教育自体は普通の公立中と同じ：横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学（神奈川県横浜市鶴見区）の口コミ

在校生 / 2021年入学

教育自体は普通の公立中と同じ

2024年01月投稿

• 
• 2.0

[学習環境 1｜ 進学実績/学力レベル 2｜ 先生 -｜ 施設 4｜ 治安/アクセス 2｜ 部活 3｜ いじめの少なさ 3｜ 校則 3｜ 制服 3｜ 学費 -]

• 総合評価
  生徒のレベルは普通以上だと思いますが、学校がそのポテンシャルを引き出せていません。タイトルに書いた通り、教育自体はごくごく普通の公立校です。授業の進度に普通の中学との違いを感じません。一貫校の利点である先取り学習が実施されていない点はかなり不満です。附属1期生の進学実績も想定を下回っていたので、このままで難関大学に入学できるのかという危機感を持っています。
• 校則
  普通だと思います。厳しさを感じたことはありません。部活の活動日数制限だけは、少し不満です。
• いじめの少なさ
  いじめは聞きませんが人数が少ないぶん村社会的な性質はあります。誰と誰が付き合った別れたとか、小学校時代の広めて欲しくない情報などもどこからか漏れて広まります。
• 学習環境
  ここが一番失望した所なんですが、高校の先取りは全然してくれません。数学理科重視を謳っているのにこれはどうかと思いますし、裏切られた気分です(詳しく調べなかった自分が悪いですが…)。今中学3年で、数学は授業が多い割に進度は遅く、最終的に少しだけ高1範囲に触れるかな？という程度です。
  他校の友達に聞いたら、普通の私立校では中2で中3数学を終え、中3で高1範囲を終わらせるそうです。また、進学校の中学生が集まる塾では中3で高3数学まで終わらせているそうです。
  せっかくの中高一貫教育なんだから、1年先取りくらいはして欲しかったです。その負荷に耐えられる生徒を選抜したんじゃないの？と思います。仕方がないので、独学で高校範囲の勉強を進めています。
• 部活
  理数系に興味がある人が集まっているだけあって、文化部は強豪が多いです。私も文化部で楽しく活動できています。
  ただ文化部がメインなので、「活気」という言葉で想像されるような雰囲気はないです。漫画で描かれているような、ザ・青春な感じの中学生活をこの学校に求めてはいけません(笑)
• 進学実績/学力レベル
  直近の東大合格者数は4名と、残念な結果でした。先取り学習を導入していればもっと増えたのでは、と思うので残念です。
  ちなみにうちと同じ公立一貫だと、南は12名、相模原は3名、平塚は1名、川崎は1名ということで、神奈川公立一貫校の東大合格者数では2位の結果になりました。
  今後増えるよう、私達も頑張りたいです。
• 施設
  理科室の設備は充実しています。それ以外は他校とそこまで変わらないと思います。施設に不満はありません。
• 治安/アクセス
  アクセスは良いです。ただし駅も電車も小さいので通学時間は混みます。
  統計上の治安が県内ワースト3に入る川崎区に隣接しているため、治安は良くないです。特に一人で電車に乗る時はドアに背をつけて立ち、犯罪被害にあわないよう注意しています。
• 制服
  グレーの普通の制服です。かわいいかっこいいというような服ではないです。でも特に不満はありません。

入試に関する情報

• 志望動機
  元々は私立校を目指していました。しかし感染症の影響で家計が厳しくなり、私立中は行かせられないと言われたので、学費の安さで選びました。