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- 保護者 / 2021年入学
最先端の学習環境デザインの元での6年間
2022年02月投稿
- 5.0
[学習環境 4| 進学実績/学力レベル 4| 先生 -| 施設 4| 治安/アクセス 5| 部活 3| いじめの少なさ 5| 校則 5| 制服 4| 学費 -]-
総合評価生徒の学校への満足度が高い学校だと思います。学校見学に行った際に、生徒達の表情が非常に明るく快活で良かったのが学校選択の大きな決め手でした。
管理型ではなく、生徒が主体的に物事に取り組める環境は、子供の心を安定させ心の奥から生まれるやりたい気持ちや工夫する力を育んでくれます。子供同士の対話の仕掛けが学内に多く、友達と共に共創協働がベースの6年間の環境です。大学に行っても、そして社会に出てからの生きる力を意識している研究実践の場と感じています。
詰め込み型の日本の既存の教育からの大転換の設計を試みるかのごとく、北欧やオランダの教育に近い環境を日本の文科省のフィールドで実践研究している印象です。ひとの幸福感を長期的な視点で考えていくと東大附属が取り組む学習環境のデザインが理想であると気がつきます。
こちらの本が東大附属についてとても深く描かれています。
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校則近年区立で校則撤廃をした校長の挑戦の話がニュースで関心を持って取り上げられていましたが、東大附属はそのさきがけ的な存在です。誰のための校則なのか本質的な部分を、教員と生徒で考え議論し、必要最低限のコードを決めています。生徒の主体性を育む教育理念なので、生徒達に「自分達で考える力」があり、いわゆる校則がない事で問題が生じるような事はありません。
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いじめの少なさ●日常的に協働学習が多いために、子供同士のコミニケーションが密です。男女間でも共創の場面が多く、他所の学校よりも生徒間で助け合い物事を進めることが授業の端々に埋め込まれているので、お互いの考えを知る機会が頻繁にあるので相手を尊重し、多様な価値観を理解できる空気が東大附属にあり、市民性 シチズンシップ教育を進める事はイジメが生まれないプログラムを研究実践しているのだと気がつきました。相手を理解して自分も理解するという仕掛けが素晴らしい学校です。
●小学校のクラスの上位者が入学してきているので、女子も基本的に真面目な子供が多く、相手の気持ちも尊重できる子供達なので、女子同士も非常に風通しが良くトラブルは無いですね。
●部活の兼部も盛んで、生徒会活動も盛んなので、クラスや同学年の横の繋がりだけでなく、異学年連携の縦の繋がりが太くなる学校です。先輩後輩のコミニケーションも非常に良いです。 -
学習環境●東大附属の先生は大学院の修士卒が多い印象で、専門知識に長けてると感じます。学習サポートは、子供のやりたい気持ちや好奇心を尊重する対応をしているように感じます。「問い」が深いです。
●都内の国立の中学校はどこも同じですが、補習というプログラムはありません。私立の手取り足取り補習があるような環境がスタンダードだと思う保護者には向きません。
●受験対策は、どんな職業につきたいのか自分は何をして生きていきたいのかという自己探求からのスタートです。探求学習と総合学習の成果物が他所の学校よりもネタが豊富なので(卒業研究という制作物が手元に残ります)、AO入試に適したカリキュラムです。その卒業研究を持って東京大学への推薦合格者がコンスタントにここ数年毎年1-2名出せているので、学校側も経験と情報が揃いノウハウができていると思います。どのコースを辿ろうと生徒が主体的に自主的に受験対策をする必要はあります。
●受験対策の一つとして、指定校推薦の枠も多いです。早慶マーチ理科大が毎年張り出されています。ただし、どこの高校もそうですが、指定校推薦は年度単位の契約なので、例年他省の変化はあるのではないでしょう -
部活部活の兼部が盛んです。
運動部は広いグラウンドと体育館で活動できます。 -
進学実績/学力レベル御三家のようにはいきませんが、高校入試偏差値63ぐらい(中学入試の偏差値とは分母が違います)で、1学年120人の小規模としては、国公立と医学部に1/3、早慶マーチ理科大に1/3、その他私立1/3です。帰国子女を積極的に入れるように舵をきれば、海外大学へという進路が実現するのでしょうが。
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施設国立と都立の中では、綺麗な校舎だと思います。来年度から図書室をエントランスホールの向かい側に配置して、学校の中心に探求学習の空間を持ってくるべくリニューアルする計画があるようです。図書室の本の冊数は都内の中高の中ではかなり多いレベルです。東大図書館との連携もしています。
グラウンドは人工芝で新宿副都心方面に広く伸びやかな気色が臨めます。樹木も高木があり落ち着いた学習環境です。 -
治安/アクセス●治安は良い方かと思います。
●アクセスは新宿駅からバス、永福町駅からバス、幡ヶ谷駅から徒歩、大江戸線 西新宿駅から徒歩、中野坂上駅から徒歩と、選択肢が豊富です。
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制服区立や都立と異なり、近年私立や国立の中高でも制服がないところが増えてきていますが、2020年から東大附属も制服は廃止されました。式典時は指定のドレスコードがあり、濃紺ブレザー 指定リボン 白襟シャツは式典時には全員が着用します。
学校に関する情報-
生徒はどのような人が多いか真面目な生徒
自分に自信があって自己肯定感が高く生徒
自己表現が好きな生徒
自分の得意な事をわかっている生徒
普通の公立小学校のクラスから学力が上位7位 以内の子供が揃っているというとイメージしやすいと思います。
1学年に男女で双子が15人前後います。2022年からは入試での双子枠の人数制限は無くなったみたいで、一般入試の90人(男女それぞれ45人定員)に双子が込みの人数バランスです。
入試に関する情報-
志望動機●うちの子供は学校行事の企画と運営が好きなタイプなので、東大附属の行事を子供達が主体的に作っていく取り組みに魅力を感じた。
●一般的な教科の授業が、どれも東大教育学部の教育環境デザインの確たる軸のもとに運営されている点に信頼を感じ、授業風景を見学した際に子供達がどの学年も伸び伸びとイキイキしていたのが良かった。
●クラス内の男女のコミニケーションがうまくいっていて、お互いを信頼している雰囲気が良かった。
●先生が面白いと口々に子供達が言っているのが、良かった。
●東京大学に推薦入学で入学した生徒が学校説明会で好印象だった。コンスタントに東大に推薦で合格しているのも、探求学習の研究のひとつの成果と成功だと感じた。
●樹木が教室からたくさん見えるのが良かった。
投稿者ID:81021316人中15人が「参考になった」といっています
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点数の高い口コミ、低い口コミ
一番点数の高い口コミ
5.0
【総合評価】
東大附属は個性の溢れた先生達生徒がいて僕は面白い学校だと思います。なによりも僕達生徒らでグループになって行う課題や個人での課題が多数あります。文化祭や音楽祭では先生の手をあまり借りずに生徒らで運営を務め生徒らで構成を考えたりします。言ってみればサバイバルでしょうか。自分らで考えたテーマを正面から当た...
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一番点数の低い口コミ
1.0
【総合評価】
学校自体は楽しいと思いますが、勉強、成長期の中学生に対する指導が緩すぎるのため全く勉強しなくなる。 好きなことはできるが、規律や守るべきことの指導がないので非常識な考えの子が多い
【学習環境】
勉強に関して自主的にやらないといけない、と気づく子はやってます。 学校のフォローは全くない。
【進学実...
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