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徳島大学
出典:Sorrysorry
徳島大学
(とくしまだいがく)

国立徳島県/蔵本駅

パンフ請求リストに追加しました。

偏差値:42.5 - 62.5

口コミ:★★★★☆

3.84

(410)

徳島大学 薬学部

概要

偏差値

偏差値
55.0
共通テスト
得点率
74% - 78%

提供:河合塾

学科情報

薬学科
偏差値55.0
口コミ 3.6630件
創製薬科学科
偏差値-
口コミ 2.979件

口コミ(評判)
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★★★★☆3.51
(39) 国立内 589 / 599学部中
国立内順位
平均
※4点以上を赤字で表記しております

口コミ一覧

  • 男性在校生
    薬学部 薬学科 / 在校生 / 2021年度入学
    田舎の大学だからって侮れない!
    2022年09月投稿
    認証済み
    • ★★★★☆
    • 4.0
    [講義・授業4|研究室・ゼミ3|就職・進学5|アクセス・立地3|施設・設備4|友人・恋愛5|学生生活3]
    薬学部薬学科の評価
    • 総合評価
      良い
      田舎の不便さやつまらなさは少なからずあるが、やはり大学の研究力や学習環境が非常に良いことや、進路も低学年のうちから指導してくれることを考慮すると、おおむね良いのではないかと思う。ただし研究室選びや自分の努力によって進路がある程度が変わる点には注意しなければならない。
      入学当初に「研究はいいかな」と思っていても、「研究もいいな」と思えるくらいには研究は面白そうだ。正直、遊び惚けるよりもきちんと勉強して研究できる余裕を作っておき、自分の専門分野を追究する方がよっぽど楽しいと思う。
    • 講義・授業
      良い
      以下は必修科目について述べる。
      まず良かった点から。
      一つ目に、1,2年生から進路、社会、倫理に関する授業が取れる点である。一人の人間としての講義はもちろん、薬学部出身者として、どのように社会に貢献できるのか知れる。思ったよりも薬学はできることが広い。化学の専門家であるだけでなく、医療従事者の一員であるのだから、できることが多いのは確かに当たり前である。外部から講師の方を招き、講演をしてもらう。武田や大塚、外資などの大手製薬会社だけでなく、近隣の薬局や大病院、科捜研、厚生労働省など多種多様である。
      二つ目に、専門的な科目についてであるが、授業によっては質問・議論の時間をとってくれるため、一人では理解が難しい内容も理解しやすくなる。
      次に良くない点である。やはりカリキュラムを詰めこみすぎなところだろう。25コマ(5コマ/日×5日)のうち、22や23が必修だけで埋まる学期もある。かつ、一つ当たりの授業も情報量がとてつもない。資料は、1つの授業でびっしりと文字で埋まったスライドが50枚あるようなものである。やることが膨大なため、これは仕方ない。また、前期専門試験が夏休み中の9月にある。
    • 研究室・ゼミ
      普通
      3年後期(研究室によっては3年前期から)から卒業まで研究室配属となる。研究室配属を学生の自治で行うというのだから驚きである。運営側も非運営側も疲れ切っている。配属だけで言うと、あまりいい体制とは言えない。
      研究室は、DDS(ググって)、有機、生物、臨床など様々な分野の研究室が20ほどあり、その中から選ぶ。しっかり研究するところとユルイところで分かれている。
      しっかり研究するところは、なかなか面白いことをしている。例えば、砂漠で作物を育てられる肥料を発明した。しっかり研究しているところは、英語、研究、学会、意識の高い学生など成長に必要な要素がそろっている。そのため、その分野に関する知識や思考力、研究力は難関大出身者にも負けないほどつくようである。しかし、朝から深夜まで研究室にこもっている人も多く、研究が好きでないと続かない。少なくとも、アルバイトとサークルに時間を割いている一般的な学生のような生活は不可能である。
