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国立北海道/帯広駅
口コミ
国立大
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卒業生 / 2014年度入学
食品成分・生化学好き向きの専攻
2018年10月投稿認証済み
- 3.0
[講義・授業 4| 研究室・ゼミ 3| 就職・進学 3| アクセス・立地 3| 施設・設備 3| 友人・恋愛 4| 学生生活 4]畜産学部食品科学ユニットの評価-
総合評価普通ユニットの中では年度にもよりますが安定した人気のある専攻だと思います。 2年次は座学中心で、生化学系の授業で基礎知識をつけた後、2年後期から具体的な食糧を題材にした授業がちらほらある、というような感じでした。 3年次は週3回の必修の食品科学実習があり、前期は基礎の成分分析系、後期も分析はありますが食品を作ったりすることもあります。 3年後期から4年次の卒業研究ゼミでは研究室に分属し卒業研究・論文に励むことになります。ここで大問題なのが、現在実際の食品そのもの(パン・ソーセージなど)を題材に実験できる教授が圧倒的に少なく(特に学部生)、栄養、微生物、油脂、遺伝子…など食品とは一見かけ離れていることです。パン研目当ての学生を始めとし、人気の研究室では毎年成績でしのぎを削って分属しています。今後定年退職などで更に人気研究室が無くなる可能性があります…。 食品ユニットに入っても、皆さんが想像する「食品」の勉強をみっちりして過ごせるというわけではないことを留意されたほうが良いかと思います。栄養や成分分析、微生物の役割…を始めとした生化学系を勉強したい方には向いてると言えるかもしれません。
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講義・授業良い3年次の食品科学実習で分析手法を学んだり、パン・ソーセージ・アイス等製造が題材となる回があったりするのは面白いと思います。教授陣も自分の専門分野になると、さすが大学というような熱の入る講義をします。ただ、学生側の熱量がそれほどでもない人が多いため、浮いている雰囲気になっていたりしますが…。 この大学にいて、講義の多くは、高校のような面白みを感じるような工夫のされたものではなく、授業をする各教授の自己満足に満ちたものであるという印象を受けました。もちろん面白い講義もありますが。
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研究室・ゼミ普通ゼミの分属希望調査が始まる前(2年後期)に、キャリア教育という授業の中で各研究室の紹介があります。私がいた年には、 パン(製パン、酵母)、栄養、油脂、肉製品、豆類、生物有機(根粒菌、バイオエタノール?)、乳(乳酸菌、ミルクオリゴ糖、乳タンパク系)というような研究室がありました。ただ、わかりやすい食品を扱う研究室はいつも希望者が定員を大幅にオーバーする現実があります。 分属希望調査時に定員オーバーになると、1~2年後期までの成績が高い人から順に入ることになるので、入学後はすぐなんらかの友人の繋がりを作り、少しでも高い成績を狙えるよう協力して考査を乗り切るようにしましょう。
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就職・進学普通道内で名の知れる食品製造企業に入れる人もいます。教授の企業とのコネクション次第では全国規模の大手食品企業に推薦で入れる人もいます。農協など食品以外の企業に内定をもらう人もいます。 コネクション以外だと、正直日本でみんな知ってるような大手食品企業には入るのは難しいことが多いと思います。何にせよ本州では畜大の知名度は皆無に等しいので…。大学名フィルターなどがあれば落とされてしまうことが多いのではと思いました…。
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アクセス・立地普通大学が帯広市内でも郊外にあり、帯広駅から車で15分ほど。車をすぐに持てるのであれば買い物なども難なくこなせます。その他の交通手段はバスですが、運賃が高い上に大学近くのバス停と本数がごく少なく、特に冬は不便でした。 大学の周り半径1kmほどは、畜大生向けの学生専用アパートが多く、家賃も本州や都市部と比べると安いと思います(3万円台が相場、それ以上だと大学生にはもったいないくらいいい部屋に住めます。友達のたまり場にもなります…)。 その周辺に住めば通学には全く問題ないと思います。 食料品の買い物は近所のスーパーで済ませましょう。家具や服の買い物は近くではほぼできません。
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施設・設備普通食品ユニットの研究室と、3年以上で主に使う講義室がある3号館は、学内の講義・研究施設内で一番古いです。生協や食堂から遠く行き来が大変で、夏は熱と湿気がこもり、冬は暖房のつく昼間だけ暑く、休日や夕方以降は極寒。卒業研究の最盛期である冬は土日研究室に行くことも多いので本当に辛かったです。暖房スイッチが本部で管理されているのか、自分たちでは調節することができませんでした。 研究室は4年次以降、基本的に一人1つの机を使わせてもらえます。実験設備のある部屋の中に一緒に学生部屋もあるか、実験部屋と学生部屋が分かれているか。他研究室と合同の学生部屋のこともあります。
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友人・恋愛良い主にサークルや部活で人間関係を構築していきます。寮に入った学生は寮生同士の結束がものすごく強いです。ツイッターのアカウントを持っている人は、ツイッター内で仲良くなったことから入学後も仲がよいということもあります。規模の小さい大学で、交際関係の情報は筒抜けのことが多いので、世間一般に良くないとされることはやらないようにしたほうが良いかと思いました。
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学生生活良い数は忘れてしまいましたが、運動部・文化部は活動ガチ勢、サークルはガチ派と兼部してユルくやりたい派が半々程度いるという感じです。文化系サークルには畜大ならではの動物や農業に関わる団体や、熱気球、よさこい、畜大牛乳を製造するために学内の乳牛の搾乳をするサークルなど、毎年面白いサークルがあると感じました。
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容1年次はまだユニット分属をしていないため、主に教養科目を履修することになります。 その他に農畜産科学概論というものがあり、その後分属する6つの専攻に準じた基礎勉強のさわり部分を広く浅く学ぶことで、ユニット分属の参考にします。 2年次は生化学系の科目が中心で、3年次は実際の食品も少し関わる科目を勉強したり、実験技術の基礎となる実習をします。4年次はほぼ授業がありませんが、後期に必修の環境衛生学(主に食品衛生の分野)があります。これだけは、4年後期に必修である意味がわかりませんでした。卒業研究とそれに順する卒業論文は卒業のために絶対必要なので、これのために卒業できない人も毎年ごく少数ではありますがいます。
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就職先・進学先北海道内の中小食品製造業(総合職)
3人中3人が「参考になった」といっています
投稿者ID:494175
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