看護に本当に必要なものを学べるところ:天使大学看護栄養学部看護学科の口コミ

在校生 / 2016年度入学

看護に本当に必要なものを学べるところ

2020年03月投稿

認証済み

• 
• 5.0

[講義・授業 5｜ 研究室・ゼミ 4｜ 就職・進学 4｜ アクセス・立地 5｜ 施設・設備 5｜ 友人・恋愛 5｜ 学生生活 3]

看護栄養学部看護学科の評価

• 総合評価

  良い
  ｢頭の北大、技術の札医、心の天使｣というように、患者さんに寄り添う心のこもった看護を学びたいなら間違いなくこの大学が抜きん出ていると思います。実習先でもそう評価していただいています。
  施設も充実していますし先生にも恵まれています。
  ここで学ぶ意味のある大学だと胸を張って言えます。
• 講義・授業

  良い
  学内の先生はみんな熱心に授業をしてくださいます。
  最初は緊張してどの先生も怖く見えるかもしれませんが、真面目でお硬そうに見える先生も実はとっても気さくだったりします。気軽に相談にのってもらえますよ。
  また、北大の教授や天使病院の医師など高い専門性を持つ先生方の講義も受けることができます。学内の先生も、その領域では名のある方が数名いらっしゃいます。
  学ぶ意思さえあれば、とても充実した4年間を過ごせます。
• 研究室・ゼミ

  良い
  充実してる、とは言えないかもしれません。何せゼミは2年次に1度あるのみだからです。
  ですが、その1度きりの｢生とシの看護ゼミ｣(入力エラーになるので漢字変換できませんでした)は他の大学にはない、看護師を目指す人にとってはとても貴重な経験になります。みんな泣きながら自分の｢生とは、死とは｣を語り合い、医療の現場でどのように死と向き合うのかをディスカッションします。
  これは天使大学でしか経験できないことです。ですが多くの死に直面する看護師にとってはとても重要なことだと思います。卒業間近の今でも強く覚えています。
• 就職・進学

  良い
  他の大学がどのようにやっているのかは分かりませんが、必要なものは揃っている印象です。就職相談室の方は親身になって相談にのってくれますが、4月から6月あたりの就活ピーク時には予約が取りづらい面もあります。
  ですが、この大学に入れるレベルの学生であれば全く問題ないと思います。多少面接練習の回数が少なくても自分でどうにかできる方がほとんどです。というか就職には困らないです。
• アクセス・立地

  良い
  立地は抜群です。札幌駅から徒歩圏内、地下鉄だとひと駅分の好立地なのに静かで良い環境です。しかも東豊線なので他の路線より空いてます。
  一人暮らしをするにも、近くにスーパーやコンビニ、ホームセンターが充実しているので全く困らないです。家賃も安いです。
• 施設・設備

  良い
  十分だと思います。看護学科が主に演習や授業で使う6号館は比較的綺麗です。
  また2020年4月に新棟ができますので、そこに新しい実習室や自習室があるようです。フリースペース(新マリアホール)や食堂も新しくなるのでかなり快適になるのではないでしょうか。
  ただ、綺麗な棟だけではなくやはり古い棟もあります。しかし清掃は行き届いています。
  新棟建設にあたり私たち2020年卒業生は約2年間食堂なし、廊下通行止めによる遠回り、フリースペースの減少、国試対策教室の削減、工事の騒音etcに悩まされましたが、その分後輩のみなさん新棟を有効に活用してください。これはめちゃくちゃ愚痴ですが、今年度卒業生が1番最初に卒業式で新棟を使える予定だったのにコロナのせいでそれもパーです。あんなに新棟建設で不便を強いられたのに浮かばれません。しかも工事費を出したのは私たちです。学費の明細に工事代が含まれてるのを見た時は度肝を抜かれました。涙無しでは語れませんよ、いやマジで。
  これを読んだ人は新棟を使う度に2020年度卒業生を思い出してください……
• 友人・恋愛

  良い
  一生の友人ができます。必ず。
  大学は同じ道を志す人、そして偏差値が大体同じくらいの人が集まります。価値観も頭のレベルも近いのです。これが全てではありませんが、対人関係において価値観と頭のレベルは本当に重要だと痛感します。
  北大に落ちてしまった人もたくさん来る大学なので全体的にみんな頭はいいです。チャラそうに見えてもしっかり者だったりします。
  周囲の人間は自分を変えます。｢環境は人をつくる｣｢悪貨は良貨を駆逐する｣と言いますから、良い環境に身を置くべきです。私はこの4年間で本当に変わったと思います。もちろん良い意味で。卒業時には同じように思えると思いますよ。
  あ、恋愛はバイト先や他大学のサークルで出会ってしましょう。学内ではほぼ無理です。でもみんな彼氏いますよ。天使ブランドは強いです。
• 学生生活

  普通
  こればっかりは……人によります。
  学内のサークルはいろいろありますが、みんなほとんど北大のサークルに入ってます。その方が交友関係も広がりますしね。
  イベントはイースターやクリスマス、合唱コンクール、修養会など他の大学にはないものが多いです。楽しいといえば楽しいですが、それが邪魔に思う人も多いようです。私は楽しんでた側でしたが……出たら思い出になりますよ。私はどのイベントも参加して良かったと思っています。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  1年次は教養科目(英語や統計学、宗教学)が主で、基礎看護や解剖生理についても学びます。4年間の基礎の基礎になる部分です。最初は何がなにやら分からないかもしれませんが、学年が上がるうちに点と点が線になります。
  2年次～３年次は領域別(成人看護、小児看護、母性看護、在宅看護など)の看護を学び、本格的な演習もあります。病理学や薬理学もあります。また、受け持ち実習も始まります。辛いですが頑張り時です。2~3年次にどれだけ頑張れるかが鍵です。
  4年時は最後の領域別実習を5月から2ヶ月半、統合実習を11月に行います。こちらももちろん辛いです。でも3年生より慣れたぶんいくらかマシです。
  8月あたりから事例研究(卒論)を書き始めます。事例研究やっている最中に統合実習なのでいろいろキツイですが、何とかやり遂げます。実習さえ終われば自由に時間を使えるので、やるかやらないかは自分次第ですね。適度に手を抜くのもアリだとは思います。
  国試対策の勉強は秋頃から始める人が多いようです。私は３年次終わりの春休みから始めたので余裕を持って進められました。
• 学科の男女比
  1 : 9
• 就職先・進学先
  道内の病院に就職します。
  同期は道内と道外、半々くらいです。ちょっと道内が多いかな。
• 志望動機
  親族が病院のお世話になる機会が多く、看護師の道を意識するようになりました。特に父が入院した時、看護とは尊い仕事だと心から思いました。自分が患者家族だったとき、看護師に求めるものは優しい心だったので、この大学が1番私の理想に合っていると判断しました。正解でした。
  また、このご時世、女こそ手に職を持っていなければいざと言うとき戦えないので……看護師免許は強いですよ。