      一方、ユルイところは、「免許さえとれたら」という人が行くことが多い。皆学部の勉強で疲れ果てており、研究まで手が回らないという人は多く行っている。
    • 就職・進学
      良い
      現状は、薬局/病院薬剤師になる人が多いようだが、製薬会社や化学製品の研究開発職、地方/国家公務員になる人もいる。しかし「薬剤師過剰」と言われる時代、決して薬学科出身の薬剤師免許取得者でも安泰ではない。そのため、当学部は調剤や薬の知識だけの前時代的な薬剤師像から脱却を図っている。そのために2021年度入学者からコースを設定した。
      ・高度医療(定員40名)
      ・研究(35名、うち推薦入学者5名)
      ・地域医療(10名、うち推薦5名)
      と分かれている。さらにコアな専門知識で薬剤師に付加価値をつけようとしている。
      しかし、実際のところ、就職先は研究室次第である。研究が盛んなところは、企業や行政とのつながりもあるため、就職もしやすいが、そうでないところは自力で頑張らないといけない。
      薬学部の大学院は特殊で、学部6年を卒業した時点で修士(M)を取得したことになる。一方、博士(D)は一般的な3年より長い4年である。19歳で入学しDまでストレートで卒業しても10年大学に行くため、29歳である。そのためにうずしおプロジェクトという奨学金を独自に設置し、国の補助金や奨学金と合わせると十分なサポートだ。
    • アクセス・立地
      普通
      JR徳島線蔵本駅から徒歩5分、バス停から徒歩2分の鬼立地である。しかし、田舎ゆえに駅近でも不便である。繁華街は一番近くて徳島駅周辺で、3~4kmほど離れている。周辺に遊ぶところはないため、遊びたい人には向いていないかもしれない。
      県内の通学者にとっても微妙である。
      まず、薬学部前の交差点、周辺の幹線道路のR192、R11、R55、田宮街道、県道1号は毎朝大渋滞を起こしており、車通学は不向きである。公共交通機関も方面に依存する。
      ・徳島市東部方面はバスがあるため比較的マシだが、最終が21時台のため注意が必要である。
      ・石井など西方も30分に一本汽車が走っているためマシである。
      ・徳島市南部など県南方面は、単純に遠く汽車も時間がかかり不便である。
      ・北方は最悪である。鳴門方面は汽車が主流だが、佐古駅での接続が悪く、極めて不便である。次に藍住・板野方面は、バスの本数が少ない上、名田橋が細すぎて二輪は極めて危険である。
      県外へのアクセスは、近くの加茂名停留所から関西方面へ高速バスが出ている。2駅先徳島駅からは、関西・四国・関東・中国・北陸などへ高速バスが出ている。特急は高松・岡山方面のみである。
    • 施設・設備
      良い
      低学年で最もお世話になるのがスタジオプラザ(以下スタプラ)というコモンラウンジである。友達と分からないところを議論しながら勉強するもよし、一人でもくもくとやるもよし、遊ぶもよし、談笑もよしとなかなか他学部にもないスペースである。一応PC充電用のコンセントとウォーターサーバー、ロッカーが設置されている。
      研究室の設備はこれまた研究室に左右される。資金に余裕があるところは設備や器具も新しく、研究や学習に適した環境が整備されている。ただ、学生数が他学部と比べてもあまり多くないため、コロナによる入室人数制限にかかってしまう小さな講義室が多い。
      2年と5年に実習があるが、2年の実習の器具は割れていたりきちんと使えないものが含まれており、こちらは古くあまり良くない。また、生薬に関する授業で行く薬草植物園が5kmも離れているところにあり、夏の炎天下に田舎の細道と鮎喰川の大きな橋を進まなければならない。
      医学部、歯学部、徳島大学病院、県立中央病院、付属図書館が近くにあり、学習環境は良い。
    • 友人・恋愛
      良い
      少々陰キャ気味な私でも友人は多くできた。やはりスタプラが大きく寄与しているだろう。グループに分かれてしゃべっていても、授業やスタプラでのちょっとしたきっかけでその壁はすぐになくなる。そのため、学部内で友達はかなりできやすいと思う。ただ、難しいのは学部外、学外である。学部間の交流が薄いため、広く浅くというよりは、狭く深い人間関係になりそうだ。
