子供が主役。子供がやりたいこと思いっきり：向南幼稚園（東京都練馬区）の口コミ

保護者 / 2015年入学

子供が主役。子供がやりたいこと思いっきり

2016年10月投稿

• 
• 5.0

[方針・理念 5｜ 先生 5｜ 保育・教育内容 5｜ 施設・セキュリティ 4｜ アクセス・立地 4]

• 総合評価
  美術学校から派生してできた幼稚園です。だからといっておえかきばかりさせられるわけではありません。創造力や思いっきりさを大切にのびのび保育してくえます。運動会や発表会の、踊りや劇の内容、セリフ、大道具、小道具、背景、衣装など、全て子供の手作りです。既に作られたものを大人が押しつけて覚えさせ、やらせることは大人のただのエゴであることにハッと気づかされます。子供が思いっきりやりたいことを楽しんでやることをサポートあいてくれます。 幼稚園に通うのは親でも先生でもなく子供です。何もかもが子供目線で考えてくれます。卒園の際に謝恩会がないのもそれが理由の１つです。大人同士のありがとうの場という謝恩会ではなく、先生達がオリジナルの劇を演じてくれて、園長も出演します。子供達も親も楽しめます。お金をかけません。 お金をかけないのはここだけではありません。おもちゃも自分達で廃材を使って作ります。ここで 発想力や創造力が養われます。年長児は木材でオリジナルの小屋を建てます。他の幼稚園では絶対にできない経験ばかりです。
• 方針・理念
  発想力や創造力や思いっきりさ、のびのび、自然…そういった方針に徹底しています。あとは園児目線です。幼稚園に通うのは子供なのに、大人のエゴを押しつける幼稚園が多いように思います。勝手に大人が選んだ物をやらせたり、覚えさせたり。小さな子供にそんなことをさせて、そこに何の意味があるのかと思います。この幼稚園はそういうことをしません。園児が自ら自分のやりたいことを探し、決め、形にしていきます。大人が見てどうか、ではなく、子供がどう考えているか、楽しんでいるか。いつも子供目線で考えてくれています。創りたいものを思いっきり創らせ、木に登りたければ登らせたり、思いっきり泥んこになりたかったらそうさせる。裸足で走りたければ走らせる。運動会や発表会の踊りも劇の内容も、衣装から大道具、小道具、背景まで全て子供が考え、創ります。普段遊ぶおもちゃも廃材で自分達で作ります。 ここまでやりたいことを思いっきりやらせてもらえることってなかなかありません。未就学児はこの思いっきりさやのびのびさが大切だと思います。
• 先生
  子供１人１人を、自分の子供のように思ってくれます。それほど愛を感じます。バスがない幼稚園なので毎日親が登園させます。毎日全園児の保護者が園にいる先生と接します。それでも先生は常に素晴らしい保育をしています。常に保護者の目があるのに悪い噂が立つ先生は誰１人としていません。それほど質の高い先生ばかりなのだと思います。実際、人間として尊敬できる方ばかりです。 幼稚園は子供が通う場所。子供が主役だと気づかされます。先生が子供を１人の人間として向き合い、接します。「○○さんちのお子さん」という接し方ではなく、「○○君、○○ちゃん」として接します。そういう点でも幼稚園は親がどう思うとか、先生がやらせたいものを押しつけてやらせるところではないんだ、とハッとさせられます。 子供がやりたいこと、感じていることは何だろう。子供がどう思っているかを第一に考えてくれます。
• 保育・教育内容
  日本で１番古い美術学校から派生してできた幼稚園です。そのため、創造力や発想力や思いっきりさを大切にしています。運動会や発表会の踊り劇の内容にセリフ。衣装、大道具、小道具、背景など全てがオリジナルで、園児が考えて作ります。そんなことをさせてくれる園が他にあるでしょうか。子供がやりたいことを自ら作るのです。大人が選んだ物を押しつけるようにやらせ、覚えさせることに価値があるでしょうか。…という方針です。 普段の保育もやりたいことを自分が選び、思いっきりやるということを最大限サポートしてくれます。廃材で自分が作りたい物を作る(教室を映画館にしたいと言い出してシネマーができたり)泥んこになりたかったら裸足で思いっきり泥に水を流して砂場に大規模な山やトンネルができたり、木に登りたかったら登らせたり。 園児がやりたいと思うことを思いっきりのびのびとやらせることにほど徹底している園は珍しいと思います。 子供が心底「楽しい」と思う場所です。
• 施設・セキュリティ
  火災避難訓練、地震避難訓練、不審者避難訓練を頻繁に行っています。プールに入っている際に地震がきたら…という避難訓練も行います。様々なことを想定して訓練を行っています。 住宅街のど真ん中にあるため、車があまり通らない場所にあるという安全性があります。 しかし広々とした幼稚園ではありません。練馬駅も近いような場所にあります。田舎ではないのでどうしても土地は狭めです。そのため、バスが置けるスペースがなく、バスのない幼稚園です。その土地の若干の狭さだけがマイナスポイントです。
• アクセス・立地
  設備・セキュリティのカテゴリーと内容がカブってしまいました。住宅街のど真ん中にあります。車があまり通らない安全性があります。練馬駅と豊島園駅の真ん中ぐらいにあります。田舎にある幼稚園ではないため、どうしても広々とはしていません。そのため、バスの置けるスペースがなく、バスのない幼稚園なのです。

