あさひ小学校（北海道函館市）の口コミ

保護者 / 2017年入学

地域に見守られ愛されている小学校

2019年02月投稿

• 
• 5.0

[方針・理念 5｜ 授業 5｜ 先生 5｜ 施設・セキュリティ 5｜ アクセス・立地 5｜ 保護者関係(PTA) 5｜ イベント 5]

• 総合評価
  　１学年１クラスでクラス替えがない分、学年が上がるにつれ子供たちがお互いを深く理解し、助け合うようになっていると思います。生徒数が２００人に満たないこともあり、学年の枠を超えて子供たちが遊ぶ姿もよく見受けられます。
  　忙しい子育て世代をサポートするべく地域の方々が様々な学校行事などを支えてくれています。また、放課後、子供たちに学びと遊びの場を提供する「夕焼け広場」（文部科学省「学校・家庭・地域連携推進事業」）は函館市でもあさひ小学校だけの取り組みです。
  　陸上部、スクールバンド、ミニバスケットボール部という３つの部活動があり、入部は自由で、やりたい子が楽しみながら真剣に取り組んでいて、それぞれ良い結果を出しています。
• 方針・理念
  　教育熱心な校長先生のもと「学校は、みんなで勉強するところです」を合言葉に、「力を合わせ、助け合う」「人と場に合わせて、あいさつをする」「心と身体を使って、行動する」という３つのがんばり目標が設定されています。学校の取り組みに関しては学校通信で知ることができますし、保護者の全体懇談会で校長先生自らスライドを用いて説明してくれます。毎日の宿題や家庭学習にも力を入れており、中学校のテスト期間に合わせて小中連携家庭学習強化週間というのも設けられています。
• 授業
  　授業参観を見る限りでは、先生が一方的に教えるのではなく、子供に自分で考える機会を与えながら授業を進めている印象があります。授業中の姿勢を正しくする「グー・ピタ・ピン」にも取り組んでいます。春の遠足は函館山、秋の遠足は路面電車に乗って函館競馬場の緑の広場へ行きます。体育の授業は、夏は屋根付き屋上プールで水泳、冬は校庭で雪遊びがあり、楽しそうです。
• 先生
  　子供思いで教育熱心な先生が多いように思います。生徒数が少ないからかもしれませんが、自分の担任クラス以外の生徒の名前と顔まで覚えている先生が多いです。１学年１クラスでクラス替えがないので、日頃からいじめのない学級・学校づくりを心がけているように感じます。
• 施設・セキュリティ
  　地震や津波の際の指定避難場所となっており、校舎は鉄筋コンクリートの頑丈な作りになっています。登校・下校時間以外は生徒用の昇降口は施錠されています。開いているのは来客用の入り口のみで、入ってすぐに職員室があり、必ず誰かはいます。JR函館駅周辺を学区に含む観光客が多い地区なので、不審者情報など何かあると安心メールで警戒を呼びかけてくれます。
• アクセス・立地
  　校舎は大森浜沿いにあり、教室から見える眺望は絶景で、函館山と津軽海峡を一望できます。函館を代表する観光スポットが点在する西部地区の小学校です。函館市役所から一番近い小学校で、学校行事には教育委員会の方もよく顔を出されます。
• 保護者関係(PTA)
  　働いているお母さんがとても多いです。そんなに活動は盛んではなく、地域の方々のサポートも得ながら、できる人ができる範囲で手伝っている印象です。それでも夏のバザー「ふれあいサマーフェスタ」では多くのお母さん達が手伝いに出ていました。また「ワッショイ函館・港まつり」もあさひ小学校は参加しています。子供と一緒にみんなで函館いか踊り♪参加したお母さんによると楽しいらしいです。
• イベント
  　保護者が学校に行くイベントは授業参観、運動会、学芸会くらいです。生徒数が少ないので、席取りや場所取りをしなくてもだいたい座れます。保護者だけでなく、地域の人にも見に来てもらうようにしているのがあさひ小の特徴です。

小学校について

• 登下校方法
  徒歩
• 制服の有無
  なし
• 給食の有無
  あり
• 給食の詳細
  　季節感を意識しながら地域の産物や郷土料理も取り入れていると思います。例えば、年に１度「イカ飯」が出たりします。調理員さんと子どもとの交流も大切にしているようです。