人間形成に重要な幼児期を愛情溢れる園で：晃華学園マリアの園幼稚園（東京都調布市）の口コミ

保護者 / 2019年入学

人間形成に重要な幼児期を愛情溢れる園で

2020年09月投稿

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• 5.0

[方針・理念 5｜ 先生 5｜ 保育・教育内容 5｜ 施設・セキュリティ 5｜ アクセス・立地 5]

• 総合評価
  晃華学園は幼稚園から高等学校まであります。中学からは共学ではなく女子校なので、マリアの園幼稚園も女の子に人気がありますが、最近は男の子の人気も上がってきている様です。小学校受験の名門である大手幼児教室（S会）の先生も仰ってましたが、晃華学園は男女共に人気が高く、最近は特に男の子の受験者も増えてきているとの事。男の子も小学校までとはいえ、人間形成において貴重な幼児・児童期をどういう環境で過ごさせるのが良いかと考え、入園・入学させる親御さんが増えてきているのではないかと思います。
• 方針・理念
  キリスト教の教えに基づいた人間形成を大切にしており、幼児期に育むべき豊かな心、考える力、たくましく生きる人間性の基礎を育んでくれます。幼児期で大切にしたい非認知能力の成長に力を入れており、教え込むというよりは子どもの成長に先生方が寄り添って見守っている、というスタンスで、子ども達はいつも自身を受け入れてもらい、自分らしく、時にはケンカなどのトラブルも経験しながら、たくましくしなやかに、健やかに育つ環境があります。またあまり知られていませんが、実はモンテッソーリ教育も取り入れています。幼稚園の廊下にはお仕事コーナーがあり、子ども達は自分の好きなお仕事に集中して取り組むことが出来ます。
• 先生
  先生方のレベルは、非常に高いと思います。子ども一人一人にあたたかく寄り添い、行動やお声かけをして下さいます。また担当クラスの子でなくても、先生はしっかりと子ども達の名前と顔を覚えていて、びっくりします。園児の数もそれなりに多いのに、きちんと目が行き届いているのだなと感じます。今回のコロナ禍でも、登園出来ない子ども達や不安を抱える保護者に対してきめ細やかな配慮がたくさんあり、毎朝の動画の配信をはじめ、感染拡大防止対策をしながらも出来うる最大限のサポートをしてくださり、先生方のご尽力には感謝しています。まさに、親子ともに晃華ファミリーとしてあたたかく迎え入れて貰っている雰囲気です。
• 保育・教育内容
  先生方が、何事にも深い愛情をもって接してくださいますので、子ども達はいつも笑顔でのびのびしています。体育、理科（実験）、英語クラスなどがあったり教育面でもしっかりしている反面、お祈りの時間など、深い愛を感じられる時間、感謝の気持ちを慈しむ時間など、心の成長をする機会もたくさんあります。また、預かり保育（延長保育）があるので働きながらの通園も可能なこと、保育後のスポーツクラブ、サッカークラブなどがあり習い事が出来る事、園バスがあるので遠くからの通園も可能な事、などが魅力だと思います。晃華は人気が高いので、かなり遠くからお子さんを通わせているご家庭もたくさんいらっしゃいます。
• 施設・セキュリティ
  子どもの成長に合わせた保育室スペース、広い園庭、そしてさらに向こうに広がる芝生広場。。。と学園の広大な敷地を活かしたとにかく広い幼稚園で、子ども達は自分の好きな事で思い切り遊ぶことができます。どろんこ遊びをしたり、虫を追いかけたり、シロツメクサで花輪を作ったり。。。この春にはマリア様の池にサギが飛んできていました。（コロナで休園中でしたので子ども達は実際には見れませんでしたが）こんな自然の中でのびのび遊べる環境、都内の幼稚園ではなかなか無いと思います。私学で保育料は確かに少し高めでも、就学前のこの時期に何が大切なのか。子どもにとってより良い環境を思えば、決して高くはありません。セキュリティもしっかりしており、学園門の所に警備員がいて人の出入りをチェックしています。保護者は保護者証をかけないとならないため、不審な大人がいたらすぐに分かります。バス停でも保護者証をかけるルールがあり、なりすましによるトラブルなどからも子どもを守る事が出来ます。
• アクセス・立地
  駅からは離れており、混雑や騒音とは無縁の静かな住宅街に、晃華学園はあります。のびのびと自然豊かな敷地内で、子ども達の元気な声が聞こえてきます。その様な環境のため、登園は大変かと思われますが、園バスがあるので（小学校以降もスクールバスがあります）全く気になりません。直接幼稚園に送り迎えをされる保護者の方も、自転車や車等を（駐車場はなし、コインパーキング利用）利用している様です。またJR三鷹駅と、京王線国領駅から路線バスが走っています。

