親と先生が一緒に子供を育てる学校：精道三川台小学校（長崎県長崎市）の口コミ

保護者 / 2015年入学

親と先生が一緒に子供を育てる学校

2017年04月投稿

• 
• 5.0

[方針・理念 5｜ 授業 5｜ 先生 5｜ 施設・セキュリティ 4｜ アクセス・立地 4｜ 保護者関係(PTA) 5｜ イベント 5]

• 総合評価
  郊外の高台に位置しています。スクールバスは「三重線」「日並線」「時津・長与線」「東長崎線」の４本もあり、市内を走る県営循環バスの「三原団地」バス停から徒歩５分とアクセスは良いと思います。
  将来しっかりした若者に育って欲しいので、カトリックの教育理念でいろいろな事を判断するための価値観を養える環境です。カトリックの教えを強要される事はありません。
  男子校という事もあると思いますが、子ども達が生き生きしており、きちんと挨拶をしてくれます。何より息子が、学校へ行くのを毎日楽しみにしています。
  担任の先生はもとより、一緒に数年持ち上がる個人指導の先生も付いてくださり、子ども達を見守ってくれます。また、親と密接な連携を果たしていただけるので非常に助かります。
  子供達一人ひとりが、ゲーム感覚で学力向上の達成感を味わえるような工夫がいっぱいあり、縄跳び、百人一首、名文暗唱、計算、漢字読み、英語など、いろいろと挑戦できる取り組みが用意されています。
  その結果、学力も身についているようで、６年生の全国学力テストでは、かなりハイレベルな結果を残しています。
• 方針・理念
  カトリック教会の価値観で教育してくれます。ですから子供達は素直に育ちます。男子校だから女の子の目を気にしなくてもいいので、伸び伸びと生活しています。
  「POSSUMUSポスムス（私たちはできますという意味のラテン語）「自由と責任」「英雄的瞬間」というユニークな精神で教育してくれます。
  子供達の能力を最大限に引き出すため、親と先生が協力して助けるシステムがあります。
• 授業
  子どもは素直ですから、学校の授業が楽しくかつ分かり易ければ授業が好きになり、その逆もあると思います。特に初めて授業を受け始める小学１年生で、つまずく事なく授業が好きになるかどうかは、その後の子どもの人生に大きな影響を与えると思います。授業参観の時だけでなく、普段の授業が大切なのは当然です。
  この学校では、先生たちが子どもたちに解りやすい授業、夢中になる授業を目指して日々取り組んでくれます。
  毎日宿題もありますが、授業で習った事を家庭で復習する習慣をつけるのに非常に役に立っています。
• 先生
  バイタリティー溢れる若い先生と経験豊富なベテランの先生がいて、それぞれ一所懸命に指導してくれます。
  子供達にとって楽しみの一つが、休み時間に先生たちと一緒に遊ぶことのようです。サッカーや野球、テニス、鬼ごっこなどをして一緒に汗をかいてくれる先生達が大好きになります。
• 施設・セキュリティ
  一般道から小学校校舎までは急こう配の坂道なため徒歩で５～６分ほどかかります。そのため不審者が侵入しにくいと思います。これまで不審者情報を聞いた事がありません。
  また、先生方がみなさん屈強な男性なので、心配はしていません。
  万一の地震や火災に備え、学期毎に避難訓練が実施され、子どもたち一人ひとりの“自分の身は自分で守る”という意識が高いと思います。
• アクセス・立地
  街中にではなく、長崎市内の高台に位置するため、校舎へ通じる道は坂が多く、いい運動になります。
  スクールバスがあり、市内の４方面（三重、日並、時津・長与、東長崎）をカバーしてくれています。
  合わせて、市内を走る「循環バス」の停留所が学校のすぐ近くにあり、循環バスを使って登下校する児童も結構います。
  
• 保護者関係(PTA)
  PTAはありませんが、入学した当初から、親が一緒になって盛り上げようとする雰囲気があり、親同士が自然と仲良くなれます。
  男子校なので、お父さんが参加し活躍する学校行事もあり、お母さんだけでなくお父さん同士の飲み会も行われ、仲よくしています。子煩悩なご家庭にはお勧めです。
  
• イベント
  ５月の「かもめ祭り」は、小学校だけでなく中学生や高校生まで、児童・生徒、先生方、親が一緒になって創り上げるバザーと文化祭的な要素があるお祭りで、毎年大いに賑わっています。特設ステージでの歌や踊り、テントでの石焼ピザ、ホットドッグ、手作りお菓子、カレーライスなどの食べ物、子供達に人気のゲーム、金魚すくい、射的、ヨーヨーつりなど盛りだくさんで、小さな子どもからお年寄りまで楽しめます。
  ６月には「あじさい劇場」という名の学芸会を行っています。１年生から４年生までは日本語劇を、５年生は合奏を、６年生は英語劇を披露します。大きなステージに立つ子供たちは、それぞれの個性を遺憾なく発揮してくれ、子どもの成長を観て取れる嬉しい行事。
  夏には、一泊二日の親子で参加できる「親子レクリエーション」があり、毎年多くのご家庭が参加されます。自然の家で元気に遊び、教職員も寝食を共にします。
  秋には、親子で一緒にスポーツを楽しむ「親子スポーツ大会」があります。親子対決で盛り上がります。
  冬には、「縄跳び大会」があり、子どもたちが練習の成果を披露してくれます。去年まで飛べなかった二重跳びを連続で飛んだ時の喜びは格別ですね。

小学校について

• 登下校方法
  遠方からの通学はスクールバスか循環バス、近くの方は徒歩で登校します。
• 制服の有無
  あり
• 制服の特徴
  冬服は紺のブレザーにネクタイ、灰色の半ズボン。夏は白の開襟シャツに青色の半ズボンです。
• 給食の有無
  あり
• 給食の詳細
  学校の隣にあるクッキングスクールの方々が、毎日暖かい日替わりメニューで給食を作ってくださっています。子供達と一緒に親も食べられる機会があり、子供達の評価も実際に食べて確かめることができます。メニューは豊富で、子供達に人気のカレーやチャンポン、豚まぜご飯、「ミートストロガノフ」なるロシア風シチューもあります。時々デザートで果物やプリン、ゼリー、夏にはアイスも出て子供は毎日楽しみにしています。
  それから、うちの子はカニなど甲殻類のアレルギー体質ですが、「特食」として特別に別メニューで対応してくださり、助かっています。
  お蔭で卒業する頃には、嫌いだったほうれん草やニンジンも普通に食べられるようになっていました。
• 費用
  長崎市内の私立学校で比較すると少々高めですが、教育内容と給食質やその他の面を考えると妥当だと思います。授業料月額17,500円、教材費3,100円、給食費6,900円などです。

入学について

• 志望動機
  いろいろな行事や活動を通して、子供が持っている可能性を伸ばしてくれそうだと思ったから。実際、友人が息子を通わせていたので聞いてみたら、いろいろ教えてくれたので決めました。
• 試験の有無
  あり
• 試験内容
  子供には、知能や適当なものを選んだりするようなペーパーテストがあったようです。親は面接があり、志望動機などを聞かれました。
• 試験対策
  うちは塾にも行かせず、受験対策もしませんでした。ただ、日頃の挨拶や靴を脱ぐときはきちんと揃えるとか、服は自分でたたませるとか、そんなことしかしていません。