【総合評価】
私の通信校/サポート校の決めては、実際に授業を受ける場所や先生方の雰囲気と、個別授業であり、通学/オンラインを選べることが主でした。どうしても通うことが心身共にしんどい時が多いタイプだったので、定期的に行われる三者面談などで「来月は通ってみよう」と相談して変えられるところがとても良かったです。
上記の授業は、受験対策の基礎授業をして、サポートを受けながら自力で卒業単位のレポートに取り組んでいました。この授業体制も相談して私に合うようにしていただけました。レポートを授業ですることも可能でした。
私は1年間だけ在籍していましたが、(スポーツなどの)活動も卒業に必要だったので、そこで友達をつくることができました。
レポートの進捗状況はサポート校のパソコンで管理されていて、安心できます。(期限厳守なので)
入学時に配布されるタブレット端末で提出します。
レポートを決められた数提出して認定されると、単位認定試験を受けることができます。これはスクーリングのように決められた場所で受けるので、遠出になりました。
通学がしんどくても安心
【授業内容・コース】
1対1だったので、勉強したいところや、苦手なところ、基礎を一からやり直す、、など様々な要望に応えてくれます。授業も分かりやすく質問のしやすい先生が多かったです。
スクーリングでは、形式的なプリント(レポートで解いたうちの数枚)を扱う授業だったので、きちんと聞いていれば答えを言っていて、黒板に書いてくれるので難しいものではありません。
1対1の授業とスクーリングは別物です。1対1の授業でレポートなり受験勉強なりして、レポートを提出して、スクーリングにいき、単位認定試験を受けて、合格するとその単位は認定になります。
【高卒資格の取りやすさ】
私の場合、5年間 中高一貫校にいて、そこで卒業したかったですがどうしてもプラスで2年かかることになってしまい高3になると同時に転校しました。勉強に意欲的ではあるものの、通学がとにかくしんどかったので、体調などで急遽オンラインに変えてもらえるサポート校には感謝しかないです。
高校の2年間の単位を持ち込めたので、残りの単位をレポートで取ることになりました。レポートの量は確かに多いです。でも一般的な高卒資格の試験を受けるよりも確実で簡単です。地道にこなしていかなければいけませんが、内容は教科書を見れば分かる程度なので心配しなくて大丈夫です。
【スクーリング】
サポート校での1対1授業の日程、授業でやることなどは、ある程度自由に決められます。しかしレポート提出後のスクーリングは県内の専門学校などで一斉に集まって行われるので、数日間の授業表を見て、自分の受けられる授業を少しでも多く受けに行く形です。私の場合、1年間で卒業したかったので、1年で49単位ほど取りました。かなり多かったので、年に3~4回あるスクーリングでも最初の1~2回は朝から夕方まで詰めて受けました。
【サポート体制】
私の通っていたところは塾兼サポート校でしたが、サポート校にも力を入れており、サポート校所属の不登校生徒も結構いました。なので体調やメンタルを崩した時やレポートがあまり上手く進められない時など、寄り添ってフォローしてくれます。
先生方のフォローやコミュニケーションのおかげで、徐々に通学して授業を受けられるようになり、卒業式にも出ることができました。
【先生の親しみやすさ】
良い先生方に恵まれたと思います。気さくで話しやすい先生が多かったです。また、入学時にいろんな先生の授業を受けてから先生を決めることができ、相談すれば途中で変えることもできました。
【進路実績】
意外と各々の行きたい大学に進学できる人も多いと感じます。私はもともと浪人する覚悟で入ったのですが、年下の子たちも大学進学を目指して通っている子が多かったです。実績的にも有名私立に受かっている人が少なくないように感じました。
【友人関係やいじめについて】
卒業するために、課外活動の時間が何時間と決められており、そのためにスポーツ活動や性的マイノリティなどの社会問題的な講座(オンライン座談会?)に参加する必要がありました。
私は通ってるサポート校のみで行われるスポーツ活動の時に、自ら話しかけました。すごく勇気が要りましたが、声をかけたことで、
友達もでき、自分の殻も破れた気がします。
スポーツ活動のおかげで、授業に行った時に会うと話せる友達が数人できました。
【学費】
入学費や月額費は正直安いとは言えません。個別授業付きなので、特に集団型より高いと思います。しかし49単位を1年で取得して卒業することは全日制では無理だったと思うので、サポートも含めて妥当かなと思います。定期を買う時に学生料金を使えなかったですが、全日制のようには通学しないので妥当かな。