古都鎌倉が誇る伝統の女子校：鎌倉女学院中学（神奈川県鎌倉市）の口コミ

保護者 / 2013年入学

古都鎌倉が誇る伝統の女子校

2020年12月投稿

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• 4.0

[学習環境 4｜ 進学実績/学力レベル 4｜ 先生 -｜ 施設 3｜ 治安/アクセス 5｜ 部活 4｜ いじめの少なさ 5｜ 校則 4｜ 制服 5｜ 学費 -]

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• 総合評価
  おおむね満足。先生も生徒もよくも悪くもまじめで実直な人が多く、安心して娘を預けることができた。宗教教育がないのも、善し悪しだが、我が家には良かった。しいて不満を言えば、学校運営が非常に保守的なところ。100年以上前からある伝統校で仕方ない部分もあるが、世間体、地元住民、OG等の視線を気にしすぎ、イメージの維持を優先しすぎな保守的な校風。もう少し伸び伸びとさせてあげたかった気も。
• 校則
  公立校に比べれば随分と厳しい校則だが、女子校として妥当な内容。ただし、先生方が厳しく指導している印象はない。やや形骸化しているともいえるが、現代の実勢には合っているので仕方がないかも。
• いじめの少なさ
  皆無ということはないだろうが、娘の在学中深刻な事態はなかったように思う。クラス替え時に生徒どおしの相性などいろいろ配慮がなされている雰囲気もある。
• 学習環境
  テストで基準に達しないと補習があり、そこそこ面倒見は良いので基礎的学力は学校の勉強だけで十分。ただ、うちの娘は国立理系志望だったので、受験勉強は塾に頼った。私立文系なら学校のサポートだけでも十分かもしれない。
• 部活
  女子校だし校庭も狭いので、運動系は特筆すべきものなし。運動系とも言い難いが、バトン部はそれなりのレベル。文化系はそれなりだが、県レベル、ましてや全国レベルのものはなし。まあ、そもそも部活を第一目的に入ってくる子はいない。高2の後半からみんな引退しはじめ、受験体制に入るし、学校生活の充実を目的に楽しみながら部活をやるにはちょうど良いと思う。
• 進学実績/学力レベル
  見方にもよるが、入学時の偏差値を考えると進学実績は決して悪くはないと思う。四年制以上の大学進学率はほぼ100％。難関大学にこぞって進学するようなトップ校ではないが、都心から離れた女子校にしてはかなりの水準。私立文系のイメージがあるが、年々理系が増え、今や進学先は多種多様で、周りに流されずに一人一人がよく考えて進路を決めている様子がうかがえる。女子校らしく芸術系、福祉系、看護等に進む生徒も多く、そういった特殊な受験でもそれぞれに合った進路指導をしてもらえるよう。
• 施設
  敷地が狭いので、各施設全て手狭。特に体育館と校庭は狭い。運動系女子には不向きかもしれない。ただ、私立一貫校として必要最低限のものはそろっているし、とてもきれいに維持はされている。
• 治安/アクセス
  一言で言えば最高。若宮大路に面し、隣は鎌倉警察署、守衛が常駐して敷地をのぞき込む人がいないかまで見張っている。鎌倉駅から平坦な若宮大路を通って徒歩10分足らず。立地を生かして鎌倉学なる講座があるのも良い。
• 制服
  伝統のセーラー服は生徒からも鎌倉市民からも人気。

学校に関する情報

• 生徒はどのような人が多いか
  横浜在住の大企業サラリーマン家庭の娘というのが典型。金持ちの娘というよりは、中流から少し上のクラスの家庭の子がほとんどという印象。まじめな普通の子がほとんどかな。少数の（各学年7－8名？）帰国生がいるが、外国籍生徒はすごく少ないはず。あと、ここが第一志望だった子は比較的少なく、横浜御三家あたりの残念組が多い印象。

入試に関する情報

• 志望動機
  学校見学で親子共に好印象を持った。校舎等もそうだが、特に生徒が元気で生き生きしていたこと。あとは進学実績でしょうか。

進路に関する情報

• 進学先
  国公立の総合大学に進学し在学中。理系。
• 進学先を選んだ理由
  本人が最初から理系志望でその中でも興味のある分野が比較的固まっていて、先生といろいろ相談して進路を決めた模様。