幼稚園について

• 父母会の内容
  年に数回、保護者会があります。主に学期が始まる初日に行われる事が多いです。このコロナ禍では、臨機応変にオンラインでの実施になりましたが、通常はホールや聖堂に集合しての開催になります。これとは別に、懇親会といって、保護者同士の親睦を深める様な会もあります。
• イベント
  親子遠足、父と子の集い、誕生会、運動会、クリスマス会、お餅つき。。。と、子ども達が楽しみにしているイベントがたくさんあり、子どもの豊かな感性を育み、豊かな心の成長へと繋がっていきます。年長さんになると、お泊まり保育もある様です！
• 保育時間
  延長保育は、18時まで。年少さんから年長さんまで一緒になって遊べる縦割り保育なので、子ども達にとってはとても良い成長の機会となっています。目覚めの園という朝8時からの早朝保育もあります。夏休みなど長期休暇でも、9時～17時の様に1日預かって頂けるので、共働き家庭へのサポートもしっかりして頂けます。

入園に関して

• 幼稚園を選んだ理由
  園庭開放に参加した時、園長先生が幼稚園門のところで両手を広げて笑顔で待っていて下さったのが、印象的でした。一歩幼稚園門を入ると、子どもたちを見守る先生方の優しい眼差しがそこにはありました。他にも色んな幼稚園のイベントや説明会に参加致しましたが、まだ入園もしていない子どもたちにまで、こんな風にあたたかく、まるで我が子のように接して下さる園は他にはありませんでした。この様な愛情溢れる、あたたかい園で息子をのびのび育てたいと思い、入園を決めました。またその際ご一緒させて頂いた保護者の方々がとても感じの良い方で、こんな父兄が集まる様な園なら、親である自分自身も自然体でいられるかなと思ったことも、きっかけの一つです。
• 試験内容
  親子面接と行動観察があります。親子面接では、園の教育方針を理解しているか、園のカラーにあった家庭かどうかを見ていると思います。質問としては、志望動機（両親ともに）、子どもの長所、父親の仕事、擦り傷などのケガは大丈夫か？などを聞かれました。行動観察では、保育室に6組ほどの親子で集まり、先生が絵本を読んだり、手遊びなどをして下さいました。その様子を考査者が見ている感じでした。息子は行動観察ではきちんと椅子に座り、絵本の時間も歩き回る事なくずっと集中していたのですが、面接の時に大泣きしてしまいました。なのに、無事にご縁を頂けたので、びっくりしました！別の機会に息子の事を話した時に「男の子はそんなものですよ～、まだまだこれからですから」と仰ってくださり、面接で泣いてしまった様な子でも受け入れてくれる懐の深さはさすがだなと思いました。
• 試験対策
  幼稚園受験の幼児教室に通いました。保育園等には通っていなかったので、集団での環境に慣れるという意味でも、行って良かったと思います。行動観察の際、きちんと椅子に座り、集中して先生のお話を聞くことが出来たのは、日頃の取り組みの成果だと思いました。