【総合評価】
北星高校に行ってから、とても生き生きと学校生活を送っていました。 本人も楽しんで学校に通ってましたし、先生方も卒業の為に懇切丁寧に指導してくださいました。 レポートには苦労してましたが、自由にできる時間がたくさんあったので、旅行に行ったり平日バイトをしたり、長い休みを利用して車の合宿免許を取りに行ったりと、いろんな経験ができました。 全日制の子達よりかは高校卒業までに年数がかかってしまいましたが、よりゆったり伸び伸びと楽しく過ごすことができました。 入学当初は、とりあえず高卒取って就職するつもりだったのですが「専門学校に行って勉強したい」と思うようになるまでになりました。 入学当初は、多くの人と違う人生に、卑屈になったり、なげやりになったりしてましたが、卒業の目処がついてからは、前向きに受け入れ、むしろ通信制高校の良さを楽しんでいました。 生徒ひとりひとりをちゃんと見て理解してくれる、とても良い学校でした。 普通の人にもオススメしてます。
【授業内容・コース】
時には訳の分からん先生もいましたが、たいていは普通の授業でした。 レポートが主なので、スクーリングは必要数出た、と言う感じです。 選択単位はいろいろな科目があり、簿記や韓国語、プログラミング等面白そうなものがあった。
【高卒資格の取りやすさ】
スクーリングが日曜日コースと木曜日コースがあり、どちらかのコースを選んで出席します。 受ける授業が重なってしまった時に、火曜日のスクーリングで補うことができます。 レポートが、教科によって最大12回分あり、中間or期末テストまでに6回(もしくは半分)提出し、合格をもらえるとテストが受験可能となります。 レポートは1教科につき1日2回(2枚)まで提出可能なので、計画的に進めて提出or郵送します。 後でまとめて出そうとすると1日2枚の制限に引っ掛かり、毎日学校に通って提出…なんてことになります。 分からない所は、学校に行って教科の先生に聞き、その場で書いて提出することができます。 間違ってるところも教えてもらえるので、一発合格できます。 テストは、レポートから出題されます。 チューター(担任の先生のこと)が、それぞれの生徒の受ける科目(単位)を把握していて、こまめに連絡をくれたりもします。 北星高校は定時制もあるので、定時制の選択科目を併修して単位を補ったりできます。
【スクーリング】
学期のはじめに、スクーリングの予定日が書かれた「手引き書」を渡されるので、そこから自分の受ける科目の日時を確認できます。 科目が重なってたり都合が合わない時は、火曜日のスクーリングで補うことができます。 定時制の科目も併修していたので、その日に学校でレポートを書いたり、先生に分からないところを聞いたり、提出したりしてました。 日曜日にスクーリングだったので、平日にバイトをしたり、お出かけに行ったりもしてました。
【サポート体制】
うちは、前校を不登校で退学したのですが、北星高校ではチューターの先生もびっくりする位生き生きと通っていました。 なので、不登校経験者サポートは必要なかったのですが、学校からのお便りに、スクールカウンセラーの来校日や保健の先生からの「辛かったら保健室においで」メッセージが毎回載っていたり、入学式や始業式等でケア担当の先生からもお話があったりしてました。 中学校や前校からすれば、とても手厚い体制があるように感じます。
【先生の親しみやすさ】
個々の様々な事情や単位習得度で入学するので、チューター(担任の先生)は、受け持ちの生徒が、それぞれどの科目を何単位取らなければならないかを把握しており、頭が下がる。 親密度はそれぞれですが、テストで不合格点を取ると、その日にすぐ連絡してくれたりと、かなりこまめに見てくださる人もいる。
【進路実績】
就職する人が多いのですが、進学を希望する人も丁寧に指導してくれます。 大学入学試験を受ける人もいたし、国公立・私立大学に行く人もいます。 うちはAO入試で専門学校に進学しますが、願書の書き方から面接指導等、みっちりやってもらいました。
【友人関係やいじめについて】
友達は作ろうと思えばできます。 うちは特にいませんでしたが、スクーリングには問題ありませんでした。 わりと皆の顔色を伺いながら話し合いをしたりしてました。
【学費】
校内も土足だし、エアコンもあるし、無料駐車場完備で、文句の付けようもありません。 取る科目によっては教科書を半期毎に買う必要があります。 よくありがちなワークとか問題集、資料集のような副教材は、ほとんどありません。