歴史もあり、親子両方に優しい元気な保育園：わらべ保育園（神奈川県大和市）の口コミ

保護者 / 2018年入学

歴史もあり、親子両方に優しい元気な保育園

2018年08月投稿

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• 5.0

[方針・理念 5｜ 先生 5｜ 保育・教育内容 4｜ 施設・セキュリティ -｜ アクセス・立地 -]

• 総合評価
  認可園になったのは最近ですが、保育園としての歴史は40年以上で、地域に根付いた保育園です。親子で通っていたという方もいるほどで、先生方の多くがベテラン（むしろ20歳代の先生はいない・・・）のため、問題解決や子供たちへの接し方なども安心してお任せできています。日常的な園での出来事も、良いことも悪いことも正直に話してくれ、真摯に対応してくれます。
• 方針・理念
  子供たちの意見をしっかり聞いて、生活を含め主体的に参加させてくれます。
  ベテランの先生が多いこともあり、子供たちが悪いことをした際なども一方的に注意などをするのではなく、『なぜダメなのか』をどの先生も子供たちと考え向き合ってくれます。
  何かの教育に特別に力を入れているわけではなさそうですが、年齢に合わせてリトミックやマット体操等も行っています。また食育にちなんだ活動も行っているようで、息子も先日、えんどう豆の皮むきやみそ汁の豆腐を切ることなどをさせてもらったようです。その他、秋のさつま芋掘り、年長クラスでは2泊3日の北海道旅行（保護者同伴なし）もあるなど、子供らしさを最大限に引き出しつつ、自然にたくさん触れながら生活させてもらっている印象です。
  もちろん子供たちだけではなく保護者にも理解があり、どの先生も毎朝・晩笑顔で迎えてくださる姿や、親以上に行事に真剣な先生方の姿も園としての方針であり、しっかりと体現できるよう努力されているのだろうと感じています。
• 先生
  ベテランの先生が多く、日々の様子を見ていても余裕があるように感じています。子供がけがをした際（けがというほどでもない極小さな切り傷やアザ）についても毎回、ノートの記載と帰宅時に口頭で状況説明&その際の園での対応を教えてくれるのでトラブルになったことなどもありません（周りでも聞きません）。むしろ丁寧すぎて申し訳ないくらいです。その際も担任の先生がいるときは担任の先生が玄関まで出てきてくれ、担任の先生がいない際も十分な申し送りのもと、代理の先生がきちんとお話をしてくれます。基本的に子供たちの朝や帰りの引き渡しは、必ず常勤の先生が直接やり取りをしてくれます。
  その他、子供たちに関することはどの先生も把握してくれている（情報共有がしっかりされている）印象です。
  行事に関しても毎回細かなところまで、保護者の立場にも立って企画・運営をしてくださると共に、行事準備の他に先生方からの出し物もこっそり練習してくださっているなど、毎回驚かされます。子供たちの成長に親以上に感動して涙を見せてくれる先生もおり、いかに日々真剣に子供たちに向き合っているのかを感じています。
• 保育・教育内容
  基本的な保育・教育内容に不満はないです。
  園の保育は基本的にクラス毎ですが、散歩の時は上の学年の子が下の学年の子と手をつないでお出かけしたり他学年との交流時間もあるようです。学年が違っても園児同士が名前を覚えていたりと園児皆が仲良く非常に雰囲気が良いことが特色です。
  市内の認可保育園で唯一、延長保育が18:30～なのもありがたいです。
  一方、保育士の労務環境管理といった点では非常に良い事かと思いますが、お迎え時間の設定などは他の保育園に比べて厳しいようです。当たり前ですが、就労終了後は即座にお迎えを！が原則で、お迎え前の買い物などは禁止、基本的な預け～お迎え時間も通勤時間などに合わせて個々で指定されます（保育時間：就業時間＋通勤時間＋20分程度。もちろん特別な事情や残業があれば多少の延長も可能で18:30までは延長料金をとられることはなし）。
  また、だどの保育園でも同じかと思いますが土曜日保育はまだ敷居が高い印象です。もちろん保育が必要な際はしっかりと子供たちを見てくれ、安心して預けられます。ただ、女性の社会進出を後押しする世の中に沿うように、保育環境が拓かれればと感じています。