      恋愛は基本的に皆自由にしている。学部内だと研究室が一緒になった時地獄になるため、避ける人もいる。しかし、人間関係は必然的に学部内の方が濃くなるため、学部内で付き合う人も少ない。
      たまに拗らせている人もいるが、全般的に皆大人びていて、優しい人も多い。医学部や歯学部に比べてちゃらついている人が少なく、大人しい。
    • 学生生活
      普通
      部活やサークルは、薬学生だけのものと、他学部もいるものがある。薬学生だけのものは、ほとんどが運動部で、研究が始まり多忙になる3年以降は卒業扱いとなる。運動部以外に入りたい人は勇気を出して他学部のいるものに入るしかない。ただ、医歯薬合同は医学部が主体になっており、3年以降も普通に続くため、肩身が狭い上に、多忙な中他学部に合わせてスケジュールを組まないといけないため、幅広い人間関係を築ける一方で大変である。
      イベントはことごとく医学部が運営の主体で、薬学部は蚊帳の外である。
      私はあまり部活やイベントごとに興味がないので何も感じないが、人によってはあまり良くは感じないかもしれない。
    その他アンケートの回答
    • 学科で学ぶ内容
      1年次は高校理科の延長線上である。
      有機化学で分子軌道、炭化水素の反応、生物で細胞小器官の働き、物理で速度論など。
      2年次は薬学の基礎である。ここから科学を薬学の世界に落とし込み始める。引き続き有機(芳香族)や生物(細胞膜やタンパク質などかなりミクロな世界)をする一方で、薬を体に投与した場合どの臓器のどの部分にどのように働くか学ぶ薬理や薬の体内動態を調整する薬剤など。
      3年以降は薬を実際に体に投与したときの具体的なモデルの検討を行ったり、研究の基礎を学ぶ。研究室配属も行われる。
      5年には薬局・病院実習、6年には就活/院試、研究、卒論、国家試験、人によっては公務員試験が待っている。学年を経るにつれ大変になっていく。
      有機では原子という非常に小さな粒子から、このような複雑な世界がどのようにできているかを知れる。生物や薬理では、体がいかに複雑にできていて、いかに化学反応を使いこなしているのか実感できる。薬剤では、複雑な体を理解した先人の努力と知恵、そして何としてでも医薬品を作り上げたいという強い意志を感じる。
    • 面白かった講義名
      有機全般、進路関係
    • 面白かった講義の概要
      有機は質問、議論、演習の時間を与えてくれるため、実際に自分に力がついている実感がある。進路関係の授業は上に書いたとおりである。
    • 学科の男女比
      5 : 5
    • 志望動機
      もともと医薬品には興味があった。
      しかし医学部は違うかなと思っていた。幅広い知識を頭に叩き込むより、何か1つのことについて集中する方があっているかなと思った。
      また、ただの原子の集合に過ぎない薬が、なぜ生物の健康を保てるのか、はたまた、生物すら原子の集合に過ぎないのに、なぜ意思を持ち、行動を起こしているのか疑問に思った。薬がどのように体に作用しているのか知りたいと思った。
  • 女性在校生
    薬学部 薬学科 / 在校生 / 2021年度入学
    徳島大学薬学部薬学科
    2021年10月投稿
    認証済み
    • ★★★★☆
    • 4.0
    [講義・授業4|研究室・ゼミ-|就職・進学4|アクセス・立地3|施設・設備4|友人・恋愛5|学生生活3]
    薬学部薬学科の評価
    • 総合評価
      良い
      大学で勉強をしたい人にうってつけの大学です。周りが優秀な人が多いので、勉強をさぼってしまうとあっという間に置いていかれます。頑張る覚悟がある人でなければ続かない学科だと思います。
    • 講義・授業
      良い
      さまざまな教授や学外からの講師等による講演や、他のキャリアに就職していらっしゃる人の話など、とにかく学ぶ機会が多いです。そして、質問も積極的にするヒトが多く、勉強に対して学ぶ姿勢がみんなすごくて、頑張ろうって言う気持ちになりやすいです。
    • 就職・進学
      良い
      研究室に配属されるため、研究室の教授が進路に大きく関わってくれます。人気のある研究室などは大きな製薬会社に就職したりと活躍されています。
