1人1人に注視したアットホームな幼稚園：精華幼稚園（埼玉県越谷市）の口コミ

保護者 / 2018年入学

1人1人に注視したアットホームな幼稚園

2018年08月投稿

• 
• 5.0

[方針・理念 5｜ 先生 5｜ 保育・教育内容 5｜ 施設・セキュリティ -｜ アクセス・立地 -]

• 総合評価
  園の帰り際に、先生と話すタイミングがあります。その日の子供の様子、良かったところ、悪かったところ、叱った内容、褒めた内容などを教えてくれます。良いところは伸ばし、悪いところはしっかりと教える、そういう教育がきちんとされているように見えます。 また、日常保育やイベントに対して、カメラマンが撮った写真を販売してくれています。頻度が高く、教育に恥ずべき点がない事の自信だと感じられています。 もちろん子供が楽しく感じるイベントや優しい先生が沢山います。夏休み明けで、幼稚園に行くのを嫌がっていた子供が登園後に「やっぱり幼稚園は楽しいとこだったよ！」と言うくらいアットホームなところです。
• 方針・理念
  教育方針は「良い子を演じさせないこと」です。それには、子供が悪いことをした時にただ叱るのではなく、何が悪かったのか理解させる事が重要です。 以前、子供が室内遊びの時間中に上履きで外に遊びに行ってしまいました。先生は今が室内遊びの時間である事、上履きで外に出てはいけない事を説明しました。ですが子供はそれで納得出来なかったのでしょう。外遊びを止めませんでした。それを受けて先生は子供の上履きを没収したそうです。着目すべきはここからで、子供が泣きながら友達と慰め合っていた事、相談して謝ろうと考えていたこと、そして謝りに来た事を先生は細かく伝えてくれました。 この事から、上履きの没収が体罰ではなく、子供の思考の自立を促している事、またそれを見守ってくれている事が分かります。もし子供達が「とりあえず謝っておこう」とその場しのぎの選択をしていたら、先生は諭しに向かっていたのでしょう。何が悪かったのか考える事は、理解するにあたって大事な事です。私はその教育方針を支持したいと思いました。
• 先生
  少ない人数の少数精鋭な幼稚園です。 1クラスは20人ほど。担任は1人、副担任は多分掛け持ちだと思います。 幼稚園の説明会で、本来はもっと園児を受け入れられるけれど、1人1人の園児を責任持って観ていきたいと考えているので、観れる範囲でしか採らないことを説明されました。 その言葉通り、園長先生や理事長先生、他のクラスの担任の先生まで、ウチの子や他の子がどういう子なのか理解されていました。1人1人に対して指導が行き届いているのだと思います。
• 保育・教育内容
  歌を良く歌っています。園歌から遊び歌まで、色々な歌を覚えて来ました。好きになったのか、家でも夏休み中もとても楽しそうに歌っています。見学に行った時も、クラスのみんなが楽しそうに歌っていました。また、当番もあるみたいです。みんなの手本となって歌ったり、インタビューに答えたり様々です。そして、帰りに歌う歌の中に「当番さんありがとう」と入っています。歌も当番も、クラスにいる発達障害の子にも分け隔てなくやってもらっています。平等とさりげない感謝の教育が散りばめられていて、とてもいいと思います。

幼稚園について

• 父母会の内容
  懇親会や、行事に関係する役割決めです。他園であるような堅苦しいものではなく、カジュアルスーツですら浮くような普段着を着て、アットホームに進めています。
• イベント
  1学期はみんなで七夕の願い事を書いて笹に吊るしたり、子供祭をしたりしました。 子供祭では、浴衣や甚平を着て、輪投げや出店で商品を取ったり、踊ったりしたようです。中でも特別な祭仕様のちらし寿司弁当は感動的だったらしく、二ヵ月経った今でも不動の楽しい思い出になっています。

入園に関して

• 幼稚園を選んだ理由
  家から1番近く、教育方針の「良い子を演じさせない」に惹かれ、見学の際にアットホームなのが伝わってきたからです
• 試験内容
  面接のみです。それも、名前が言えるか、おもちゃで遊べるかといったクラス分けのみに注視したものです。入園許可は、住所が園に近い人から分け隔てなく与えられました。
• 試験対策
  塾には入りませんでしたが、名前を言う特訓はしました。