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国立岩手県/上盛岡駅
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在校生 / 2016年度入学
おだやかなアウトドア派学科
2018年03月投稿認証済み
- 5.0
[講義・授業 4| 研究室・ゼミ 4| 就職・進学 5| アクセス・立地 4| 施設・設備 5| 友人・恋愛 4| 学生生活 4]農学部森林科学科の評価-
総合評価良い林業や木材、農村、自然災害に関する授業が多いが、他学科に比べると、測量や標本採集のための屋外実習が多いことが特徴的だ。フィールドワークや野生動植物が好きな人にとっては楽しい学科だと感じる。
学科の先生は真面目で優しい方が多く授業もちゃんと教えてくれるし、質問にも丁寧に対応してくれる。演習林での実習も充実していて良い思い出になった。
また、2年の夏に鹿児島、3年の夏にドイツで研修がある(希望者)。鹿児島は現地集合であったため、学生がそれぞれに日本中を旅する機会となりとてもおもしろかった。 -
講義・授業良いこの学科の講義内容は、木材、測量、農村、災害、野生動物、樹木などを扱っている。丁寧に講義をしてくれる先生が多く満足している。課題は、実験が少ないため他学科に比べればレポートが少なく、単位をとるのも比較的楽。
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研究室・ゼミ良い研究室配属は3年後期から。私はまだ配属になっていないのでわからないが、研究室に関して特に不安は感じていない。
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就職・進学良い公務員になる先輩が多いようだ。林野庁、国交省、国土地理院、森林系の県職員など。また、生物分類や生態系に詳しい人はアセスメント会社(野生動植物の調査など)、防災に興味のある人は、
ダムや砂防といった防災施設に関する企業へも進むことができる。林業の道へ進む人は意外と少ないように感じる。 -
アクセス・立地良い盛岡駅から歩いて20?30分。電車で出かける機会は少ないため特に不便していない。学生の主な交通手段は自転車。自転車で隣の県へ帰省する後輩もいる。自転車で山登りに行く同輩もいる。イオンへは自転車ならすぐ着く。多くの学生は学校から徒歩20分圏内に住んでいて、スーパーもコンビニも病院も近くあるので生活には困らない。飲み屋、カラオケは駅前の大通りに多い。
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施設・設備良いキャンパスはちょうどいい広さで、植物園や池、圃場もある。池にはアメリカザリガニが大量に生息しており、捕食する学生集団が存在する。
2つの演習林がある。どちらもバスで1時間以内。測量や樹木学の実習は、キャンパス内と演習林で行った。測量の授業では、演習林に泊まり込みチームごとに測量する実習もある。演習林には山があり、谷があり、川がある。私はサークル活動でも何度も足を運んだが、御明神演習林は特に広くまだ全貌を把握しきれていない。いろんな生き物に出会える。 -
友人・恋愛良い1年は一般教養が多く学科の仲間とはそれほど長く関わる機会がなかった。2年で専門科目の実習が入り、同じ班になった人とはようやくうち解けた。学科柄(?)なのかおだやかな人が多く、派閥のようなものもないし、一人で行動する人が浮くこともない。その点はとても居心地が良い。
また学校全体で言えることだと思うが、学科よりもサークルの友達とのほうが仲良くなりやすかった。恋愛関係についても、サークルや委員会でのつながりが大きい。学科内恋愛は少ない。 -
学生生活良い野生動物系のサークルに所属しているが、とても充実していた。他大学や、野生動物を専門とする先生方、OB・OGと出会う機会も多く、その手のアルバイトもいくつも経験した。いろいろな地域で多くの調査に参加した。だが、多くのつながりやイベントを抱え込みすぎて後半息切れしがちだったので、楽しいからといって自分の容量以上に手を出しすぎないことをおすすめしたい。サークルの同期の数が少ない場合はなおさらである。掛け持ちの仕方には気をつけたい。
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容1年次は一般教養が主になる。英語、外国語、体育は必修。他には哲学や経済、文学、物理、生物、歴史、環境などから選択する。最初の履修申告はややこしいので、気をつけて必要な単位を選択しなければならない。
学科らしい授業は、演習林での宿泊研修、畑で野菜を作る実習、生物統計学、毎週バスで森林や防災施設をまわる授業があった。
また、この学科では数学を扱う機会がちょこちょこあるので、苦手な人はまじめに授業を聞いたほうが良い。
2年次は、前期で一般教養を取り終えることができ、専門科目が増える。木材、防災、樹木、野生動物、測量、林業生産工学、生態系、山村、地域おこし等の勉強ができる。夏には鹿児島大の演習林施設で研修があり、屋久島にも行ける。
3年次は、砂防、森林政策、森林造成、森林保護、森林計画、林道工学、自然環境保全などを学ぶ。夏にはドイツのロッテンブルクで研修を受けられる。また、3年次後期から研究室配属が始まる。
4年次はそれぞれに卒業論文を作成する。
この学科では、うまく単位をとるとその後資格の取得(造園士、測量士、樹木医など)が楽になるシステムがある。履修申告時に確認をめんどくさがらないのがコツ。 -
就職先・進学先まだ決まっていないが、林野庁、県職員を検討している。
20人中18人が「参考になった」といっています
投稿者ID:430932
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