【総合評価】
通信制にしては活発な学校だと思う。 ハロウィンやクリスマスなどのシーズンには、学園祭やパーティを行っているので、楽しい学校生活が送れる。 授業に出れずとも先生がサポートしてくれるので、卒業分の単位は必ず取れる。 ただ高みを目指すならは先生は頼れないので勉強から何まですべて自分でやる必要があるので根性がいる。
【授業内容・コース】
授業は、進行速度が遅く年度中に終わることのほうが少ない。 授業の質もわかりやすいとはいえないので、別途自習を重ねる必要がある。 卒業する分には授業内だけの学習も問題ないが、日東駒専レベル以上の大学への入学を考えているのであれば、人一倍勉強したほうがいい。 ただ、レポートさえ提出していれば何も言われないので、私の場合は進級に必要なだけの出席数だけとって、後は出席せず自習をしていた。
【スクーリング】
全日制と通信制に分かれて授業を受ける事になるが、全日制であっても登校に関しては自由度が高い。 授業に出席できなくても、基本的にレポートさえこなせばとやかく言われることは無い。 午後の授業は選択制で、好きな授業を受けられる。 通信制は自分のペースで登校でき、授業は基本的に自習となる。 余裕があるときなどは、本人が希望すれば、全日制と一緒に授業が受けられる。 どちらのコースも下校時間は早いので、夕方のスケジュール作成は楽。
【サポート体制】
全日制にも不登校の生徒はいるが、担任の先生が定期的に自宅へ訪問して、レポートの確認を行っているそう。 登校できない理由があったとしても先生はサポートしてくれる。
【進路実績】
大多数がAOでFラン大学、専門学校へ進学している。就職は2.3割。 MARCHや国立などの実績校へ進学する生徒もいるが、それは自力で勉強した場合のみ。 頭のいい大学へ進学したいなら、学校の手は借りずに、全て自分で勉強する根性が必要。 先生は作文や面接対策などのサポートはしてくれる。だが、高みを目指すなら先生の手は借りないほうがいい。
【友人関係やいじめについて】
訳ありの生徒もいるので、気難しく感じる子は多々いるが、気の合う友人を作ることは容易。だが、通信制にかんしては登校する生徒がまばらなため、生徒同士で話す機会は少ない。 全日制に関してはいじめとまではいかなくとも、陰口をするような子たちはどのクラスにも一定数いた。途中で退学したが、タバコを吸う生徒もいた。 少しでも危険と感じた子とは完全にシャットアウトしたほうがいい。 ただ、良い子もたくさんいた。
【学費】
全日制であれば私立大学並みに高い、通信制は全日制と比べれば安い。 お金に余裕がないのなら通信制にすべき。
【卒業のしやすさ】
レポートと呼ばれるプリント課題を進級までに提出し、2つのテストに合格すれば進級、卒業できる。レポートはさほど難しい物ではなく、教科書内と同じ問題が出題されるので、教科書を参照して埋めるか、先生に聞けば教えてくれる。テストは事前に配られた対策プリントから出題される。対策プリント自体も問題数は多くないので、対策プリントを暗記して挑めば難なく100点満点を取れる。この二点さえこなせば、卒業は容易。勉強で不明な点があれば、個別で教えてくれるし、授業に出席できなかった分のフォローもしっかりしてくれる。
【校則の厳しさ】
校則らしいルールは存在しない。 身だしなみや挨拶などのルールも存在しない。 日本の法律さえ破らなければ問題ない。
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