理想の教育を追求する、最高学府の一貫校：東京大学教育学部附属中等教育学校（東京都中野区）の口コミ

保護者 / 2017年入学

理想の教育を追求する、最高学府の一貫校

2020年03月投稿

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• 5.0

[学習環境 5｜ 進学実績/学力レベル 5｜ 先生 -｜ 施設 5｜ 治安/アクセス 5｜ 部活 4｜ いじめの少なさ 5｜ 校則 5｜ 制服 5｜ 学費 -]

• 総合評価
  ６年間、個性的な生徒・先生に囲まれ、制服も無い自由な環境でのびのびと、難関大合格のための勉強を強いられるようなこともなく、学び合いながら育っていく学校です。
  大学受験向けの教育は行いませんが、卒業研究をツールに推薦・ＡＯ入試で進学する生徒が多く、教育研究機関として「卒業後も学び続ける」教育を絶えず追求しています。
  最高学府の附属一貫校として環境面が大変充実している一方、学費は公立中高並みに安く、大変満足度の高い学校生活を送っています。
  入試の倍率はとても高いですが、入試は２回あります。ぜひ、学校を見に行ってみてください。
• 校則
  携帯・スマホはきつめですが、それ以外はかなり自由です。「前期(中学)生の制服廃止」がそれを物語っています。自由だからといって、校則に違反する生徒は聞きません。
• いじめの少なさ
  入学当初はちょっとした仲違いを聞いたことありますが、いじめは聞いたことありません。
• 学習環境
  机をコの字型に並べて先生の話を聞き、班で話すときは即座に向い合う「学びの共同体」が定着しています。
  大学受験向けの教育は行いませんが、知識を深掘りさせたり、考えさせたり、実験や校外実習を行ったり、最先端のＩＴ技術を活用するなど「生徒の探求心・主体性・表現力を高める」教育を行っています。
  教え方が上手い先生が多く、教科書や参考書を執筆している先生もいます。
• 部活
  生徒数の割にクラブ数は多く、水泳部ほか全国大会レベルの実績を挙げている部もあります。
  文化系のコンクールに入賞したり日本代表に選ばれる生徒もいます。
  クラブの上下関係はゆるいですが、先輩の面倒見はいいです。
• 進学実績/学力レベル
  各人が自己実現に向けて最良な進路を模索し、目指しています。
  先生方も、生徒の夢の実現に向け、長い面接時間を掛けて熱心に考えてくれています。
  学校として一流大合格を目指すことはしませんが「東京一工」や医学部にも毎年数人進んでいます。
• 施設
  東大のキャンパスの一部として、校舎は緑多く広い敷地にゆったり建っています。
  本校舎は古めですが、玄関等の改築も行っています。総合教育棟・体育館・グラウンドは新しく、中でもグラウンドは都心とは思えないほど広く、人工芝なので雨が止めば使えますし、服も汚れません。体育祭も自校でゆったりと実施できます。
  「東大関係者」として東大の施設も活用します。総合学習で本郷や農場、卒業研究で大学図書館、部活の合宿で大学のグラウンドや演習林を使います。音楽祭はあの講堂で行いました。
• 治安/アクセス
  最寄りの中野新橋駅からは徒歩10分ですが、都営大江戸線・西新宿五丁目駅や京王新線・幡ヶ谷駅からも徒歩で通えますし、新宿駅から正門前を通るバスが頻繁に出ています。
  周囲は住宅街で落ち着いています。
• 制服
  後期生は以前より私服でしたが、前期生の制服も2020年度より廃止されました。制服代が掛かりません。

学校に関する情報

• 生徒はどのような人が多いか
  高い競争率を勝ち抜いてきているだけあってか、個性的で優秀、まじめな子が多いです。
  「双子の学校」として知られていますが、双子の生徒は全体の２割弱です。
  通学は、東京23区をはじめ都下、神奈川、千葉、埼玉から通ってきています。
  教育目標や入試が独特なためか、第１志望で熱望してくる生徒が多いようです。

入試に関する情報

• 志望動機
  ・教育目標が大学入試改革の方向性（思考力や表現力、主体性の重視）に合っていると思ったから
  ・国立で共学の一貫校だから
  ・グラウンドや体育館が広く新しく、施設が立派だったから
  ・東大との連携に惹かれたから
  ・附属小学校が無く、中学から入った生徒で６年間を過ごすから

進路に関する情報

• 進学先
  後期課程に進学
• 進学先を選んだ理由
  ６年制の中等教育学校だから