保育園について

• 父母会の内容
  懇親会は5月と2月の年2回、保育園であります。1回目の5月は父兄の顔合わせと保育園での様子の紹介、学年によっては親子の触れ合い遊びなどを行います。2月は来年度へ向けての持ち物の確認・変更点の説明や1年間の保育園での様子の紹介があります。また『自宅での様子』や『困っていること』、『成長を感じた出来事』などのテーマが与えられ、3～5分程度で親が話をする機会もあります。会は非常に和やかです。また、給食室（栄養士）からの話もあり実際に園で食べているおやつ・食事の試食やレシピの紹介があります。
  6月には父兄参観があり、朝の会やクラスでの活動を見学します。
  いずれも土曜日の午前中で、在園児であれば懇親会や参観中は子供を預かってくれます。兄弟で在席している方もいるため0～5児のクラスを2～3グループに分けて開始時間をずらして行ってくれますが、どうしても時間がかぶってしまうこともあり、夫婦で参加をしなければいけないこともまれにあります（もちろんどちらかを欠席としても良い）。
  クラス役員は基本的になく（最終学年のみあり？）、気軽に参加できます。
• イベント
  親が参加する行事は年2回の懇親会と父兄参観以外は10月に行われる運動会と12月のおゆうぎ会です。
  親子遠足や父兄参加の避難訓練、お祭りやバザーなどもなし。行事は全て土曜日の午前中です。
  10月の運動会のみ祖父母が参加・見学できます。会場は北大和小学校で晴れていれば後半の競技（年中～年長児リレーなど）を校庭で行いますが、前半は体育館内で行います。午前中で終了のためお弁当は不必要、雨天時は全ての競技を体育館で行うため雨天決行・日程変更なしなのがありがたいです。父母リレーもあり、実は一番盛り上がります。
  12月のおゆうぎ会は保育園で行いますが、会場の都合で父兄のみ参加可能です。ただし、本番数日前の全体予行演習は祖父母や当日都合のつかない父兄の見学が可能です。衣装の準備などもすべて先生方がやってくれ、父兄は当日会場に行くだけです（運動会も含め上は白、下は黒か紺などの簡単な指定がある程度です）。
  どの行事も演技学年の父兄のための優先席があり（演技終了後入れ替え）、場所取りなども不要・ある程度ビデオの場所も保証してもらえます。運動会とおゆうぎ会はDVDの販売もあります（価格は希望者人数により変動）。

入園に関して

• 保育園を選んだ理由
  上の子が入園した当時はまだ認証保育園でしたが、近々認可保育園となること、認証保育園のため保育料は市からの補助もあること、自宅から近く雨の日も通いやすいことなど、様々な理由で決めました。何よりも認証保育園だったので市への申しもみもなく、年度途中からでも入園できたことが大きかった！ただ、それ以上に実際に見学してみると、多数のベテランの先生とのびのびした子供たちの笑顔があり、親が一緒に過ごせない時間をここで過ごさせてあげたい、そのための不安を一番感じない雰囲気だったのが大きかったように思います。具体的に何が、ってわけではないですが、見学時の様子や説明を聞いて違和感が一番なかったのも『わらべ保育園』でした。実際に通わせてみて、先生たちの真摯な保育姿勢と子供の成長を多大に感じ、下の子も迷わず第一希望としました。
  保育園に入れるのかという不安も大きく、どんな風に保育をしてほしいかが曖昧だった親側の意見をしっかり受け止めてくれた先生の雰囲気、またそれを体現してくれている先生方に感謝です。
• 試験内容
  数年前までは認証保育園だったため、市への申し込みは必要なく園長との面談のみでした。ただし、認可保育園への移行手続きを進めている最中だったため、入園は基本的に認可保育園相当の保育条件（両親共働き、フルタイム相当）に限定されていました。現在は認可保育園となっているため、市への申し込みを行い入園の可否が決定されます。入園（仮）決定後、入園園児と共に指定された日時に園の先生と面談をしますが、簡単な生活リズムの確認や離乳食の進行状況、アレルギーの有無の確認などが主です。
  現在でも年少クラス以上は認証保育園時代の園児がほとんどのため、兄弟で在園している方が多いです。どの学年も半数以上は兄弟児（兄弟加点がついての入園）の印象です。0歳児以外は毎年2人程度の増員のため、兄弟なしでの入園者はほとんどおらず、学年によっては兄弟がいても（兄弟加点がついても）入園できない方もいるようです。
• 試験対策
  現在は認可保育園のため、入園試験などは全く行われていません。
  仮決定後の面談も、子供は横にいるだけで特別試験的なことは行いません。