子どもの自立を皆で見守る園：聖母幼稚園（福岡県久留米市）の口コミ

保護者 / 2017年入学

子どもの自立を皆で見守る園

2018年08月投稿

• 
• 5.0

[方針・理念 5｜ 先生 4｜ 保育・教育内容 5｜ 施設・セキュリティ -｜ アクセス・立地 -]

• 総合評価
  縦割りクラス・モンテッソーリ教育が特色の園です。
  年長児が年少児をお世話し、その様子を見て成長するので自然と下の子のお世話をするようになります。
  モンテッソーリ教育では、先生方が一人一人の成長や興味の発露に合わせてお仕事の様子を見守ってくれています。
  運動への取り組みもしっかりしていて、体を上手に使えるような動き方を指導してくれます。
  教会がすぐ隣にあり、マリア様を身近に感じながら園生活を送ることが出来ます。
• 方針・理念
  『ひとりでできるようてつだってね』という理念があります。
  子どもの環境の全てを保護者や先生が整えて、手取り足取り、というより、まず子どもが自分でやってみる機会を設けてくれます。
  その上で、出来ないことはフォローをしつつ、見守ることで、最終的に子どもが自分の意志や力でやりとげた、という満足感が得られているように思います。
  カトリック系なので神様からの愛を感じられるような講話なども行われています。
• 先生
  経験の豊富な先生から、まだ若い先生まで、皆さんが園児の個性を把握しているところがすごいと思いました。
  ご年配の先生は子育ての悩みも打ち明けられたり、
  若い先生は普段の家庭生活では見せない子どもの園での姿など、新しい気付きをくださいます。
  モンテッソーリ教育に精通した先生による保護者の勉強会も行われます。
  近年の園児増加に対して、先生方の人手がやや足りていない面も見られます。
• 保育・教育内容
  モンテッソーリ教育（おしごと）では各学年によって段階的に内容は違いますが、その中でも園児の興味や習熟具合をよく見ていただいています。
  英語は年中年長児さんから、月何回かネイティブの先生が来られています。
  運動も、基本の体操から、一つ一つの動きを丁寧に教えてくださいます。その集大成となる、運動会での年長児さんの体操（跳び箱やマット運動、鉄棒が組合わさったもの）は見ごたえがあります。
  お受験や小学校を先取りするような、いわゆる『お勉強』の時間はないようです。日々のおしごとの中で自然に読み書きや計算、図形の基礎などが学べでいるようです。

幼稚園について

• 父母会の内容
  年に2～3回の保護者会・総会が行われ、その場で園からの連絡や行事の際の保護者協力事項の説明があります。
  保護者会役員さんの他、バザー係さん、各クラス学年に1名のバッジ役員さんを選出し、行事などの際は連絡が回ってきます。
  運動会やお遊戯会の際は保護者も準備や園児のお世話係を行います。
• イベント
  大きな年間行事としては運動会とお遊戯会（クリスマス祝賀会）があります。
  クリスマス祝賀会では、各学年のお遊戯や合奏、劇の他、年長児さんによるイエス様の生誕のお話を劇にした、聖劇が披露され、カトリックの幼稚園に通っているなと実感します。
  祝賀会の際は衣装作りを保護者が行いますが、子どもの力になれればと、協力して取り組んでいました。
  その他、歓迎遠足、いもほり、消防署見学、体操参観、ファミリー参観（父の日）、年長児さんは卒園前に保護者にお茶をたてるお茶会が行われていました。

入園に関して

• 幼稚園を選んだ理由
  縦割りクラスで園生活の中で自然に、お友達と助け合う気持ちが養えること、
  またモンテッソーリ教育に子ども自身が興味を持って取り組んでいたこと、
  比較的少人数の園で、先生方だけでなく保護者もどの園児へも見守るあたたかい雰囲気が感じられたことが決め手でした。
• 試験内容
  筆記試験はありませんでした。
  園長先生と保護者・子どもの面接がありました。
  保護者には子どもの性格や、子どもと保護者の関わりを確認するような内容、
  子どもへはお名前や好きな食べ物などの質問で受け答えの確認がされていたようです。
• 試験対策
  筆記試験もありませんでした。塾にも通っていません。