学生への指導が手厚い大学です:共愛学園前橋国際大学国際社会学部国際社会学科の口コミ

卒業生 / 2017年度入学

学生への指導が手厚い大学です

2022年02月投稿

認証済み

• 
• 4.0

[講義・授業 4｜ 研究室・ゼミ 5｜ 就職・進学 4｜ アクセス・立地 3｜ 施設・設備 4｜ 友人・恋愛 4｜ 学生生活 3]

国際社会学部国際社会学科の評価

• 総合評価

  良い
  高校まであまり勉強をしてこなかった私は、この大学で学ぶことの楽しさについて気づくきっかけを得ました。
  学問の基礎基本から学修が始まり、最終的には興味を持ったテーマで卒論を執筆するという一連の経験はどこの大学でも同じなのかもしれないが、この大学はどの過程においても指導が手厚いことが特徴である。
  偏差値などで大学を見てしまえばそれほどレベルが高くないようにも思えてしまうが、入った当初よりも格段に力をつけて卒業することができる大学である。
  もちろん手を抜こうとすれば簡単に手を抜いて（大して何も得られずに）卒業してしまうことも可能だろうが、そこら辺は高等教育機関なので自己責任であり、大学と学生の間にパターナリズムな関係を求めるのは間違いだろう。
  ただ、先述の通り力をつけたい学生には徹底的に指導してくれるので期待して入るといいと思います！
• 講義・授業

  良い
  単科大としては幅広い学問分野の授業科目が開講されている。
  興味関心に応じて広い分野から履修を組むことができる利点がある一方で、内容としては高校レベル+@にとどまるものが多い（もちろん全てではない）。特定の深めたい分野に関して十分に深められるかと言うとやや不満が残る。
  また、いわゆるアクティブラーニングなどを売りにしているので、十分に土台を作り活発に意見を交わせるような授業もある。一方で、中には議論の土台ができていないのに上部の意見ばかりを交わすような授業もある。当然そんな授業の議論は深まらない。
• 研究室・ゼミ

  良い
  １年次には基礎演習と言われるゼミがある。ここでは、大学での学び方（レポートの執筆方法など）や卒業後の進路に関することなどが指導される。
  ３、4年次に開講されるゼミでは主に卒業論文執筆に向けた研究を行う。
  ゼミの人数は少人数で構成されるため、研究指導が充実している。
  卒論執筆に関しても丁寧だった。
  どの学生も初めての論文執筆であるが、指導教官は、研究の作法的など基礎的なところから、内容の構成や論理展開まできめ細かく指導してくれる。
• 就職・進学

  良い
  民間就職、公務員試験、教員採用試験などどれに関してもサポートしてくれる。
  キャリア形成のための授業が１年次から段階的に実施されている。
• アクセス・立地

  普通
  多くの学生は自家用車で通学しているが、電車通学の人は本数が少なくて不便だと思う。
  また、周辺に娯楽施設も少ないため「空きコマに外でランチ」などという大学生活を謳歌するためには自家用車が必須だろう。
• 施設・設備

  良い
  学内全域にWi-Fiが通っているのはとても便利。
  自習スペースや学生が使用できるPCなども充実しているため、期末レポートに追われている時期でも集中して取り組める環境がある。
  ただ、図書館の蔵書がやや古いほか論集などの蔵書も少ないため卒論執筆の際に不便に感じる場合があるかもしれない。
• 友人・恋愛

  良い
  小規模の大学なので交友関係は築きやすいと思う。
  コース制ではあるが、コースを跨いで授業を履修することも多いので他コースの友人もできる。
  これは、小規模大学のメリットである一方で、デメリットとして交友関係の広がりが限定的になることである。
  より広い交友関係を求めるならば学外に出る必要がある。大学生が集まりそうなアルバイトやインターンのほか、各種イベントに率先して取り組むことで将来につながる交友関係が築けるかもしれない。
• 学生生活

  普通
  サークルや学祭はあるが、大学自体が小規模なので都心部などの大学のように盛んに実施されているかと言うと、そうとも言い切れない部分がある。
  サークルは種類が少なく選択の幅が狭い。しかし、人数の少ない大学なのでサークルに加入しなくても縦のつながりも横のつながりも形成することができる。そもそも、加入していない学生も多いので無理に入らなくて大丈夫。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  人文社会系のことに関しては広く学ぶことができる。
  その上で各自が所属するコース（英語、国際、情報経営、心理人間文化、児童教育）の専門を深める事になる。
  特徴としては、私立大学で小中高の教員免許を取得することができるのは珍しい。特に、教育学部ではない学部で小学校の教員免許が取得できることの意義は、卒業してから切に感じる。
• 学科の男女比
  4 : 6
• 就職先・進学先
  大学院 / 教育学研究科
• 就職先・進学先を選んだ理由
  学ぶことの面白さを知ったため、その学びをより深めようと思い大学院進学を決意した。
• 志望動機
  小学校の教員免許と中学（社会）・高校（地歴、公民）の教員免許が同時に取得できるから。そのほか、中高（英語）や様々な制度を利用することで幼稚園、特別支援、中学（国語、数学）なども取得できる。
  人文系や社会科学系に興味があったものの、大学を選ぶ時点では、具体的にどの学問分野に深い関心があるのかわからなかったので、幅広い科目が展開されていることが志望のきっかけとなった。