幼稚園について

• 父母会の内容
  シーズンに１～２回、懇談会があります。周辺地域の小学校の保護者会の頻度と全く同じです。懇談会では、普段の園児の様子、保育の内容、先生の対応などを細かく話してくれます。園児が最近どのように園生活を送っているのか、手に取るように分かります。その他、行事が近ければ行事の内容や注意事項、用意すべきものなど細かく教えてくれます。
• イベント
  定番の運動会や遠足、発表会、展覧会以外にも様々なことをしてくれます。年長が自分達で取ったさつまいもでお菓子を作り、お店屋さんを開き、それを園の縦割りで年中と年少がオリジナルのお金で年長クラスに買い物しに行って買って食べる。プラネタリウムを見に行く。老人ホームへ行って歌のプレゼントなどをする交流会。色んな動物が園の庭にやってくる移動動物園。年長のお別れカレーパーティーは年中がカレーを作って全園児にふるまう。保育参観はママと一緒にクッキングの回もあります。お月見近くは白玉だんご作り。おもちつきもあります。クリスマスは外国人のサンタさんがきます。月１で誕生会があります。遠足は、川で思いっきり遊ぶ遠足があったり、ザリガニをつかまえる遠足があったり、虫をつかまえる遠足があったりと、自然派幼稚園ならではです。でも豊島園近くなので豊島園で遊ぶ遠足もあり、バラエティーに富んでいます。家から要らないものを持ち寄って売るタイプのバザーのような行事もあります。夏は夕涼み会のようなものもあります。年長は幼稚園にお泊まりキャンプがあります。普段から様々なプチ行事もｗりと頻繁にしてくれます。

入園に関して

• 幼稚園を選んだ理由
  自分自身が幼稚園がとても嫌だった記憶があります。毎日つまらなかった。大人が覚えさせたいものを押しつけられ、覚えさせられた幼稚園に通わされていました。クラスで誰かといつも比べられるような保育内容の幼稚園だったので、自分の子供は真逆のような幼稚園に通わせたいと思いました。 大人がどう思うかではなく、子供が自分でやりたいことを選び、子供が思いっきりのびのびとそれをやるということに重きを置いているところに惹かれました。小学校に行ったら様々なことを押しつけられるように学んでいかなければならないので、幼稚園では思いっきりさや自由にのびのびとやりたいことを自ら選んで創り上げていく力を養いたかったのです。様々な角度から見て子供目線、子供が主役というところにも、いかに子供を大切に想っているかが伝わりました。そこもこの幼稚園を選んだ決めてです。