先生と保護者が一緒に子どもたちを育てる園：たんぽぽ幼児教室（東京都西東京市）の口コミ

保護者 / 2019年入学

先生と保護者が一緒に子どもたちを育てる園

2024年06月投稿

• 
• 5.0

[方針・理念 5｜ 先生 5｜ 保育・教育内容 5｜ 施設・セキュリティ 3｜ アクセス・立地 5]

• 総合評価
  子どもから不満は聞いたことはありませんでした。
  毎日楽しそうにしていたので、入れて良かったと思っています。
  狭い園庭も少人数ならのびのび遊べますし、物の取り合いも見なかったと思います。
  先生と保護者の距離も近く、保護者同士も園の仕事やらで一緒になるので、
  多くの人に見守られていた３年間でした。
• 方針・理念
  保育目標がありますが、単なる目標ではなくて、普段からきちんと実践されていました。
  日々の活動やちょっとした作業からも自立と協調を促していると感じます。
  よく歩くのもそうで、進級式の翌日に、近所の公園に散歩に出かけていたと記憶しています。
  散歩は天気が良ければ行く、みたいな感じでした。
  「幼稚園」だと気軽に出かけられないと聞いたことがあるので（申請が必要？とかで）、
  そこは幼稚園類似施設で良かったところだと思いました。
  
• 先生
  少人数なので、いわゆる目立たない子でも、気にかけて見ていてくださっていました。
  毎日のお迎えの時に５分間ほどのミーティングで、今日の活動を教えてくださいます。
  また、保護者の出入りがよくあり、教室もオープンなので、保育がブラックボックス化されていないのがよかったです。
  
• 保育・教育内容
  自由遊びを推している園ですが、遊んでいるだけではなく、学年ごとに年間カリキュラムが組まれており、それに沿って活動をしています。
  普段は異年齢の縦割りクラスですが、課題活動は難易度が学年ごとに設定されているので、課題活動の際は学年ごとに行っていました。
  課題がどうしても難しい場合は先生の手助けがありますし、もっとやりたいとなったときには、個別で別の時間にやらせてもらっていました。
  教材という教材はなく、材料があるところから絵や工作を作り出すといった感じです。ひとり一冊、購入した市販のドリルをやる、みたいなのではありませんでした。
  学習らしい学習はしませんが、当番のお仕事などでひらがなや数字を書いて覚えます。読み聞かせは毎日２回あります。
  自分の子どもに関しては、特に練習することもなく、年上の子との手紙や工作に文字を書いたりしていて、読み書きができあがりました。
  夏のプールに関しては、暑い日は毎日入るのがよかったです。
• 施設・セキュリティ
  建物自体は古いです。
  受話器を取ればすぐに警察に繋がるという電話が設置されていました。
  月に一回、地震か火事の避難訓練がありました。
  防災頭巾ではなくヘルメットを使用していました。
• アクセス・立地
  近隣の保育園から広場に遊びに来ているのをよく見ていたので、環境は良いのだと思います。
  駐輪場は広場の駐輪場を使用していました。
  駐車場はありませんが、車送迎に関しては事前に園から案内があり、車で送り迎えしている保護者が結構いました。
  水曜と土曜日曜は、野球・ソフトボールの団体が広場を貸し切っているので（持ち主のURに申請している？とかで）、そこは配慮が必要でした。

幼稚園について

• 父母会の内容
  １学期に１回、父母会（懇親会）があり、先生と保護者が円になって話し合う場でした。
  カリキュラムや行事の話、子どもたちの様子などが話されます。
  少人数なので、子ども一人ひとりの様子を教えてもらえます。たまに悩み相談もしました。
  園では、保護者の出番が多いと思いましたが、想定の範囲内でした。
  就職されている方や妊娠されている方、事情がある方は配慮される感じですが、
  どの方も環境に甘えず、協力的な方ばかりだったと思います。
  係の仕事で園に居ると子どもの活動が見られるので、逆に良かったと思うこともありました。
  ほかの保護者とは係の仕事と通してやり取りが増えるので、子どもを介すママ友というよりは
  大人同士の仕事の付き合いといった感じなので、ちょうどよい距離感で過ごせました。
• イベント
  季節の行事は基本的にやっていました。
  個人的に良いと思ったものは、食育に関することで、園庭の梅や柚子を収穫したり、夏野菜を育てたり、
  じゃがいも掘りからカレーを作り食べるとか、掘ったサツマイモを枯葉を集めて焚き火で焼いもを作って食べることでした。
  笹燃やしもそうですが、今日日焚き火をすることはないので、良い経験をさせてもらいました。
  父の日は父と子だけの参加、餅つきは父が餅をつくなど、父親にも役割が回ってくるのも良かったです。
  
• 保育時間
  9:00～9:15登園、14:00降園（水曜日は11:45降園）です。
  10時の集まりまで自由遊びの時間だからか、少しの遅刻は許される雰囲気でした。
  とりあえず子どもを連れてきて、「お弁当は後で持ってきます」と言って帰っていった保護者もいました。
  
  月に２回の職員会議の日と、長期休暇前の短縮保育日には延長保育ができませんが、
  基本的に毎日延長保育が可能でした。
  早朝保育と水曜日の延長保育は前日までの申請が必要ですが、
  それ以外の延長保育は当日でも申請可能です。
  申請も、紙に名前と日付と時間を書いて、朝先生に提出するだけで簡単でした。
  お迎えに間に合わないときは、電話で延長保育をお願いしたこともありました。
  園にテレビはないので、DVDをかけて静かに待っているだけといったこともなく、
  先生が一緒に遊んで過ごしてくれる感じになります。
  長期休暇の保育はないので、市の一時保育や一般の保育施設を利用していました。
  

入園に関して

• 幼稚園を選んだ理由
  理由はいくつかあります。
  近所だったから。
  何かの育児本で、縦割り保育で育つと将来人間関係で悩むことはないと書かれていたから。
  幼稚園教諭の知人に勧められたから。
  見学に行った際に、年長の子が年下の子たちと上手に
  （ハンデをつけてあげていたが、ハンデと感じさせないで）遊んでいたのを見たから。
  どの子も笑顔で楽しそうだったから。