子供に寄り添った心優しい幼稚園。：六甲幼稚園（兵庫県神戸市灘区）の口コミ

保護者 / 2019年入学

子供に寄り添った心優しい幼稚園。

2022年10月投稿

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• 5.0

[方針・理念 5｜ 先生 5｜ 保育・教育内容 5｜ 施設・セキュリティ 5｜ アクセス・立地 5]

• 総合評価
  子供によりそった心優しい幼稚園だと思います。お勉強はあえてさせず、幼児期に必要な心と体を育てる遊びをいっぱいさせてくれます。国立幼稚園に近い保育内容をされています。親の都合や親の希望も大切ですが、一番大切なのは子供がこの時期にしか経験できないことを目を輝かせながら学び育っていくことだと思います。そのことを園長先生をはじめ、先生方みなさんが共有され実践されているように感じます。
• 方針・理念
  幼児期にしかできない遊びから学ぶことを大切にしておられます。今流行りの計算や平仮名などの先取り教育・英語教育は一切せず、年齢にあった遊び、体をたくさん使った遊びをします。その理念を十分理解せずに入園された方や転勤される方が、途中で転園されています。
  
• 先生
  どの先生も優しく親切で、子供のことをきちんと見守ってくれます。登園初日から子供と親の名前を把握されています。強制的な指導は基本的になく、子供に寄り添ってうまく声をかけてくださります。特に子供同士で喧嘩などがあっても、先生の見守りのもと、子供同士でお話合いができるようにサポートしてくださりました。小学校に入っても大人になっても人とのコミュニケーション能力は大切なので、その基礎を作っていただけたことに感謝です。
• 保育・教育内容
  年齢にあった遊びをしていました。広い運動場と日本庭園の中で子供達は毎日楽しそうに駆け回っていました。先生もよく遊んでくださいます。たくさんの木々や草花の中で何が危険か、どうすれば安全に楽しく遊べるのか日々学んでいきます。印象的な高い松の木もあり、子供がよく松葉や松ぼっくりを拾って宝物のように持ち帰ってきていました。その他、種やら石やら、子供が喜ぶものがたくさんあります。遊具も多く、滑り台ひとつとっても小さいものから斜面を利用したダイナミックなものまであります。親を喜ばせるような立派な作品を作ったりはしませんが、年齢に沿った工作を楽しそうに取り組んでいます。食事は週2回給食、週2回弁当、週１回午前保育です。仕事を持つ親は、別途預かり保育があります。子供にとってお弁当はとても楽しみなようで、親は大変ですが冷凍食品も使いつつ慣れれば問題ありませんでした。好き嫌いのある子は給食への緊張感が高いですので、週２回のお弁当は貴重だと思います。小学校へ向けて給食の練習もできるのでバランスが取れていてよかったです。
• 施設・セキュリティ
  園庭が広く、子供の興味をひくようにちょうどよく手入れもされており、素晴らしかったです。季節も感じられます。門はオートロックあり、登園時は先生が立っています。
• アクセス・立地
  阪急六甲駅前のため、徒歩、バス、電車、自転車、どれでもアクセス良好です。
  駐輪場はあります。駐車場はないため近隣パーキングを利用（300円程度）。園バスはありません。園長先生が「幼児期は保護者と手をつないで登園してほしい」という思いがあるそうです。園バスは確かに便利かもしれませんが、小さな手を引いて毎日通ったことは本当に親にとっても良い思い出となりました。

幼稚園について

• 父母会の内容
  年に数回、父母向けの講習会があります。都合のつく方は参加で、強制ではありません。親の仕事としては、年に１度図書当番があり、朝8時45分から9時半頃まで活動しますが、これだけです。非常に楽です。
• イベント
  他の幼稚園と同様に一通りの行事があります。いつも感じるのは、子供のための行事をされているなということ。親を喜ばせるような立派な劇をさせたり成果を発表させたり、そういうことはありません。年齢にあった子供たちの一生懸命な頑張りを見ることができ心温まります。
• 保育時間
  希望者は週3日～5日の延長保育があります。最長18時までです。プレイルームという園内の施設で活動します。外遊び中心で、夏はどこんこ遊びやプールでウォータースライダーを作ってくださったり、綱引きしたり、木でターザンごっこしたり、とにかく体を使って遊ぶ中で、友達や先生との関係性も育っていくようです。卒園後は同じ敷地に学童もあり、子供たちは小学校での緊張をほぐしながらいつまでも幼稚園の先生と出会ったり話したりできる環境です。

入園に関して

• 幼稚園を選んだ理由
  本当に子供のためを思ってくれる幼稚園を探していました。保護者の利便性も大事ですが、この時期にしか経験させてあげられない学びを大事にしてほしいと思いました。
• 試験内容
  面接、アンケートがありますが、特に対策は必要ありません。上記のような幼稚園の理念を理解されていればよいと思います。

進路に関して

• 進学先
  小学校。公立、私立、国立へ進学される子も多数います。