「見守り保育」を掲げる保育園：せいがの森こども園（東京都八王子市）の口コミ

保護者 / 2011年入学

「見守り保育」を掲げる保育園

2017年08月投稿

• 
• 4.0

[方針・理念 3｜ 先生 4｜ 保育・教育内容 3｜ 施設・セキュリティ 3｜ アクセス・立地 4]

この口コミは投稿者のお子様が卒園して5年以上経過している情報のため、現在の園の状況とは異なる可能性があります。

• 総合評価
  掲げている理想と現場とのギャップを感じる時がありましたが、先生方は一生懸命な方が多く、比較的安心してあずけていられたのではと思います。比較的というのは、責任の所在が曖昧で戸惑いを感じたことが度々あったためです。この保育園で一番気に入っていたのは給食です。献立がバランスよく考えられており、時折子どもたちとクッキングの機会を設け食育も行ってくれました。一点疑問があったとしたら、バイキング形式であること。子ども一人あたりの必要摂取量があるはずですが、好き嫌いで選択できてしまうのが気になりました。朝夕の保育時間（有料時間もあります）は、配慮がされていて仕事を持つ身としては大変助かりました。総合評価は３としたいところですが、今後に期待を込める意味で４とします。
• 方針・理念
  「見守り保育」異年齢との交流を積極的に行い、子どもの自発的な行動を大切にしている。園長先生が高い理念を持ち、それを実際に現場で実行するよう取り組んでいる。些細なことでも必ず「ごめんなさい」と子どもどうしが言葉にして謝ることを教えている。
• 先生
  若い保育士さんが多いが、ベテランの方、女性だけでなく男性保育士もいて、バランスは良い。だいたいの方は、感じもよく笑顔で接してくださる。特に主任保育士さんの保育技術能力はセンスも良い。しかし能力差も激しい。一部の保育士（生理期間中期限中明らかに機嫌の悪くなる保育士、一人空回りしている保育士など）を除けば、五つ星を差し上げたい。
• 保育・教育内容
  方針が「見守り保育」というだけあり、よく言えば伸び伸びと過ごさせている。反対にほったらかしとも感じる面もある。子どもどうしのトラブルは些細なことでも報告対象である。助かる反面、保育士によって伝える観点が違っていたり、保育士同士の情報伝達が十分でないなどがあった。保護者同士のコミュニケーションの役に立つ一方で、中途半端な伝達のされ方は逆の効果をうむこともあった。「保育園であるので教育的なことはしない」との園長先生の言葉どおり、年長になってもひらがなを覚える等の学習的なことはなかった。（子ども園になると変わるのか？）３歳から３学年一緒に過ごす中で、お手伝い保育や年下の子供の面倒を見るなどを日常的に行っている。子どもどうしのコミュニケーションが生まれ、兄弟姉妹のいない子どもでも、複数を体験できる。ただし異年齢のかかわりの匙加減は保育士のカバーが必須である。異年齢交流ができる良い面もあるが、担任の存在の曖昧さ責任の所在の曖昧さを感じた。
• 施設・セキュリティ
  園の施設はグッドデザイン賞を受賞している。が、施設内には処せましと様々な物が置かれ空間がとても狭い。構造的な面と物の多さから、死角が多いと感じる。大人の目が届きにくいと言える。トイレは施設の奥にあり、入り口は見えず園児がトイレに入ったかどうか等は、たまたま近くにいないとわからない。2歳児は単独の部屋があるが、３歳児以上は単独の部屋はなく、常に大人数での状態。横だけでなく縦の繋がりが出来るという点では評価できる。地震発生時などは、かなりの物が動くと推測できる。玄関などのセキュリテーは毎年暗証番号を変えるなど工夫している。ビオトープや小規模だが菜園もあり、子どもたちの自然への学びの機会を作るなど好感が持てる。園庭の中央は数年前から、芝生を定着させるためロープで囲った状態。実質使用できる範囲が限られており残念だった。送り迎え時、車で行くと安全を確認してくれるシルバーさんが配置されており助かった。
• アクセス・立地
  駅近ではありませんが、近くにバス停もあり、駅２か所選べます。徒歩で行くことも可能。周囲には、公園も近くにあり、お散歩場所としても良く、自然が近くにあります。周囲も程よい交通量で、防犯上も良いのではと思います。なにより、子どもには良い環境ではないでしょうか。

保育園について

• 父母会の内容
  担任との面談は年二回。一回は必須。保護者会は基本年一回。保護者会では、親の自己紹介と子どもの家庭での様子を話すことがメイン。
• イベント
  お誕生日会毎月。夕涼み会、成長展、運動会(一般の運動会とは違う。子どもの成長を確認する会。説明難しい。）父親の会「でこぼこ」が主催する花火大会、遠足、芋ほり、祖父母との交流会など。保護者参加の会は土曜日が多い。
  

入園に関して

• 保育園を選んだ理由
  通園可能なところが限られていたので。

進路に関して

• 進学先
  学区内の小学校
• 進学先を選んだ理由
  共働きで遠方には通わせられない。一番近くの学区内にした。