雰囲気・環境は良好だけど・・・:青森大学薬学部薬学科の口コミ

卒業生 / 2007年度以前入学

雰囲気・環境は良好だけど・・・

2014年06月投稿

• 
• 2.0

[講義・授業 1｜ 研究室・ゼミ 2｜ 就職・進学 3｜ アクセス・立地 2｜ 施設・設備 2｜ 友人・恋愛 3｜ 学生生活 -]

この口コミは投稿者が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。

薬学部薬学科の評価

• 総合評価

  悪い
  薬学について学びたいだけなら、ゆったりとした環境で良いかもしれませんが、薬剤師になりたいのなら入学はおすすめできません。入学できても、進級・卒業ができない人がたくさんいるからです。そして、たとえ卒業できても、国家試験に合格できない人がたくさんいます。6年で薬剤師になりたいのなら、もっと合格率の高い実績のある大学に行くことをおすすめします。薬学部の雰囲気は、良く言えば自由、悪く言えば放置、そんな感じです。頑張る人には熱心に指導してくれますし、頑張りたくない人は放置されます。また、成績優秀な学生は授業料免除等の制度もありますので、他の私大薬学部に比べて学費を安く済ませることができるかもしれない、という点では良いかもしれません。
• 講義・授業

  悪い
  基本的に教員が圧倒的に不足していると思います。薬学部の先生というよりは、以前あった生物系学部の先生方が、名残で教えているような科目がたくさんあります。全く関係の無い分野の科目を教えている先生もたくさんいます。当然、質問に行っても専門外なので何も解決できません。講義や授業はまったく期待できません。自力で勉強するしかないというかなり厳しい状況だと思います。
• 研究室・ゼミ

  悪い
  自分が所属していた研究室は、国家試験合格を優先していたので、実験や研究はそこまで熱心にはやりませんでした。ただ、非常に熱心に実験をしている研究室もあったので、実験がしたい人は研究熱心な研究室に、国家試験優先の人は勉強優先の研究室に、進めば良いと思います。成績順ではありますが、研究室は自分で選べます。自分が配属された研究室では、成績や進路のことなど、熱心に相談・指導していただきました。また、基本的に一つの研究室に配属になりますが、拘束力はあまり無く、研究室同士の隔たりも少ないので、自分の配属ではない研究室にいる学生もたくさんいました。環境は研究室ごとに全然異なりますが、自由に選べますので、自分の居心地の良い場所を見つけることはできると思います。
• 就職・進学

  普通
  就職活動については、親身に相談に乗っていただき、無事第一希望の職場に就職することができました。求人は多いか少ないかで言えば少ないかもしれませんが、特に困ることは無いと思います。
• アクセス・立地

  悪い
  町外れに大学があるので、不便かもしれません。ＪＲも遠いので、公共の交通機関はバスのみです。青森駅まではバスで40分程度かかります。大学周辺にはスーパーが１つありますが、飲食店はあまりありません。基本的には車がないと生活には不便だと思います。大学から歩いて10分～15分くらいの場所に学生寮がありますが、あまりおすすめしません。系列の中高等部の生徒が生活しており、大学生には適していない環境だと思います。寮費も高いし自炊できない環境なので、アパートを借りた方がずっと安上がりで快適だと思います。
• 施設・設備

  悪い
  薬学部が入っている建物は新しい方だと思います。そこそこ綺麗ですし、特に問題はないと思います。ただ、他の建物は非常に古く、夏はとても暑く冬はとても寒いです。大学の中に食堂と売店はありますが、最低限です。
• 友人・恋愛

  普通
  基本的には、地元の方が多かったです。県外からきている人は、第一志望大に合格できなかったから、という理由の人が結構多かったです。学部の雰囲気もゆるかったので、一人でいる人も友達といる人もいました。カップルも多かったです。当たり障りの無い環境だったと思います。
• 部活・サークル

  悪い
  部活もサークルもたくさんありましたが、参加していない人の方が多かったと思います。自分も入学当初はサークルに参加していましたが、進級するに連れて勉強の方が忙しくなり、辛くなってきたのでやめました。部活やサークルは、全学部から人が集まるので、勉強があまり忙しくない他学部が主催のサークルだと、活動についていくのは厳しいと思いました。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  化学・生物等基礎的な知識から、薬理・病態・調剤学などの専門的・臨床的な知識まで学びました。薬剤師国家試験に合格するための必要な知識と技術を学びました。
• 所属研究室・ゼミ名
  薬学的な分野の研究室
• 所属研究室・ゼミの概要
  薬学的知識を身につけることができます。
• 学科の男女比
  6 : 4
• 就職先・進学先
  病院
• 就職先・進学先を選んだ理由
  新人教育に熱心だということと、施設設備が充実していたため。
• 志望動機
  薬剤師になりたかったため。
• 利用した入試形式
  一般入試
• どのような入試対策をしていたか
  化学、数学、英語を重点的に勉強した。