ活動は入学直後から行われており、1年次は必修科目で、2年次以降は任意科目。1年次は学校側の任意で割り振られるため、学生の自由意志で決定することができない点と、通常授業と違いゼミ選択の幅が自らの学部に縛られる点は難点。しかし、例年多様なゼミが開講されており、良いゼミに入ることができれば、そこでの講師や学友との交流を通して豊かな学びを得られることが期待できる。
• 就職・進学

  普通
  法学部は「公務員100人構想」を掲げて公務員養成に重きをおくカリキュラムを持っているが、残念ながら達成されたことはない。学校側からの相談窓口や定期的な講習会などによるサポートは充実しているものの、学生側があまりついて来れておらず、空回りしている印象を受ける。
• アクセス・立地

  悪い
  最寄駅はJR常磐線の我孫子駅で、徒歩20分程度。 田舎道の奥に存在するキャンパスであり、駅からの距離そのものは決して遠くないものの、道中坂の上り下りが激しく、回避すると遠回りになるため体感的な距離は遠く感じられる。周囲も田畑地帯と民家が点在している程度であり、あまり活気付いている印象は受けない。 駅から学校までのスクールバスも出ているが、前述の地形事情から非常に競争率が高く、本数もあまり多いとは言えないため、時間帯によっては2?3本ほど待たされることもしばしば。従って、快適に通学した学生には自家用車やバイク、自転車等の利用を推奨する。
• 施設・設備

  悪い
  教場のある施設は3棟あり、内2棟は比較的新しいため階数が多く、大小の教室が多く用意されているが、移動用のエスカレーターやエレベーターが少なく、移動は少々煩雑。コンピューター機器、インターネット回線等は比較的充実しているが、場所によっては利用できなかったりすることもあり、若干不安定。
• 友人・恋愛

  普通
  大学附属の高等学校からの持ち上がりの学生が比較的多く見られ、入学以前から既に人間関係が形成されている節があるため、大学に入ってから新規の人間関係を構築することは若干困難であるという印象を受ける。サークルやゼミ等への積極的な参加や、外部・既存の人間関係を重視するといった方法にて補われたい。 学校自体は活動の大部分を学生側の責任と裁量に任せる自由な校風であるため、余程不適切な行為に走らなければ基本的に介入されることはない。個人的な所感であるが、交友や恋愛の自由度はかなり高いものと思われる。
• 学生生活

  普通
  有志の学生が集う、いわゆるサークルやクラブといったものは運動・文化系合わせて50弱程度があり、充実していると言ってよいであろう。 学校全体の大型イベントとしては体育祭と、中央学院大学独自の「あびこ祭」という文化祭系のイベントが存在する。 あびこ祭では芸能人招致の他、各学部主催のユニークな出し物が例年開催されており、比較的大きな規模で行われている模様。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  法学部では入学前に所属するコースを決定するため、他学部と比べてある程度学習の幅が限定されてくるが、まず1年次で法律学の基礎と全体像を体系的に学び、2年次以降で各分野の個別的領域に関して掘り下げた学習を行う。 2年次までは必修に費やされるコマが多く、また学年ごとに単位取得上限が設定されているため、時間割編成の自由度は決して高いとは言い難い。3年次になればある程度の時間的余裕は生まれるが、就職活動に向けた準備等別途のタスクも生じるため、その辺りは十分留意した上で時間割を編成されたい。 授業分野的には基本となる法律学系の他、数学などといった理系科目、心理学や倫理学・哲学等々、専門的科目も多様に用意されているため、自分の興味科目を探す選択肢の幅は広いと言える。
• 学科の男女比
  8 : 2
• 志望動機
  高校卒業時点で将来の展望が皆無で、自宅からの通いやすさや学費等の条件を総合的に判断した結果、中央学院大学に行き着いた。