国立学園小学校

教育の内容は高度で子供に考えさせる工夫も多く存在します。駅から少し遠いですが、校舎・校庭なども充実しています。一方、子供の人間関係への介入はあまりしないので、気の強い子は良いですが、イジメに負けてしまう子は合わないかもしれません。

自ら考え、自ら学び～というのを意識した授業になっていると感じます。一方、子供同士の人間関係にはあまり介入せず、そこそこの問題児が許容され、逆にイジメなどに立ち向かえない子供が自ら退学していくという実態もあるようです。なお、2024何の2年生の数人は、授業態度に問題があるとして「クラス分け」という形で別に分けられるケースがありました。その子の影響で不登校になりかけた子供もいるので対応が後手にはなっていますが、学校も少しずつ対応を考えているのだと感じます。

この学校は、親が教育熱心で、本人もハイレベルの授業を楽しめる子が入るところなのだと思います。決して万人受けする学校ではなく、受験のための学校でもありません。自立、たくましさ、かしこさを備えた子供を育てる学校です。
私立の至れりつくれりの授業システムではありません。漢字は自学のクラスもありますし、九九を家庭でやって、できてあたりまえの環境です。宿題を出してもらえるかというと、担任によるのかもしれませんが、自分で宿題を決めてこなさねばなりません。低学年からです。


低学年なので、まだまだ学園の見えてないところがあるかもしれませんが、公立小学校でトップクラスくらいでは、真ん中にしかならなくて、クラスでダントツトップ、学年でもおそらくトップくらいの子がクラスにかなりいるようなイメージです。

授業はハイスピードで、中身も難しく、なかなか凝られた授業です。先生方は温和で、大変優秀ですし、子供たちも優秀です。ハイレベルに合わせた授業しか提供できない、逆に簡単な授業をすれば親の期待値にそぐわないケースが出てくるはずそれがこの学校の宿命というか、そのように捉えた方が良い気がします。

自立したたくましい子を育てる。

昭和の時代の古き良き小学校の文化漂う学校です。もちろん現代化した英語やIT教育などもありますが、昔の行事、必死に競争する運動会などなど、親世代からすると懐かしさを感じるシーンもあります。本気で悔しくて悔し泣きをする行事がある学校は素敵だと思います。

あまり親が、子供可愛さに、手厚さを求めると、そこは理念と違うので、ズレが出てきます。