    • アクセス・立地
      普通
      最寄り駅は蔵本駅です。蔵本駅から少し歩くのが難点です。大学の近くに借りられるお家はたくさんあるため、通学は楽な人が多い傾向があります。
    • 施設・設備
      良い
      毎回、大きなホールで講演を受けれたり、自習することができる部屋では無料で冷たい水とお湯がのめるのがとてもいいです。
    • 友人・恋愛
      良い
      学科でも友達は出来るし、サークルや部活でも友達はたくさんできます。バイトは飲食店でバイトしてる人は多く知り合いができているようです。
    • 学生生活
      普通
      コロナのため大学のイベントはほとんど中止になっています。サークルもコロナのせいで、あまり活動できていなくて新歓の時期はだいぶ遅れました
    その他アンケートの回答
    • 学科で学ぶ内容
      一般教養と、専門科目では、物理化学や有機化学などのこれからの薬の基礎となる分野を多く学んでいます。他にはキャリアについてや、薬について実践的な講義も受けたりします。
    • 学科の男女比
      5 : 5
    • 志望動機
      昔から薬剤師になりたくて薬学部を選びました。後期でもともと第1志望の大学ではなかったけど、著名な教授やすごい教授がたくさんいて研究室も充実しています
  • 女性在校生
    薬学部 薬学科 / 在校生 / 2021年度入学
    勉強さえ頑張る気力があれば充実!
    2021年08月投稿
    • ★★★★★
    • 5.0
    [講義・授業4|研究室・ゼミ-|就職・進学4|アクセス・立地3|施設・設備4|友人・恋愛4|学生生活4]
    薬学部薬学科の評価
    • 総合評価
      良い
      全体的にはとても満足しています。勉強さえうまくいけば文句なし。サボると落ちこぼれるし置いていかれるので、自分を律して頑張る必要があります。
    • 講義・授業
      良い
      とても良いと思います。もちろん教授によりわかりやすいわかりにくいはありますが、カリキュラムが自分にとてもあっていると感じているので満足しています。ただ、ついていけなければしんどい部分はあるかもしれませんね。
    • 就職・進学
      良い
      勉強をちゃんとしていれば就職は困らないと思います。4年から5年にあがるときの試験に受かるか受からないか。創製よりはいいんじゃないかなと。
    • アクセス・立地
      普通
      アクセスは悪いです。キャンパスが2箇所あり、まあまあ離れているので一日の講義予定を組み間違えると終わります。アクセスに配慮して講義を組むのが吉です。
    • 施設・設備
      良い
      充実していると思います。図書館はかなりの蔵本数で、勉強もしやすいしなかなかいいんじゃないかなと思います。
    • 友人・恋愛
      良い
      サークルや部活に所属すると縦も横も人脈が作れます。友人がいないと苦労するところもあるので、人間関係の構築は必須だと思います。
    • 学生生活
      良い
      こちらも充実していると思います。まあまあの数のサークルがあるので、自分に適したサークルを見つけると大学生活は安泰です。人によりますが。
    その他アンケートの回答
    • 学科で学ぶ内容
      入学するとまず基礎から学びます。化学系の分野から入ります。量はとても多いです。それ以降に生物や物理などの分野に進んでいく形です。
    • 学科の男女比
      7 : 3
    • 志望動機
      高校生の頃から薬剤師を志しており、地元で薬剤師の国家資格がとれる大学となるとここでした。国公立希望だったので、私立の同じ県にある大学と比べると難易度はやや上がりますがここに来て正解だったと思っています。

基本情報

所在地/
アクセス
  • 蔵本地区
    徳島県徳島市蔵本町3-18-15

     よしの川ブルーライン「蔵本」駅から徒歩9分

電話番号 088-633-7245
男女比 男:女=5:5 (口コミより引用)

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