聖徳大学附属小学校

入学して１年経ちました。
総合的には大満足です。

どんな理念を掲げようが、結局は「人」です。
若いけどちゃんとした先生が多いようです。
そして大切なことですが、やる気がある先生が公立のように忙しさでいっぱいいっぱいになっていない気がします。
保護者としても、先生方の負担になるようなことは可能な限り少なくしたいものです。

不満と心配事は各１点あります。
まず、持ち帰りが非常に多いことがあげられます。疲労と体への影響は極めて高いと思います。
重たいランドセルを背負って歩いてる姿を見ると、これで疲れて授業に影響が出ないわけがないと感じます。
体が小さい子は要注意です。

心配ごとは、保護者の集まりでもたまに話題になるのですが、附属中が共学化したことによって、将来的に内部進学を求められるのではないかということです。
中学受験を勧める姿勢に今のところ変更はない、と定年退職された教頭先生からは伺っていましたが、いつまでもその方針が堅持されるか分からないのが心配ですね。
少なくとも、中学受験へのサポートがあることを謳って説明会をしていた学年まではそれを通して欲しいです。

最後に、アフタースクールは素晴らし過ぎます。

和の精神という言葉がよく使われます。
それ自体は非常に良いのですが、尖っている部分や多様性を潰していないかは少し心配になります。
時代に合わせて「和」をどのように変化させていくか、校長先生の手腕に期待します。

先生方がとても親切で丁寧です。学校の校風は先生方の対応からも伝わってきます。ちょっとしたトラブルなども、担任の先生だけでなく他学年の先生や専科の先生、教頭先生までも気にかけ連携して対応してくださっています。校長先生はじめ、先生同士のコミュニケーションが普段から取れているのだと思います。人とのつながりや人を大切にしてくれる学校だと思います。どんなご家庭の子が多いのか初めは不安でしたが、共働きのご家庭も多く保護者の方達も皆さん控えめで礼儀正しいです。庶民の我が家にとってもとても心地よい学校だと思います。

学校の方針や理念はしっかりとしています。礼儀作法、和を大切にするということがカリキュラムや学校生活の中にしっかりと組まれています。また、子供たちの自主性も大切にしてくれるので、子供達の意見も取り入れ、それが行事の時に反映されたりしています。