しつけ偏重の日本型教育の伝統的な幼稚園：東京都市大学二子幼稚園（東京都世田谷区）の口コミ

保護者 / 2023年入学

しつけ偏重の日本型教育の伝統的な幼稚園

2023年08月投稿

• 
• 2.0

[方針・理念 4｜ 先生 1｜ 保育・教育内容 2｜ 施設・セキュリティ 4｜ アクセス・立地 3]

• 総合評価
  いわゆる挨拶、身支度、整理整頓、集団生活の基軸となる教育はしっかりしている園ですが、確固たる園の方針が根底にあるので、クラス運営も全員が同じ目的を統一した果たすことがゴール設定されています。子供の個体差、一人一人の個性を伸ばすという指導方針ではないので、のびのび成長させたい家庭には不向きです。
• 方針・理念
  歴史があり教育理念がしっかりしています。一方で教育方針は社会の変化をふまえ子供たちの自己肯定感や主体性育む方針となっており、保護者としてとても共感できます。
• 先生
  若い先生・ベテランの先生様々ですが、当たりはずれがかなりあります。若手教員は指導経験が浅いので、個体差・年次を問わず子供の指導が厳しい注意一辺倒という先生もいます。園の方針は素晴らしいのですが、教員にそこまで浸透していないのと、教員の情報連携・成長支援（研修制度）の仕組みが乏しいので、実態は掲げた教育方針とかなりギャップがあります。園の方針にとても共感しましたが毎日の子供たちとの関わり合い・接点は現場の先生なのでそこの研修体制や指導スキル向上施策にはかなり残念な点が多々ありました。子供・園・保護者の三位一体で子育てするというよりは、大前提が園に従ってくださいというスタンス。そのため教員にあたりはずれがあるという構造が残念なポイント。
• 保育・教育内容
  各年次で活動指針・1年間の目標は明確にたてられていますが特筆した特徴は特にないです。
• 施設・セキュリティ
  園庭は広く、古い校舎ですが清潔です。登園・降園時の教員配置など、エントランス・校門などセキュリティ面は安心できます。
• アクセス・立地
  二子玉川駅に近いので電車・バス利用しやすいです。園バスがないので残念ですが、自転車の駐輪場があるため自転車での送迎をされる保護者が多いです。

幼稚園について

• 父母会の内容
  係になるとかなり平日も時間を割かれるので働くママにはかなり厳しいと思います。
• イベント
  親子遠足、保育参観、夏祭りど、一般的なイベントはあります。
• 保育時間
  預かり保育がありますが、年少組は9月スタート。園で生活に慣れた子供が前提で担任の判断がいるため、すべての子供が対象でないので要注意！

入園に関して

• 幼稚園を選んだ理由
  働く母なので幼稚園に通わせること自体チャレンジでしたが、教育方針がしっかりしていることが決め手で入園しました。園の方針・設備は素晴らしかったのですがその分運営方針に柔軟性はないため、入園してからは厳しい指導に馴染まぬ子どもと園のルールに追われる日々でした。入園前に判断するのも難しいと思いますが悔やまれます。