ひとりひとりが活き活きと過ごせる学校：日本女子大学附属中学（神奈川県川崎市多摩区）の口コミ

保護者 / 2017年入学

ひとりひとりが活き活きと過ごせる学校

2018年06月投稿

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• 5.0

[学習環境 5｜ 進学実績/学力レベル 4｜ 先生 5｜ 施設 5｜ 治安/アクセス 4｜ 部活 4｜ いじめの少なさ 4｜ 校則 -｜ 制服 5｜ 学費 -]

• 総合評価
  自主性を重んじる学校ですが、中学のうちはある程度は先生の管理内での自治を任されます。高校になると、その管理の幅を広げて、自分たちだけでできる範囲が増えるように思います。
  活発で気の強い子が多い印象を持たれがちですが、必ずしもそういうわけではありません。いろいろなタイプの子に、それぞれ居場所がある学校だと思います。大人しい子も、他人に振り回されない芯のしっかりした女性に育ちます。
• いじめの少なさ
  陰湿ないじめはない、と断言できます。
  附属小学校からの子達は入学初日こそ固まっていますが、中1の初めの1･2週間は、先生が決めたランダムな日替わり班でお弁当を食べる等で全員と話す機会がありますので、その中で次第に仲良くなっていきます。附属からの子と仲良くなると、他クラスの子とも交友関係がどんどん広がっていきます。
  中学１年生のうちはまだ幼い子もおり、一部で多少のいざこざは少しはあるようです。しかし、学年が上がるごとにトラブルは少なくなって、たとえ合わないタイプの子とも上手に付き合えるようになってきます。
  娘が見る限り、一人ぼっちで行動しているような子はいないそうです。
• 学習環境
  とにかく国語の授業が特殊で、文庫本1冊丸ごと授業で取り扱い、深く読み込んでいきます。自分の意見を現わす機会が非常に多く、作者調べ等にも必ず自分の言葉で考察をつけます。また、授業の初めには順番でスピーチを行います。　国語以外でも、行事の度に感想や考察をノートに書いて提出する等、とにかく考える力・自分の思いを表現する力を養えます。
  また、理科（生物分野）は敷地内に実際のサンプルがたくさんありますので、机上だけではない授業が受けられます。
  宿題は思った以上に多く出されます。問題集を解くような単純な宿題ではないものの比率が大きいので、手を抜こうと思えばできなくもないのでしょうが、そこで頑張っていると確かな力がつきます。
• 部活
  全員が必ずどこかに所属します。帰宅部はありません。
  運動部・文化部とも充実しています。部活動の厳しさは、部によって全く異なります。
• 進学実績/学力レベル
  ほぼ100%が附属高校に進学します。さらに80%は日本女子大学へ進学します。
  他大学に出る人は、目標を持って上位校ややりたいことができる学校に行く人がほとんどで、よほどでない限り成績がイマイチで進学できないことはなさそうです。日本女子大学にない学部（医学部・薬学部・法学部）への受験は、日本女子大学への推薦枠を維持したままでできます。
  ただし、ほとんどの生徒が日本女子大学に進学する環境で、受験用の授業ではありませんので、日本女子大学の進学を全く考えていないご家庭には不向きかもしれません。
• 施設
  緑に囲まれた広い敷地は素晴らしい環境だと思います。
• 治安/アクセス
  小田急線読売ランド前駅より、坂道を徒歩で上ること10分程度でしょうか。門から校舎までも遠いので、足腰が鍛えられます。このアクセスを良いと思うか悪いと思うかは、その人の価値観次第でしょう。
  繁華街ではないですし、校門までの道は歩道ありの車通りの多い道ですので、治安は悪くないと思います。
• 制服
  好みによりますが、セーラー服の中でも品があって可愛いと思います。
  高校になると私服になります。（スカートは紺・黒・グレーのプリーツ入り･･･といった規定はありますが）
• 先生
  女性の先生が多いのですが卒業生ばかりではなく、教員に閉鎖的な空気は全くありません。
  先生と生徒との距離は近いと思います。娘のクラスでは担任の先生になんでも言える雰囲気だそうです。
  

入試に関する情報

• 志望動機
  昔からのしっかりとした教育方針で、安心して娘を預けられると感じたから。
  本人も文化祭や説明会で、環境と生徒の様子に惚れ込んだから。
  

進路に関する情報

• 進学先
  日本女子大学附属高等学校