【総合評価】
普通科の高校としては良いのだと思います。他の某進学校では授業について行けていない生徒は見捨てられると聞いたのですが、操山は面談で話をしたり成績が振るわない生徒に積極的にコンタクトを取ろうとするなど面倒を見ようとしている姿勢は感じられました。どこの進学校もそうかと思いますが、褒められたいから勉強している、恥ずかしがり屋な方等は少し苦労するかもしれません。高校に入ると中学で頭が良くても高校で躓くと厳しい事を言われる事もありました。上手く行かなくても自分を自分で褒めて鼓舞することは必要だと思いました。
芸術系、他の実技等の対策も一応しては貰えますが大半は画塾やピアノ教室等で実技の対策をすることになると思います。本格的に実力を付けたいのならば芸術系の科のある高校の方が本格的に対策出来るとは思います。普通科の芸術系志望は変わり者、という見方をする方もいらっしゃったので芸術系の科に進む方が精神的にも楽であり横の繋がりも出来るので良いと思います。
【授業内容・コース】
先生によると思います。
宿題の答え合わせをする授業、先生の体験談や雑学を問題を解きながら話してくる先生、板書よりも他の教材の図解や漫画や教科書の方が分かりやすい、など様々でした。どの学校でも大体はそうかと思いますが先生に期待するよりも自分で理解出来る様に勉強した方が分かりやすくて自分の為になることは多いかと思いました。実技の充実は普通科としては悪く無かった様に思いました。
【高卒資格の取りやすさ】
人それぞれですが、点数が悪くても出席日数と課題の提出が足りていれば単位を取得して卒業できると思います。
【スクーリング】
1,2年は課題が多くて大変だった様に感じた。
3年は人それぞれ進路が異なっていたので、志望校に合わせて自分で対策するようになった。その時は自由にスケジュールを組みやすかったと思った。
【サポート体制】
悪く無かったと思った。多分、普通くらいかと。何故か保健委員の活動に力を入れていたので、その延長線上で不登校経験者が居た場合にはサポートをしたと思います。陰キャな人達も居たけど協調性を持っている人達が多かったので大きないじめ等に発展した事は無かったと思います。
また、通信科があるので、サポートが充実していたと思います。
【先生の親しみやすさ】
1年目は成績や見た目が良くて気に入られている生徒以外厳し目な場合が多かった。理解出来ていない生徒には名指しでちゃんとしろと言ってくる場合が多かった。
2年目に徐々に丸くなった。先生の素晴らしかったり面白かったりする人間性が垣間見えた。しかし、この年までは吊し上げは続いた。3年目には受験に向けて励ましてくれることが多かった。
【進路実績】
ほぼ毎年数人東大合格者を出している。県外の学校へ進学する人も多かった。進学校なので基本的に全員進学、という考え。地元で進学する人も居る。浪人する人も居た。色んな進路があったがなんやかんやで落ちぶれた事は聞いたことが無かったので悪く無かったのではないかと思います。
【友人関係やいじめについて】
成績が悪かったり服装や持ち物がダサかったり体型が太っていたりすると、クラスによってはイジられたり仲間外れにされたり冷ややかな視線を向けられる事もあった。積極的に嫌がらせをするなどのいじめは無かったと思う。仲の良い男子がクラスで殴り合う等はあった。性格がきつい人や仲間外れにした人等は陰であの人苦手と噂されていた。頭が良い人はいじめに関与しないことが多かったと思った。友達は気や趣味が合う人、同じ部活動やグループ活動のメンバーなどなら出来やすいと思った。
【学費】
公立なので高過ぎでは無かったのだろうと思います。人によっては志望校の対策が学校の授業だけでは充分でない場合があり、その際に追加でお金が掛かったと思います。
当たり前ですが、塾やスクール、ジムに通うと別途費用が掛かります。